3月うさぎ

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ル・アーブル<ノルマンディ・レポート21>
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ル・アーブル/Le Havre

1517年、アルフルールの港の代わりとしてセーヌ川河口に開かれた町。
イギリス等と結ぶ大型フェリーが寄港する海の玄関口でもある。

第2次世界大戦では町並みのほとんどを失ったが、建築家オーギュスト・ペレ(コルビジェの先生。ル・ランシーの教会堂はすでにご紹介しましたよね?)によって、約20年かけて再開発され、その都市計画が認められて今は世界遺産にも登録されています。

でも、正直なところ、私にはこの町の良さがまったく解らなかったなあ、、
なんだかカチカチと出来すぎていて退屈そうに見えた。
つまり、ちっとも散歩したい気が起こらない。
やっぱり、一人の人のアイデアで町一つ作るのはそう簡単なことではない。
たとえ、スケッチでは良く出来ていたとしても、一度に作った町が人間の深くて複雑な感受性に耐えるほどの多様さを備えることは難しいことだからだと思う。

でも、私の評価は低い(←好みじゃないと言う方が正しいか)けれど、たぶん都市計画としては良く出来ているのだと思います。ごめんなさい、ペレ。生意気でした。


写真は、ペレが設計したサン・ジョセフ教会/Eglise St-Joseph
未来世紀・・ってイメージですよね。






フランス旅行6
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ノルマンディ橋<ノルマンディ・レポート22>
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フランス北部、イギリス海峡に面した一体をノルマンディと呼びます。
ここは、9世紀頃、北方から侵攻してこの地に住み着いたノルマン人(ヴァイキング)にちなんだようです。(つまり、もともとのフランス人とは、人種が違うってことになるのかな、、)

これは、ル・アーブル側とオン・フルール側をつないだ壮大なノルマンディ橋/Le Pont de Normandie

しかし、ここで夫が勘違いしていたことが発覚!(彼にしては珍しい。)
今日の目的地モン・サン・ミッシェルまで1時間くらいとなぜか思い込んでしまっていたらしいのだけど、まだ、ここからは3時間くらいかかりそうだと気づく。
でしょ、でしょ、だから私はルーアンから直接モン・サン・ミッシェルのルートを考えていたのに。ついつい夫はペレの都市計画を一目見ておきたくてル・アーブルに寄ってしまったのだ。しかも例の廃墟の修道院にこだわりすぎて、時間を無駄に喰っていた。

急げ〜!!

モン・サン・ミッシェルの夕景を逃すわけにはいかない!!(しかも島に渡る前に車を降りないといけないし、、)

それからは、ハッキリ言って相当スピードオーバーしていたと思います。
これで、ねずみ取りやカメラがあったら一発アウチ☆だっただろうけど、、、
車、ほとんど走ってないしね〜。

ドライブの道としては、ホント気持ちがいい。








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モン・サン・ミッシェル<ノルマンディ・レポート23>
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目的地にたどり着いた時刻は、夜の7時を過ぎていたんじゃないかしら。。

この一見大きな岩のようなグレーの砂地に浮かぶ島が、
モン・サン・ミッシェル/Mont St-Michelです。

感動!!

今年の春から、島まで車で渡れなくなったので、
手前で車を駐車場に入れて、小型バス(シャトル便)に乗り換えて島に向かいます。

この写真はそのシャトル便の中から。

このバス、何時頃まで営業してるんだろう・・・
少なくとも、無事島へ渡れてよかったです。

この姿を初めて見た時、念じれば叶うんだな・・と思いました。
生きているあいだに一度は見たかった風景の一つです。
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島到着<ノルマンディ・レポート24>
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小型バスを降りたら、徒歩で島内のホテルに向かいます。

今日は、この島で一泊です。

中世の頃から、この島は「奇跡の島」として崇められ、巡礼に訪れる人々が絶えなかったと言います。 
けれど、その道は決して安易ではなく、
もともとこの場所は引き潮と満ち潮の落差が大きく、引き潮の時に沖合に引いた潮が猛烈な速度で満ちて来て巡礼の人々を飲み込んでしまうので、この修道院に行くのは死を覚悟して遺書を置いて行くという時代もあったとのこと。

1877年に道が出来、干潟になってからは大きな事故は起きていないが、逆に道で海の流れが遮断されるため砂が溜まるようになってしまったため、自由に循環出来る橋が近々造られる予定。



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島の中腹<ノルマンディ・レポート25>
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ホテルは、島の中腹にあります。

正確に云うと、ホテルのレセプションは島の入口辺りにあるのですが、
とにかく島全体が斜面地なので大きな面積はとれず、ホテルもいくつかの分棟になっているようです。
だから、私たちの部屋は小さな扉が直接細い道に面しているのみ。。
そういうこと含めて島泊の特徴を物語っているような。

こんなに小さな島ですが、世界遺産のランキングでは上位3位までに入ることも多い(日本人のランキングだと1位をとったこともあるとか。フランスの観光地としてもno.1 なのだそうです。)ほどの人気のスポットでもあるので、
お昼は観光客がドドドッと押し寄せる・・のは必至なため、なんとか人があまりいない状態でこの島を見るには、島内に泊まって、夜と早朝に島巡りを済ませてしまうしかないと知り、
島中のホテルの空室を調べ(とにかくけっこう寸前だったのでこれが大変!島内はホテルの数も少ないし、部屋数も少ない、、)やっとのことで、とあるホテルの4人部屋なら1室空きがあることがわかり急いで予約しました。
一時期は一つもなかったから、これはきっとキャンセルが出たんだと思う。
とりあえずラッキー♪

ホテルと言っても、昔ながらの民家の改装なので、部屋にたどり着くまで階段も多く、設備も最低限。
私たちは、パリのアパートにトランクを置いての軽装の小旅行だったので困りませんでしたが、大きなトランクかかえてホテルの部屋にたどり着くのは特に年配の方にはなかなかハードな作業かも。
でもでも、それさえクリアーすれば、あとはモン・サン・ミッシェルの島の中に泊まっている・・という充実感もあるし、景色の良い部屋なら窓から夜の帳を楽しむこともできるからきっと後悔はないはず。。







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修道院への道<ノルマンディ・レポート26>
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例によって、日没は遅いので、日が沈む迄とりあえず島内を歩いてみる。。

家も道も塀もすべて石造り。

しばらく歩くと修道院が見えて来る。
入口を確かめる。
明日は、オープンの時間に合わせてここへ来るつもり。
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カモメの晩ごはん<ノルマンディ・レポート27>
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修道院の入口まで行ってようやく落ち着いたので、
遅ればせの夕食をば。

めずらしくちゃんとしたレストランで食べようと思ったら、
閉店時間の寸前で入れず、
もう少しゆっくり開いてるクレープBarへ。
クレープやさんだけど、甘くないおかずクレープもあるので、
それで間に合わせることにする。
折角モン・サン・ミッシェルの記念すべきディナーなのに・・・
という気持ちもなくはないけど、
まあ、開いてるお店があっただけでも有り難い。

この店は相当賑わっていたにも関わらず、
注文を聞いてくれる店員さんは一人しかいない。
(フランスはたいていそうなんだよね。基本的に人出不足気味。人件費節約のためなのかなぁ?)
でも、明るくてなんとなくひょうきんなウェイターさん。
やる気あるんだかないんだか。。
おまけにお客が少なくなってくると、あ、そうそう・・と大事な用事を思い出したような顔をして、表に出てカモメに一生懸命パンをあげている。
でも、その様子がなかなか楽しげなので、食事をしていた他の家族のおにいちゃんが真似をしてパンをあげることにトライし始めた。
たしかに、なかなか面白そうで、結局夫までカモメのパンやりに挑戦する始末。

そうして、空は少しずつダークな色合いに変わっていくのでした。。





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夜の散歩@モン・サン・ミッシェル<ノルマンディ・レポート28>
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夜のモン・サンミッシェルはこのとおり、
とても静かでロマンチックな雰囲気。

小さな島なので、2時間もあればひととおり歩けちゃいます。

 
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夜のモン・サン・ミッシェル<ノルマンディ・レポート29>
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ひととおり島内を歩いて満足したら、
一度島を出て、先程シャトルバスで来た道をちょっと戻ってみることにする。
夜の島を外から眺めておきたかったので。


もっと大々的に照明を当てる時もあるのでしょうけど、
観光客のピークにはまだもうちょっと時間があるし、
最近の節電ブームにはここも無縁ではいられないのでしょうし、
・・・まあ、理由はともかくモン・サン・ミッシェルの照明はこれくらいでした。

実際の目には、これで十分なのですが、
写真だとちょっと寂しい感じですね。

不思議なシルエットが藍色の空に浮かび上がり、
この奇跡の島を神様ではなく、人間が作り上げたことにあらためて感慨を覚える・・・

人間ってすごいね。


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Hotel Augerge Saint Pierre<ノルマンディ・レポート30>
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2012.6.3(Sun)

私たちが泊まったのは、島内の3☆ホテル、
オテル・オーベルジュ・サン・ピエール/Hotel Augerge Saint Pierre

レストランなんかがある棟とは離れているので、
私たちの部屋だけがポツリと島の中腹で独立している感じで、
あんまりホテルに泊まってる感はなし。
(結局、室内で撮った写真もこの一枚のみ)

まあ、いいのです。
ここでは、この島内に泊まれたことが重要。

前夜は、たった一匹ハエが室内に入っていただけで
安眠を妨害されてしまった、、
でも、起きて退治するには眠さが強くて起き上がれない、、、
朝方近くまでこの葛藤を続けていた気がする。
まったく、、ハエの奴!!

結局、朝ごはんは料金に含まれていないこともあり、
(フランスのほとんどのホテルが、朝食代は別料金)
本当は、私はホテルの朝ごはんなるものが大好きなのだけれど、
とにかくグループの観光客が大量に島にやってくる前に、
なんとか修道院に行ってしまいたかったので、
ホテルの朝食はあきらめて、部屋で前日に買ったパンとハムとチーズで
即席サンドイッチを作り朝ごはんに充てた。
まあ、少しばかりの食糧を持っていただけでも幸いとしよう。。







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修道院からの眺め<ノルマンディ・レポート31>
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このクエノン川を挟んで、かつてはノルマンディとブルタージュに分かれていた。
憧れの巡礼の地だったモン・サン・ミッシェルも、百年戦争の時は要塞として使われ、
ナポレオン時代は牢獄になっていたこともあるらしい。
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ラ・メルヴァイユ<ノルマンディ・レポート32>
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北面の最上階には、ラ・メルヴァイユ/Merveille(驚異)と呼ばれるゴシックの傑作と賞賛される回廊がある。(13世紀)
2列に並んだ円柱が並び、柱越しに見える中庭の緑が眩しい。
円柱が交互に立っているのは、修道士の歩くリズムに合わせたものだという。
修道院においてそんなデリケートなことを誰が考えたのだろう。。

サン・マロ湾の上に浮かぶ島に建てられたモン・サン・ミッシェルそのものを人々は「西洋の驚異」と呼ぶようになる。

モン・サン・ミッシェルは、フランス語読みすると「聖ミカエルの山」。
当時の司教は夢の中で聖ミカエルにこの島に修道院を建てよ!と2度命令するが司教が信じなかったため3度目には司教の額に指を置き強く命じたら司教の額に穴が空いたので愕然とし、ようやく礼拝堂を造るために動いたとのこと。(ミカエルさん、キビシイ☆)
この夢がなければあるいはこの島が特別な島に変わることはなかったのだと考えると不思議な気がする。

ジャンヌ・ダルクに闘え!とささやいたのも聖ミカエルとされる。
この大天使、いろんなことをささやくものだ。
しかも、なんと的確な啓示。。

大天使の力、恐るべし。



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修道院の食堂<ノルマンディ・レポート33>
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修道院の食堂。

ガラスの模様がキレイ。

ステンドグラスの派手さにはない幾何学模様が理知的な美を作っている。
そのガラスが、薄い水彩絵の具をかけたような微妙な色合いを帯びている。

何か惹かれるものを感じて見ていたら、
夫から「修道士には外の景色を愉しむことが許されていないから、光は入れるけど、風景はよく見えないように工夫したのがこのガラス」と教えられて、言われてみれば・・という感じ。。

そうだよな。。
そんなキレイなものを喜ぶような甘っちょろい発想はここにはない。


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滑車<ノルマンディ・レポート34>
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人力で廻る滑車。
荷物を運び上げるために使われていた。

刑務所だったこともある歴史の断片。
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要塞<ノルマンディ・レポート35>
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修道院、要塞、工場、刑務所・・・
その時々によって、いろいろな用途で使い分けられたモン・サン・ミッシェル。




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モン・サン・ミッシェルができるまで<ノルマンディ・レポート36>
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モン・サン・ミッシェルが今の姿に至る課程。。

ベネディクト会修道院の一番最初の工事は966年。
13世紀くらいには、ほぼ今の姿の修道院が完成している。
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モン・サン・ミッシェル遠景<ノルマンディ・レポート37>
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2012.6.4(Mon)

そして・・・
後ろ髪引かれながら、いよいよモン・サン・ミッシェルにお別れ。。

それでも、まだ、その姿が見える限り、しつこく追い続けます。

来て良かった。
本当に。。


繰り返しますが、モン・サン・ミッシェルに行かれる方には、是非とも島内一泊をお薦めしたいです。
観光客が押し寄せる昼間を避けて夜と早朝島内を散歩してこそ、ここまで来た甲斐があったという感想になること間違いなし。
(つまり、パリからの日帰りツアーは出来る限り止めた方がいいと思います。)



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シャルトル大聖堂<イル・ド・フランス・レポート1>
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モン・サン・ミッシェルを出てから、パリに向かって走り始めたところで、
車をパリの北駅に返す時刻は夕方の6時だから、あともう一カ所くらい行けるね〜という話しになりました。

どこに行くか迷いましたが、ここまで来たらゴシック大聖堂を極めてみたいという欲が私にも出て来て、イル・ド・フランスのシャルトルに寄っていくことにしました。
(シャルトル大聖堂はフランス3大ゴシック大聖堂の一つ!)



パリ、ボーヴェ、アミアン、ルーアンと続けて4つも大聖堂を観て、その記憶も新しい今なら冷静に比べることもできるかも・・という大それた気持ちになったというわけです。

夫は若かりし日に、シャルトルの大聖堂は寒い冬の日に観に行ったことがあるらしい。
随分感激したことは覚えているものの、それが他の大聖堂と比べてどうなのか改めて見比べてみたいという気持ちになったようです。
私は今回全くの初めてなので、3本指に入るというなら、私なりに納得出来るかどうか確認しておきたいと・・。
(初めは飽きるかも・・って心配していたくらいだったのにね〜)
研究者がだんだん深みに入っていく感覚はよく判ります。
「他のはどうなっているか見比べておきたい」という気持ちが、次、次、次・・と網羅しないと気が済まなくなっていくのだと思います。

そんなわけで、blogの読者もそろそろ、ゴシック大聖堂はもういいわい・・って気分かもしれませんが、これが最後ですのでよろしくおつきあいの程。

これが、名建築の誉れ高いシャルトルのノートルダム大聖堂/Cathedrale Notre Dameでございます。

盛期ゴシック最初の作品。
装飾がより繊細になるゴシック後期の優美さもいいけれど、ゴシック盛期を樹立する勢いのある力強い造形と構成力には舌を巻くものがあります。
ゴシック様式についてはようやくなにか腑に落ちた感じ。

また、別の機会には、残り一つランスの大聖堂も観に行けたら・・
なんてことを思い初めてみたり。

やはり、ミイラ取りがミイラ。



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シャルトル・ブルー<イル・ド・フランス・レポート2>
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シャルトルの大聖堂は、当時のままの繊細なステンドグラスと彫刻群がほぼ無傷で残っていることも評価を高めている一因らしい。
「シャルトル・ブルー」と呼ばれる青が魅惑的。
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彫刻@ノートルダム大聖堂<イル・ド・フランス・レポート3>
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大聖堂の入口の扉の中央、あるいは両サイドには、このようにマリアさまと幼子イエス、そして聖人達の彫刻が配されている。
時代が違うのか、石の色も彫り方もかなり違っている。
(聖人の方はどれもちょっと長体がかかっている・・)

同じ作者の場合はよく判る。
特に顔には顕著に特徴が出る。

よく見てみると、徐々に気になってくるのが、それぞれの足下と頭の上。
特に聖人の頭の上に乗っかっているのは、何か町のように見えることが多い。
聖人の出身の町ということか。。

足の下も一つ一つ違うものの上に乗っかっている。(踏んづけている?)
手に持っているモノを含めて何かそれぞれ曰くはありそうながらも知識が足りず良く判らず、、、







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