3月うさぎ

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ブリッジ@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート20>
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クエリーニ・スタンパリア美術館 /
Museo Fondazione Querini Stamparia

まずは、夫がかれこれ20年以上前にヴェネツィアを訪れた時、
行きそびれて未練を残していたというカルロ・スカルパ / Carlo.Scarpaが改修した
クエリーニ・スタンパリア財団(ヴェネツィアの名門クエリーニ家によって設立された)
が所有する美術館へ。

カルロ・スカルパはヴェネツィア出身の20世紀の建築家。
しかし、生涯の作品は既存建築の改修、展覧会場の構成等の仕事がほとんどだったという。
(スカルパじゃなくっても、ヴェネツィア中心に仕事をしていたら、
どうしてもそうなるだろうけどね。。)
スカルパは、建築の詩人と呼ばれるように、独特の知的センスで
古い建物に新しい息吹を与えて名作を残し、建築界で世界レベルの評価を得るようになる。

このブリッジ一つ見ても、一見地味そうでいて、実はその美意識ハンパない!という気持ちにさせられる。
それでいて、押し付けがましくないところが、いいですねえ・・スカルパさん。
(しかし、一般のガイドブックには、スカルパのスの字も出て来ないものなのですね、、)

そうそう、そういえば、現在は残念ながらこの橋からは中に入れない。
別なところに入口が移ってました、、
(これは、スカルパ的には、かなりトホホ、、だと思う。)















アドリア海紀行6
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室内@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート21>
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もともとの建物が設立したのは、1869年。
スタンパリア家(財団)のコレクション18世紀の家具、14〜16世紀のヴェネツィア派の絵画などがメインだけれど、現代、近代のアートを展示する部屋も併設されている。

スカルパに話しを戻すと、ヴェネツィアン・ゴシックにルネッサンス・・中世づくしのこのヴェネツィアで、スカルパの風はことの他爽やかに感じられる。

建築にも修復と改修の違いがあり、イタリアでは改修というだけでも数段階に分かれ、それぞれに名前がついているほどの改修文化。
そして、その中でも、レスタウロ(改修)のカルロ・スカルパの名前は際立っている。


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ガーデン@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート22>
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なんと言ってもスカルパ色小気味いいのがこのガーデン。
ディテールのこだわりを丁寧に見ていると、スカルパ哲学が伝わってくる。。

そういえば、ヴェネツィア生まれのスカルパが亡くなったのは日本の仙台。
プロジェクトのために訪れていて、階段から落下しての事故だったらしい。

フランク・R・ロイトを尊敬していたという話しもあって、
そういえば微妙に造形に影響を感じるところもある。ような。。


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アドリア海紀行6
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企画展@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート23>
3月うさぎ
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クエリーニ・スタンパリア美術館でちょうどやっていた企画展です。
日本の作家ではありませんが、富士山をモチーフにしたドローイングもみかけました。↓
浮世絵の影響かな??


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アドリア海紀行6
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展示室@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート24>
3月うさぎ
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こちらは、同じ美術館の改装していないお部屋です。
さすが、名家スタンパリア・・豪勢なインテリアで部屋そのものが絵画のようです。
このシャンデリアもすべてがヴェネツィアンガラスで造られていました。
うひゃあ・・☆

ちなみに下は、入場チケット。
本当は館内撮影禁止なのですが、1ユーロ(だったと思う)余計に払うと
撮影する権利が与えられる。
当然、それくらいなら出しますよ!
(決めつけではなくて選択権を与えられるのは有り難い。)

イタリアの美術館のチケットはカッコいいのが多いので、
ちょっと取っておこうか、ということになる。


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アドリア海紀行6
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インスタレーション@クエリーニ・スタンパリア美術館<イタリア・レポート25>
3月うさぎ
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同じく、クエリーニ・スタンパリア美術館で見たインスタレーション。

Jacob Hashimoto氏(日本人とドイツ人のハーフのようです。)の’Gas Giant’(巨大ガス惑星??)という作品。

視覚的にキレイで迫力のある作品でした。

なんとなく、日本の凧や、うちわ、あと金魚すくいのポイなんかを思い出させる作品ですよね。。

このポイのように丸や四角の竹ひごと紙で作られた部材は、実際驚く程の量で、展示室2つとエントランス部分、廊下部分・・と、かなりの面積を占拠して、独特の世界を生み出していました。
説明書には、about10.000 bamboo and paper kites handmade by artistと書いてありました。(約一万個のアーティストの手づくりによる竹ひごと紙の部品)

キット製作にも計り知れない労力がかけられているのは見た通りですが、
展示の手間の方も相当だったことと推察出来ます。
しかし、だからこそ伝わるものもあると感じました。

置いてあった彼の作品集もパラパラと見せてもらったのですが、
どの作品も力のこもったもので、
またどこかで出逢いたい!と思わせてくれる作品でした。






アドリア海紀行6
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ロールピザ<イタリア・レポート26>
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ついつい美術館に長居してしまいました。(でも、楽しかった♪)

街歩き、続けます。

お腹空いて来たけど、軽く済ませたい。
そんな時にぴったりなロールピザ。(これ、ヴェネツィアで流行ってました!)

失礼して・・・
歩きながら、パクパクパク・・・
うん、これ、いける!!

アドリア海紀行6
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運河<イタリア・レポート27>
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水の都ヴェネチィアは、
ラグーナ(海の潟)に浮かぶ浮島でもあります。

イタリア本土とは、海の上を一直線に平行に走っている線路と道路(長さ約4km)で繋がっているのみ。

一番大きく主要な航路となっているカラルグランデ(大運河)を初め、
ヴェネツィアには、大小さまざまな運河が流れています。
流れています・・などというレベルではなくて、ヴェネツィアは運河で構成されています・・と言えなくないほど。

イタリア研究家の陣内秀信氏は、ヴェネツィアの運河についてこんなことを語っています。↓

一方その岸辺を夜などにコツコツと足音をさせながら歩くと、ほんとうに気分がいいですね。闇と照明で照らされた路上を歩いて行き、ちょっと見上げると月が出ているというような、正に人間の感覚を非常に研ぎ澄ませてくれる場所が運河です。毛細血管のように運河が中に入り込み、これには浄化作用もあるわけです。運河でモノを運んでくるし、引っ越しもあるし、郵便配達も長距離を移動させるのはボートでやるわけです。消防車も救急車も霊柩車も、みんな消防船、救急船、霊柩船ですし、みんな船しかないわけです。自家用舟もいっぱいあるし、観光用のゴンドラも通ります。ゴンドラは昔は日常の舟でして、各貴族がみんな自家用舟として持っていましたが、今は観光用だけになっています。他にもいろんな種類の舟があり、こうして隅々まで行き渡っている運河の存在がヴェネツィアの最大の魅力であります。


アドリア海紀行6
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サン・マルコ広場<イタリア・レポート28>
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そして、そして、ついに人生2度目のサン・マルコ広場 / Piazza Man Marcoです!
ヴェネツィアと言えば、やっぱ、ここでしょ!!・・と、たぶん観光で訪れた人の9割9分が訪れる場所。残りの1分の人がいたら、是非行かなかった理由を知りたいくらい。

さすがに、メインの観光ゾーンということもあって、これでもかと有名建築物に周囲を囲まれている。
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、コッレール博物館、時計塔、鐘楼等々。
近くで見ると、あらためてその密度に圧倒される。

「世界で最も美しい広場」と呼ばれるこの広場。(世界で一番美しい広場が、世界に少なくとも3つはあるという話。ま、あり得そう。その言葉を言う人が世界全ての広場を知っているわけじゃないものね。)

そうそう、ここの時計塔もウーディネと同じくムーア人が鐘を打っているそうです。時を告げるムーア人、この辺りでは常識??

しかし、ヴェネツィアみたいな場所に来ると、大物建築が多過ぎて、写真でそれを捉えて行こうという気持ちが逆に失せて来る。
(建築の専門家でかついいカメラを持っている)夫に、ついつい「任せます」という気分になってしまって・・折角のサン・マルコ広場なのにまともな写真がなくってごめんなさい(汗、、)






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ゴンドリエーレ<イタリア・レポート29>
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凪のお気に入りゴンドリエーレ / gondoliereのおじさんたちです。

ゴンドリエーレとは、ゴンドラの船頭さん。

ゴンドリエーレには、誰でもなれるわけではなく、ヴェネツィア出身で、かつゴンドリエーレの家系に産まれていないとなれないらしいのです。
その上、高度な技術を習得出来た人のみということになると、かなり選ばれた人ということになりますね。

この白と紺のセーラーストライプがユニフォーム。
そして、この帽子!
たしかに、可愛い。
イタリア人って着こなしの幅が広いよね。。(←主観)


昔は、本当に地元の人々の足だったゴンドラも今や観光の足となり、
一艘あたり45〜60分で90〜120ユーロぐらいするようです。
4人くらいはいっぺんに乗れそうだけど。


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アドリア海紀行6
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