3月うさぎ

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#206@Al Redentre Di Venezia<イタリア・レポート40>
3月うさぎ
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私たちが借りたアパートAl Redentre Di Veneziaは、午後3時を過ぎると管理人がいなくなってしまうので、原則それまでに鍵をもらいにいかないといけない(ま、それ以降に着いても、暗証番号で入れはするんだけど。。)ということで、ここでいったんチェック・イン。

私たちはご存知の通り、大人2人+子ども1人のユニットですが、ヨーロッパでは人ではなく部屋ごとの料金なので、予約は2人で取って、当日フロントで、実は子どもも一緒なんですけど〜って報告するというパターンでなんとか乗り切ってきました。
そうでないと、トリプルの部屋なんてなかなかないし(あればそれを取るんだけど)、その代わり居間付きとかできるだけ広い部屋で予約するようにして、あまりにベッドが小さい時にはエクストラベッドを入れたり、ソファーベッドをセットしてもらったりしています。
部屋代は定員が2人でも追加料金を取られることは滅多にありません。朝食代だけ追加で払えばいいよ〜と大抵鷹揚に対応してくれます。
さすがに大人3人で行ってこれは許してくれないでしょうから、家族連れの特権かな。。
(でも、だいぶ子どものサイズがデカくなてきたので、そろそろ限界が近くなってきたかな・・)

が、このアパートでは珍しく定員にシビアで、2室貸しになると言われました。
ま、それは貸す側の方針なので仕方がありません。(金額は、2部屋分ではなくて、一人分料金の追加でいいから・・と言ってはくれてましたが。)
そんなわけで、必要もないのに、広い部屋の鍵を二つも持つ事になりました。

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ま、父ちゃん、しっかりお仕事片付けてね!、(日本からわんさとビジネスメールが届いてる!)ってことで、夫が#206、私と凪が#204を使うことになりました。

まずは、部屋の掃除が終了しているという#206にチェック・イン!↓
これでも充分に、広いんですけどね〜〜


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アドリア海紀行8
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レデントーレ教会<イタリア・レポート41>
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レデントーレ教会 / Redentore

教会の設計コンクールで一席を獲得したのはパッラーディオ。
しかし、採用されたものの、実際に工事が始まったのは、彼の死後1577年〜1592年のこと。
つまり、建築家はこの教会をその目で見ることはできなかったということになる。

内部は、静かな静かな白で満たされ、光の入り方もいたってやさしい。

有名なレデントーレの祭りは7月の第3日曜に行われるらしい。
アドリア海紀行8
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会<イタリア・レポート42>
3月うさぎ
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 / San Giorgio Maggiore

ヴェネツィア本島、サンマルコ広場向かいの小さな島にある。
パッラーディオの代表作。

初めは石工を目指していたが、人文学者トリッシノに影響を受け、彼の叙情詩の天使の名パッラーディオ(天使の名)を与えられたとのこと。
本名は、アンドレーア・ディ・デッラ・ゴンドーラと言うのだそうです。

ちなみに、平面図を基に設計した始めての建築家だとか、最初の職業建築家とも言われているとか。
分類からすると、後期ルネッサンスからマニエリズムの時期の建築家ということになるようです。






アドリア海紀行8
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妊娠したアリソン・ラッパー<イタリア・レポート43>
3月うさぎ
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サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会の斜め前には、
こんな巨大な人のオブジェ。

イギリス、ロンドン生まれの奇才、マーク・クイン / Marc Quinn「妊娠したアリソン・ラッパー」という作品。
彼の作品のテーマは常に挑発的で、ロンドン、トラファルガー広場にお目見えした時も賛否両論ケンケンガクガク物議を醸したという話しも。。

とにかく、この大きさはマッジョーレ教会に張り合わんほどのインパクト。
彼が作品に込めた意味も毒も、この真っ青な空の下では妙にあっけらかんとして見える。

しかし、驚いたのは実は夜になってから。
対岸に渡ってマッジョーレ島を見てみると、なんとこの大きなピンクの人が忽然と消えていたのだ!!!

え?!!もしかして、あれはバルーンのように空気で膨らませた作品だったの?????

どこかに片付けられるような作品でもなし、、不思議!不思議!


謎は晴れぬまま、翌朝はまた同じ場所にこのピンクの人アリソン・ラッパーは座っていたのでした。。。。。

シュールすぎ、、、

ところで、アリソン・ラッパーって誰?



アドリア海紀行8
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貝<イタリア・レポート44>
3月うさぎ
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次なるは、貝であります。

こちらの作者はよくわかりません、、

ピンクの人ほどのインパクトはありませんが、
風景にはすんなり馴染んでなかなかチャーミングです。
アドリア海紀行8
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肉<イタリア・レポート45>
3月うさぎ
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ピンクの人と同じ、イギリスのマーク・クインの作品です。

これには正直どきっとさせられました。

写真じゃなくて、これでキャンバスにオイルペインティングなのですよ。
そして、超ドアップで見ても、肉にしか見えませんでした。笑

これで、ヘタだったらまた違う話しになってしまうのですが、
これがまた憎らしい程巧い!!

まったく、ニクニクしい肉であります。


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アドリア海紀行8
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Not Vital 700 Snowballs<イタリア・レポート46>
3月うさぎ
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Not Vital 
700 Snowballs

Sent Engadinというスイスの作家の作品です。
Not Vital というタイトルが気になります。
「(生命活動にとって)不可欠でない」??
こういう概念的なことを翻訳するって、本当に難しいですね、、

snowballはまあ雪玉ですが、
西欧でよく売られているガラスの球体で、逆さまにすると中で雪が降る(沈殿している白い粉が砂時計のように落ちて行く)という仕掛けの・・アレもSnowballって言いますよね?

まあ、作品のメッセージはともかくとしても、

たとえば、「永遠」を眼に見えるように表現せよ、と言われたら、
こんな風に表現すればかなり伝えることができるかもしれない・・などと思ってみたりしました。

ひとつのシーンとしてとても美しいと思いました。


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アドリア海紀行8
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鐘楼@サン・マルコ寺院<イタリア・レポート47>
3月うさぎ
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美術や建築の分野でも、中世の町がすっぽり残るヴェネツィアに、4年に一度前衛を競うビエンナーレが開催されている。
もちろん映画祭や音楽祭も然り。

新しいモノを取り入れることによって、古いモノもその度新陳代謝しているのだな、つくづく思う。

そろそろ夜の帳が下り始めました。。

画家なら筆を取り、音楽家は楽器をつま弾き、映画監督ならフィルムを廻す・・そういう芸術的インスピレーションに満ちた都市なのだとあらためて思います。

見ようによっては、大掛かりな映画のセットのようにも思えてくるな。。
さすがにどこも絵になります。

三角屋根の高い塔は、サン・マルコ寺院 / Basitica di San Marcoの入口前にある鐘楼 / Campanilleです。
高さは、96.8m。
888−1514に建てられ当時は灯台の役割をしてたようですが、1902年7月4日の朝突然崩れ(ひ、ひえ〜〜っ、、そんなことあっていいの?!!!)1912年にそのままの姿で再建したのだとか。

上からの眺めはさぞや素晴らしかろう・・と思いつつも、サンマルコ広場の人の量を見ているとなかり並ばされるんだろうな〜と容易に想像出来たので、止めておきました。

この三角屋根の鐘楼やサルーテ教会のドームは、遠くから見ても、町の目印(ランドマーク)としての機能もあり、同時にヴェネツィアのシンボルにもなっているように思います。

やっぱり、上っておくべきだったかな〜


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アドリア海紀行8
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#204@Ai Redentre Di Venezia<イタリア・レポート48>
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ジューデッカ島のアパートメントal Redentre Di Venezia
この日は、二つの部屋の鍵を持つことになったという経緯が先日書きましたが、
こちらは#204
ここはダイニング&キッチンがまとまったスペースになっているプランなので余計にお家っぽい。しかもシャワーとトイレは2つもある☆
近所に友達がいたら、招いてあげたい気分。。(こんなところに友達はいないか。。)

凪が寝てしまった後は、なんとなく手持ち無沙汰。
読んでいた本を車と一緒に預けたトランクにいれてしまったのが悔やまれる。。

こんな立派なキッチンがついてても、お茶を入れるくらいしかないし、なんとなく手持ち無沙汰,,,と思いながら、TVをプチッとつけたら・・・・・

な、な、なんと画面には安倍首相!!(もちろん日本の。。)
どうやら原爆投下の記念式典にイタリアからもそれなりの人?が出席していたようで、そのおじさんの顔が何度かアップになっていた。
まさかイタリアでTVをつけたら日本のニュースをやっているとは思わなかったのでびっくり!





アドリア海紀行8
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朝のジューデッカ島<イタリア・レポート49>
3月うさぎ
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ジューデッカ島で迎えた朝。

アパートの外へ出ると、町は、朝の表情に様変わり。
みんな活き活きと仕事しています。

仕事柄、都市の観光地としての顔だけでなく、その観光地を支える日常の方も気になってしまいます。
たとえば、ゴミは?物品の搬出入は?通勤は?学校は?・・と。
この車のない都市、しかも醜いところをよその人に見せるわけにもいかない都市は、
しかし、同時に、古くからの海洋都市のノウハウも持ち合わせ、
やっぱり船を上手に最大限に活用して、対応しているようでした。
(冷蔵庫?だって、こんな小さな船で運ぶのです。)

船に対しての法律はかなり厳しいようです。
これは乗せてはいけない、乗せ方はこうだ、といろいろ縛りがあるようですが、
それで町のリズムが出来上がっているからか、
混乱する様子はなく淡々とそれぞれがそれぞれの任務をこなしている・・という印象がありました。

さすが、中世から観光都市だっただけのことはありますね〜

(下の方の写真は、ヴェネツィア本島の方で撮った写真です。)








アドリア海紀行8
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