3月うさぎ

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山際シリーズ2<スロヴェニア・レポート19>
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再び、途中下車。。

裏山から湧き出した水が川になっている。
え?と思う程透明度も高い。
川に張り出してウッドデッキをつくって(京都の川床のように)そこでの食事を楽しんだり、水に直接親しむスペースを設けたり・・

巧い親水スペースの参考例を見せてもらえました。

アドリア海紀行4
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Albergo al Vecchio Tram<イタリア・レポート1>
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ウーディネ / Udineに着きました。
ここはもうイタ〜リアです!

まずは、ホテルAlbergo al Vecchio Tramにチェック・イン!

フロントには明るいおばちゃんが二人。
いきなり「伊語は話せる?」と聞かれる。
こちらが、「英語は?」と聞くと、二人が揃ってノーノーと言っている。。

わ、このパターンひさしぶり、、

しかし、イタリアに来るのももう5回目。
チェックインの伊会話くらいなら私だってどうにかこうにか。

おばちゃん二人のイタリア語のシャワーを浴びせてもらって、
ラテンにスイッチ切り替わりました。笑

お部屋は3階。
屋根裏部屋を利用した若々しいカジュアルな感じのインテリア。

予想通り凪からは、「ここなら一人暮らししてもいいかも〜♪」などと
気に入ってます発言が☆


Albergo al Vecchio Tram・・・
Albergoはイタリア語で部屋。roomのこと。
Vecchio Tramは古い市電。
・・・でも、ウーディネに市電走ってた??











アドリア海紀行4
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ロゴマーク@Albergo al Vecchio Tram<イタリア・レポート2>
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Albergo al Vecchio Tramは小さなホテルだけど、
鍵のロゴデザインがタオルやシーツに小気味良くあしらわれていた。

なんとなくこれだけで、印象に残るものだ。

あ、あの鍵のマークのホテルね・・って。


アドリア海紀行4
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ウーディネ<イタリア・レポート3>
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国境にほど近いウーディネ / Udine
(イタリアのブーツで言うと、筒の右上。ヒザの裏あたり。)

しかし、ここまで来ると建築は一気にロマネスク・ゴシックの世界。
そして、もちろんのこと、人々はイタリア語を話している。

いろいろ寄り道して来たが、まっすぐ来るとスロヴェニアの首都リュブリャナからは
幹線道路で159km、たった一時間半くらいの道のりだと言うのに。

それだけで、民族も、言葉も、建築も、線を引いたようにすっかり別のものになっている(ように感じる)・・というのが、なんだか不思議に思える。


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ガイドブックによると、
ウーディネの歴史として、

アクイレイアの大司教座(カトリック教会の司教の最高位者)がウーディネに拠を定めたのが13世紀のこと。
以来、この町はフリウリ地方の中心として発展を遂げて来た。
15世紀にはヴェネツィアの支配下に置かれ、文化・芸術が成熟し、
18世紀には画家ティエポロが町を彼の美しい色彩で埋め尽くした。
19世紀には、ほんの一時期であるもののオーストリア領に併合された歴史を持つ。

と、書かれていた。

位置的に考えても、各方面からのせめぎ合いに巻き込まれるのは必然!といった感じだものね。。
歴史上の支配が変わるということは、土地の人にとってはそれなりの苦労なのだろうけど、
幸福な結果の場合、後世には、町を構成する要素が増え、町の魅力になるということもある。
ウーディネもそんな町の一つと言っていいかもしれない。


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アドリア海紀行4
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リベルタ広場<イタリア・レポート4>
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ホテルから5分も歩くと、
町の中心リベルタ広場 / Piazza della Libertaに着く。

15〜16世紀の姿をそのまま留めてはいるが、
1976年に大地震の被害があって、
ようやく修復が終了したところなのだとか。



アドリア海紀行4
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リオネッロのロッジア<イタリア・レポート5>
3月うさぎ
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ピンクのストライプが可愛い市庁舎は、
N.リオネッロの設計なので(1448〜56)
リオネッロのロッジア / Loggia del Lionelloとも呼ばれている。
ロッジアとはファサードが解放された開廊のこと。
で、このような様式をヴェネツィアン・ゴシック様式と呼ぶのだそうです。

さらに、解説者(夫)の説明によると、
ヴェネツィアン・ゴシックの一番解り易い特徴は、
この手摺のようなロウソク形(炎形?)のエレメントなんだとか。
なるほど。言われてみれば・・・




しかし、これだけ立派なロッジアも、
すっかりガキンチョたちの日よけスペースに成り下がっていた。笑
みんなカバンを持っていないので、きっと地元の面々なのだろう。。

でもまあ、実際はそんなにワルガキなわけでもなくて、
案外無邪気な感じ。
日本にも行ったことある!って言ってた子もいたな〜

これで高校生くらいなのかな??


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アドリア海紀行4
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サン・ジョヴァンニ教会<イタリア・レポート6>
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リベルタ広場の市庁舎の向かいにあるサン・ジョヴァンニ教会 / Prticato di San Giovanni。
ここもまた、一階に列柱が並ぶポルティコです。
これは、16世紀のルネッサンス様式。


翼を持つライオン像の上には、時計と鐘があり、二人のムーア人が鐘を打ち時を告げる・・とガイドブックに書いてありました。(判りますか?時計台の上の真ん中が鐘。その両脇に立っているのがムーア人。)

恥ずかしながら、ムーア人って??とピンと来なかった私。
あとで調べてみると、
ムーア人とは、北東アフリカのイスラム教徒のことらしく、モロッコで笑顔で私たちにもミントティばかり飲ませてくれた(笑)あのベルベル人の祖先と知ってこりゃびっくり!

かつてムーア人のオテロ(シェークスピアのオセロのことですかね。)が、ヴェネツィア共和国最後の栄光の時期に将軍になっていたことがあるようです。

この前後は、オスマントルコの到来とかいろいろあって、この辺り一帯が戦国時代を迎えていたということなのでしょうね。

ご存知スペインのグラナダも、ムーア人勢力が支配し、有名なアルハンブラ宮殿を作ったという歴史にもつながります。

砂糖いっぱいのミントティばっかり飲んでる温和なベルベル人(しつこい?)にも、かつてそんな猛々しい時期があったのかと思うと、あらためてへえ〜って感じ。

そういえば、ロッシーニが「オテロ、またはヴェネツィアのムーア人」という戯曲を書いていますが、これはまさにこの時代の話しだったわけですね。
当時、さぞかしセンセーショナルな出来事だったのだろうと想像出来ますね。

とにかく、ここウーディネではいまだにそのムーア人鐘をついているということのようです。深いですね〜
ま、建設当時からあったわけではなく後で取り付けられたようですが。
アドリア海紀行4
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ドゥオーモ<イタリア・レポート7>
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リベルタ広場の近くにあるドゥオーモ / Duomo
いわゆる大聖堂ですね。

1300円台・・いやいや1300年代にゴシック様式で建築され、
1700年代に修復されています。

ファーサードの写真を撮り忘れたので、写真は鐘楼のみです。(スミマセン、、)
ちなみに鐘楼は、八角形の洗礼台の上に建てられているのだそうです。

内部はティエポロの描いた作品のオンパレードでファンには必見だと思いますが、
私たちは閉まっている時間に行ってしまったので中は見ておりません。


アドリア海紀行4
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カステッロへの坂道<イタリア・レポート8>
3月うさぎ
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パッラーディオ設計のボッラーニの門 /  Arco Bollaniをくぐると
丘の上のカステッロへの坂道Salita al Castelloに続く。

左は博物館、そして右側には、Lippomanのポルティコ(柱廊)が斜面に沿って伸びている。

この石畳の坂道の風景はとても静かで美しく、
強く心に焼き付いている。




ボールト天井の分割の壁に刻まれていたレリーフ。↓

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サンタ・マリア・カステッロ教会<イタリア・レポート9>
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丘の上のサンタ・マリア・カステッロ教会 / Santa Maria Castello
は、7世紀(!)の建築。しっぶ〜〜い。
木の天井。

ちょうど、結婚式の用意中。

娘がタキシード姿の男性軍のダンディさにかっこいい〜♡と見惚れていました。
たしかに、タキシードにサングラスをこれほどキメられるのは、さすがイタリア男☆

このエメラルドグリーンのワンピースの女性だって、実際はかなりおばあちゃんに近いおばちゃんだったけど、すっごくクールでした!

新郎新婦はお支度中だったのか、お目にかかれませんでしたが・・・
坂道の下から、おめかしした出席者たちが、パラパラと集まり始めていました。


アドリア海紀行4
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