2012.07.13 Friday 15:53
ル・アーブル/Le Havre
1517年、アルフルールの港の代わりとしてセーヌ川河口に開かれた町。
イギリス等と結ぶ大型フェリーが寄港する海の玄関口でもある。
第2次世界大戦では町並みのほとんどを失ったが、建築家オーギュスト・ペレ(コルビジェの先生。ル・ランシーの教会堂はすでにご紹介しましたよね?)によって、約20年かけて再開発され、その都市計画が認められて今は世界遺産にも登録されています。
でも、正直なところ、私にはこの町の良さがまったく解らなかったなあ、、
なんだかカチカチと出来すぎていて退屈そうに見えた。
つまり、ちっとも散歩したい気が起こらない。
やっぱり、一人の人のアイデアで町一つ作るのはそう簡単なことではない。
たとえ、スケッチでは良く出来ていたとしても、一度に作った町が人間の深くて複雑な感受性に耐えるほどの多様さを備えることは難しいことだからだと思う。
でも、私の評価は低い(←好みじゃないと言う方が正しいか)けれど、たぶん都市計画としては良く出来ているのだと思います。ごめんなさい、ペレ。生意気でした。
写真は、ペレが設計したサン・ジョセフ教会/Eglise St-Joseph。
未来世紀・・ってイメージですよね。