3月うさぎ

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Hotel de la Cathedrale<ノルマンディ・レポート1>
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ついに、本日の最後の訪問地(&宿泊地)ルーアン/Rouenに到着。
いつのまにかピカルディ地方からノルマンディ地方に入っています。

ルーアンは、セーヌ川の河川港としてローマ時代からの歴史を持ち、ノルマンディ公国の時代はここが首府だったとか。

一泊する宿は、大聖堂と聖マクルー教会をつなぐ細い小路にある小さな古いホテル。
大聖堂はもう目の前ということで、
その名もオテル・ドゥ・ラ・カテドラル/Hotel de la Cathedrale
17世紀の建物なのだそう。

部分的には改装もされているようだけど、骨格は古いままで、
床も壁もなんか水平が保ててないような、、、
それでも、パティオもあるし、何より素朴で昔の暮らしぶりが感じられて、
ここにしてよかった・・と思えました。
(そういうことを楽しめない人には不向きかもしれないけれど、、)


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客室@Hotel de la Cathedrale<ノルマンディ・レポート2>
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ルーアンのHotel de la Cathedraleの客室は、想像よりもエレガントな雰囲気でした。
ちょっと乙女チックな壁紙の模様もここでなら許せる感じ。
木組みの構造が隠さず見えているところが面白い。

しかし、日が沈むと、予想外の展開、、
この渋いロケーションなのに、外ではあちこちでストリートライブみたいなのをしていて、
音楽のヴォリュームと歓声でウソ〜☆と言いたい位のサタデーナイトフィーバー(←古っ)。
ヒエエエ〜〜これで眠れるかしら?と音に若干敏感な私は不安になったりもしたのですが、
疲れていたおかげでまったく問題なく眠れてしまいました。。

一体、何時頃まで騒いでいたのでしょう??


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夜の散歩1@ルーアン<ノルマンディ・レポート3>
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ホテルに荷物を置いてから、少し町を歩いてみました。
もう夜なんですが、この写真を見ている限りはそんな感じがしないですよね〜
この時期のヨーロッパは長い夕方が続く感じ。。



「町そのものが美術館」とも称される木組みの家が並ぶ旧市街。
フランスで最も木造住宅が保存されている町として有名なのだそうです。

確かに、フランスというと石造りのイメージが強いので、ここまで群になった町並みが見られるとは。。
木組みを埋める白壁は漆喰。

街路に張り出した大時計はルーアンのシンボル(針が一本!)になっていて、
内部は、「時」の博物館で、14世紀の時計のメカニズムなども紹介しています。





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献花<ノルマンディ・レポート4>
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大聖堂や教会の多い信心深いルーアン。
献花も良く売れるのか店じまい前ともなるとほとんど売りつくされた様子。
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夜の散歩2<ノルマンディ・レポート5>
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大聖堂に入れる時間はとうに過ぎているが、
一目見ておきたくて、サイドのサン・ロマン通り/rue St-Romain(泊まっているホテルがある通り)から外観を観てみる。

おぉぉ〜なんと壮麗な。。

創建は、1063年だとか。
それから何世紀にも渡って改修を繰り返しているので、複雑の極みになっている。

152mの尖塔(たぶん一番黒っぽいヤツ)が完成したのは、19世紀。


内に入るのが楽しみ!

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ジャンヌ・ダルク教会<ノルマンディ・レポート6>
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15世紀、英仏の百年戦争の最中突如聖ミカエルの啓示を受けたとして登場した救国の少女ジャンヌ・ダルク。
敗色濃かったフランスを奇跡的な勝利に導いたオルレアンの乙女は一時は女神のように崇めれられたにもかかわらず、様々な思惑に巻き込まれ最後は魔女として断罪され、1431年5月30日19才でここルーアンで火あぶりの刑に遭っている。

処刑場となった旧市場広場/Place du Vieux-Marcheには、現在ジェンヌ・ダルク教会/Eglise Ste-Jeanne d'Arcが建ち、今だにここ終焉の地を訪れジャンヌを偲ぶ参詣が絶えないという。

この日(6月2日)も生花が多かったのは、記念日の5月30日に近かったから記念祭のお花がまだキレイに残っていたのかもしれない。
女性の来訪者が多いように感じたのは気のせいか。。


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Bento<ノルマンディ・レポート7>
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ジェンヌ・ダルク教会の近くでブラッスリー(食べて飲めるお店)で夕食をとりました。
景色を見ていたいので、あくまでもテラス席に拘ります。

例によって重たい夕食は無理そうだったので、サラダと、定食風のモノを頼んでみました。
このBentoが日本でいう弁当だと注文の時には気がついていなかったのですが、
持って来てくれた店員さんが私たちのおお〜☆という反応に(トレーにココット=小鍋が並んで意外な展開だったので)、「これ、日本の弁当って意味よ!わかる?」と教えてくれた。
よく見ると、たしかに「Bento du jar 18EUR」( jarは保温ジャーの意味かなぁ?)と書かれている!
まさか、ノルマンディの地で日本語に遭えるとは・・

なるほど!
一つのトレーの上にいろいろな品が乗っている・・・という解釈がフランス風Bento=弁当
だったわけですね!
しかも、鉄鍋の中には暖かいお料理が。。

夫は、もしかしたら、フランスに来てこれが一番美味しいと思った食事かも・・・
なぁんて言っている。

ハハハ、それはよかった☆



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朝食@Hotel de la Cathedrale<ノルマンディ・レポート8>
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翌日の朝食は、ノルマンディ様式のダイニングルームにて。。

暖炉があって、中庭も見えて・・・おうち風で温かなムード。
その上、アンティークっぽいカフェ・オ・レ・カップは、テーブルごとに違っていて、
それが更にアットホーム感増す効果になっている感じがする。

そして、パンもおかずも手作り感があってどれも美味しい♡

窓のタッセル(ふさ)付き日よけには、HCのマーク。
なるほど。Hotel de la Cathedrale・・・オリジナルってわけですね〜

明け方降っていた雨も、そろそろ止んできたみたい・・・

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猫の朝ごはん<ノルマンディ・レポート9>
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人間の次は猫のご飯。。

朝食のダイニングルームでは英語を話す可愛い男の子が
まだ子猫っぽい三毛猫ちゃんにミルクをあげていました。
(関係ないけど、三毛猫って100%メスなんですってね。逆に言うと、染色体の成せる技なのでメスでしか毛の色3色にはならないんだって。知ってました?)
男の子の帽子もなんだかキュートですよね。

家に残して来たkiki(猫)と娘が小さかった頃を思い出してしまいました。。

このダイニングの中では、フランス語よりもむしろ英語ネーティブの人たちが多いように感じました。
さすがに、このあたりは地理的にも英国からちょこっと週末遊びに来易い位置だもんね。

ジェンヌ・ダルクの時代には、戦争していた国同士なのだけどね〜





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屋上からの眺め@Hotel de la Cathedrale<ノルマンディ・レポート10>
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夫は、自分が宿泊するホテルではたいてい屋上に出ようとします。
可能、不可能は別にして。

建築家というものはとにかく町を俯瞰で見るのが大好きな生き物。

積極的に見てもらってもいいよ〜(モロッコみたいに)ってところ以外は、
ほとんど屋上に出る階段は(誰かに見られるとは微塵も思っていない感じの)プライベートっぽくなっているものなんですが、
彼はそういうことにはまったく怯まない。
ほとんど怪しい人のように、屋上に出られるかどうか確認しようとする。
しかも一人で行けばいいのに、出られそうだとなぜかわざわざ呼びにもどって来てくれる。当然仲間だと思われているらしい。(笑)
あと、一人だと怪しまれるけど、二人なら緩和されるかも・・・っていう意図もあるのか。。

私はいいのぉ?こんなところ入っちゃって・・とついドキドキしてしまうのですが、確かに外に出てしまうとこれがなかなか楽しいんだよね。
屋上からの眺めってものすごく地域性があってロケーションが良く判ってなかなか面白いものなのです。
純粋に高いから気持ちがいいってこともあるしね。
(・・・で、結局いつもミイラ取りがミイラになってしまうというわけ)

まあ、そんなわけで、
これがそのドキドキを代償にめでたくgetした
Hotel de la Cathedraleの屋上からの眺め・・・。




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朝の散歩@ルーアン<ノルマンディ・レポート11>
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ホテルの部屋をチェックアウトする前に、ホテルの近くをもう一度歩き納め。。
大聖堂近辺は、木組みの家もさらに趣きがあります。

ルーアンの木造の建物は、時々日本の建物を思い出させるモノもあります。
ここはギャラリースペースになっていました。
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ノートルダム大聖堂@ルーアン<ノルマンディ・レポート12>
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そして、いよいよルーアンのノートルダム大聖堂/Cathedrale Notre-Dameに入ります。

もう、このblogを見ているだけでも、ノートルダム大聖堂ってどんだけあんねん、、
っていうくらい何度も出て来ますよね。
しかも、それがすべてこの巨大なサイズなのだから、この頃のカトリック教会の勢力がいかに絶大であったか・・再確認させられる思いになりますよね。
本当にスゴイことです。


「厚い壁などの特徴を持つ優れたロマネスク様式を早くに達成していたノルマンディ地方は、
1200年以降、この建築によりゴシックの刻印を押された。
建築家アンディーの他の大教会堂に展開し、一つの流派を作る。
工事は、12世紀から16世紀まで継続したので、ゴシックの様々な段階を見ることができる。」
ーー建築ガイドブックより

そういえば、この教会はモネの連作のモデルにもなっています。
(今回、パリのオルセー美術館でも見ました。)




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聖マクルー教会<ノルマンディ・レポート13>
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サン・マクルー教会/Eglise St-Maclou

サン・マ
ゴシック後期、15世紀のフランポワイヤン様式の傑作。

・・・ですが、只今大々的に補修中。
外観は白いシートに包まれていて、非常に残念、、

2種類の高さの椅子は、座る椅子とひざまずいて祈る椅子。

一番下の窓は、ステンドグラスが施される前の窓のテンプレート。
ロウソクが並んでいるようで・・・これはこれでなんだか可愛かった。
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サン・マクルー中庭<ノルマンディ・レポート14>
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サン・マクルー中庭/Aitre St-Maclou

14世紀、ルーアンを伝染病ペストが襲った。
その時、この界隈のなんと3/4に及ぶ市民が命を落としている。
大量の遺骨を収容されるためにこの建物が建てられたらしい。
柱には直接的に「死」を象徴する骸骨や墓を彫る道具などが彫刻され不気味な雰囲気。
(今思い出しても少しゾゾゾ、、とする。)
しかも、驚くことにここは美術学校として現在も使用されているとのこと。

中世の大墓地をそのままの建物で学校として利用するという発想に衝撃を受ける。
負の歴史をも真っ向から受け継ぐ・・・それがヨーロッパの精神なのだ、と言わんばかりに。

この学校に通う画学生さん、夜一人で居残りなんて日は怖くないのだろうか,,,
と、余計な心配をしてしまう。
いやいや、むしろ墓守の気分なのかもしれない。
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ル・セック・デ・トゥルネル鉄工芸美術館<ノルマンディ・レポート15>
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ルーアンの市庁舎の近くにある
ル・セック・デ・トゥルネル鉄工芸美術館/Musee le Secq des Tournelles

ローマ時代から20世紀のモノまで、ヨーロッパ中の鉄工芸品を紹介している珍しい美術館。
ゴシック教会を美術館として上手に利用している。
看板、門扉、階段の手摺など大きなモノから、
錠前、台所用品、裁縫用具まで幅広い鉄製品が展示されている。

実際、この美術館を見てからは、鉄の手工芸品が町を歩きながらも気になるようになった。



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パーキング入口<ノルマンディ・レポート16>
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さて、いよいよ車を引き上げて、ルーアンを後にする。

広場の像は、ナポレオン。

駐車場の入口はこのとおり、豊かな緑に覆われている。

日本人がヨーロッパの風景を美しいと憧れているのであれば、表層のデザインだけでなく、安易に醜い看板やサインで町を覆い尽くさない・・・というところまできちんと学んでほしいとつくづく思う。
(積極的に)美しい部分だけでなく、醜くはしたくないという徹底的な配慮も加算してキープされている風景なのだと、今回の旅行であらためて感じた。

この姿勢は、どんな田舎町でもしっかり守られている。
それをチェックする機構が特別設けられているのだろうか・・
個人の家の前ですら、自分ちの前ですから自由でしょ!って感じではない。
しっかりと個々が町の風景の一つという認識を背負って、いたずらに秩序を乱さない。
そうした感覚が長い歴史の中で国民一人一人に根ざしているのだろうか。

フランスにゴミ屋敷なんかあるのかな?
たぶん、ないんだろうな。。

日本の小学校の美術の時間には、「美意識」そのものを育てる授業、もう少し心がけた方がいいのかも。


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セーヌ川流域<ノルマンディ・レポート17>
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セーヌ川は、何もパリだけを流れているわけではない。

ルーアンを過ぎても、セーヌ川は大きく蛇行しながらノルマンディの地に横たわりイギリス海峡に流れ着く。

可憐な野草が咲き乱れるおだやかな風景。。
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オペル<ノルマンディ・レポート18>
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今回、フランスでお世話になったのはこの車。
オペル/OPELです。(車種は忘れた、、)
ドイツ車。(でも今は、米国GMの子会社になっているんですね)

フランスのガソリンスタンドのガソリン給油はセルフが当たり前。
もちろん、窓なんて拭いてくれましぇん。

これだけ様々な国でレンタカーを借りている私たちですが、
今のところ一度もトラブルに見舞われたことはありません。
海外でレンタカーって抵抗がある方も少なくないかもしれませんが、
旅のルートはぐっと豊かになりますよ。
ヨーロッパの道はどこもキレイだし。
荷物や天候に左右されることも少なくなりますし・・・
街中以外はオススメデス!

このオペル君も地味なデザインで駐車場に置くとすぐどれか判らなくなっちゃうものの
(←これは私だけか、、)走りはなかなか堅実、頼れる奴でした。

レンタカー会社は、EUROPCAR
ヨーロッパではたいていここで借ります。
大手よりはだいぶ安いし、そこそこニーズには応えてもらえるので。
(フランスは物価そのものは、衣食住に関しては日本より若干高めですが、交通費はその逆。レンタカー代金もだいぶ安いです。)

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牛<ノルマンディ・レポート19>
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カメラ目線を外さない牛さん。

なんとなくフランス顔してるような気も・・
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ジュミエージュ修道院<ノルマンディ・レポート20>
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ルーアンから北西のル・アーブルに向かっている途中で、
ガイドブックのトピックス欄に「壮大な廃墟、ジュミアージュ修道院」という記述を見つける。
しかも、
「廃墟に心打たれるのは、失われた部分に対するイマジネーションを刺激されるからだろうか。」
などと書かれていると、つい気になってしまうのが私たち。

当然車なんだし寄ってみようか・・という話しになる。

しかし、ガイドブックには、ルーアンからヴェルキエに向かう道筋に残る」「D982の道筋にある」という文章のみで、壮大と言いつつ、どうしても地図では見つからない。
そして、実際にその道を通ってみても、見つからない。
見落としたかと思ってもう一度戻って同じ道を通ってみるが見つからない。
もちろん、ちょっと聞いてみる・・というお店も人も見当たらない、、、

けれども、なかなか諦められず、ようやく農作業していた親子に声をかけると、嬉しいことに写真を見せると知ってる!知ってる!と言ってくれる。しかも、地図にマーキングまでしてくれる。(←意外と海外は地図を読めない人が多いので、これができる人にこんな田舎で出逢えるのは相当ラッキー♪)
教えてくれた場所、フランスの地図にはたしかにジュミアージュ修道院と書かれている。
(つまり、日本のガイドブックが間違っているではないか!!!怒!)

・・・まあ、そんな風に苦労しながらようやくたどり着いたのがここ。(おじさん、ありがとね!!)

ジュミアージュ修道院/Abbaye de Jumieges

創建はなんと7世紀まで遡る。
次第に規模を拡大するが、9世紀にはノルマン人の襲撃に遭い廃墟に。
その後再建されたものの、再び宗教戦争などでほぼ壊滅。。
たぶんちゃんと使ってもらった期間はとても短かったのだと想像するが、
それでも、創建からは、14の世紀にまたがりまだ存在し続けているということになる。

日本などアジアの国だと、廃墟になると、黒カビや異臭でオドロオドロした雰囲気になるものだが、ヨーロッパではあくまで爽やか。

草原の草花に囲まれて、時間の縛りから解き放たれたようにすくっと建って実に気持ちがいい。
フランス旅行5
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