3月うさぎ

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朝食@カフェ<イタリア・レポート50>
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前日の宿はアパート形式だったので、朝食は近くのカフェにて。

いかにもイタリアらしい明るくていい人オーラ出まくりのおじさんがやさしく迎えてくれます。

こちらの人たちは、朝から甘いパンを食べるのが好きですが、
私たちは甘いパンはあまり得意ではないので、おかずパンの方を選びました。

こんな風に具沢山のパンを焼いて、クラブハウスサンドウィッチにしてくれます。
うんま〜〜♪♪

パニーニの方は3人で分けようってことになって、ナイフ借りに行ったら、
厨房のおばさんが「三等分でいいのね!」とサクサク切ってくれました。気が利く〜♪

な〜んか、地元っぽいカフェで朝ごはん食べられて、ほっこりしてしまった。

たまにはこういう一日の始まりもいいものです。。



アドリア海紀行9
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散歩@ジューデッカ島<イタリア・レポート51>
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ヴェネツィア本島と比べて、対照的に静かな静かなジューデッカ島。
食後の腹ごなしも兼ねて、少しお散歩してみます。
ここには、まったく観光客らしき姿はありません。

このおじさんは探し物でもしているのか、ずっとこんな風にうつむいて歩いてました。
レジャーシートを敷いて肌を焼いていた?のは、ビキニ姿のおばあさんでした。
イタリア人って見てるだけで、なんでこんなにおもしろいんだろ。。

遠方に見えるの細長い島はリド島 / Lido di Veneziaです。


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アドリア海紀行9
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呼び鈴<イタリア・レポート52>
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ジューデッカ島で見かけた掘り込み式の呼び鈴(どうやらマイク付き)とポストです。
壁とのコラボ感絶妙!
こういう造形感覚はさすがイタリア!という気がします。
アドリア海紀行9
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集合住宅<イタリア・レポート53>
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同じジューデッカ島でも、
ヴェネツィア本島と向かい合っている側は、比較的古典的なファサードが並んでいましたが、さすがに裏側は規制が緩いのか、こんな現代的な集合住宅も目にすることができました。

ヴェネツィアというと、見事なまでに中世の町の佇まいを今に残した都市ですので、
そこに新しいモノを加えるとなると、どうしても中世の建築群に引っ張られて、しかし当然それに並べるはずもない・・という中途半端な建築が増える可能性大だと思っていましたので、ジューデッカ島での自由な展開にはある意味ほっとさせられました。

しかも、窓割りとか、窓枠とか、リズミカルでとてもキュート。

もし、ヴェネツィアに住むようなことがあれば、(いえいえ、ただの妄想です。笑)
カジュアルなジューデッカ島の集合住宅に住み、仕事は本島の旧市街へ通うのがいいかも・・
と、勝手にイメージ膨らませてしまいました。



アドリア海紀行9
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ヴェネツィア共和国<イタリア・レポート54>
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「海の都の物語 ーヴェネツィア共和国の一千年」
塩野七生著
中央公論社

この読んだのはいつだったか。。

わずかな領土しか持たず、「海と結婚」することにより千年もの間繁栄を続けたヴェネツィア共和国。
7世紀から1787年にナポレオン率いるフランス軍に降伏する迄、海洋国家として勢力を増し、アドリア海沿岸をオセロの色を替えるように次々と手中にし続けてきた。
歴史上、最も長く続いた共和国なのだそうだ。

特に条件に恵まれたわけではない。
まだ葦しか生えていなかった何もない島に、木材を運び込み、杭を打って、とびきりの町に仕立てた。昔のヴェネツィア人は、本当に偉かったね。
よく「世界は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った」と国土のほとんどを埋め立てて造ったオランダ人が自慢げに話すけれど、そういう意味では、ヴェネツィアも同じく、ヴェネツィアはヴェネツィアが造った!と思っているのだろう。。

それにしても、塩野七生さん、よくよその国の歴史物語を書く、なんて大それたこと手をつけようと思ったな〜 偉業ですよ。これは。



とてもとても廻りきれないヴェネツィアですが、2度目の滞在で、少しだけ立体的にこの町を捉えられた気もして、満足しています。
でも、この町の高密度、ハンパなし・・


さてさて、2日ぶりに車を引き上げて、今度は東に向いて走ります。。
チャオチャオ!


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アドリア海紀行9
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トリエステ<イタリア・レポート55>
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ヴェネツィアを後にして、2時間程度車で東に走ると、
イタリア半島の付け根(東端)にあるトリエステ / Trieste
クロアチアやスロヴェニアの国境もすぐ眼と鼻の先という感じ。

ローマ、アクイレイア、ヴェネツィアの支配を経た後、
14世紀にはオーストリアの保護下に。
1719年にはハプスブルグ家が支配するオーストリア・ハンガリー帝国の軍港となり、
その後は自由港として発展。
さらに第一次世界大戦後はいったんイタリア領に、第二次世界大戦後には英米とユーゴスラビアの共同管理地区になり、1954年に再びイタリア領になっている。

これは、相当めまぐるしい。。

2度目にイタリアに組み込まれた時には、やっぱりみんな随分喜んだのかな。。




アドリア海紀行9
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Duchi Vis a Vis<イタリア・レポート56>
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↑ Hotel Duchi d' Aosta


トリエステの宿は、町のメインの広場ウニタ・ディタリア / Unita d'Italiaに面する歴史あるHotel Duchi d'Aostaの別館Duchi Vis a Vis。

観光拠点としては抜群の立地。車をホテルのパーキングに預けて、街歩きスタートです。


↓ Duchi Vis a Vis


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ウニタ・ディタリア広場<イタリア・レポート57>
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ウニタ・ディタリア広場 / Piazza dell' Unita d' Italia

古代ローマの港の埋め立て地でトリエステの人々が集う代表的な広場。
「海に面したヨーロッパで最大の広場」なのだそうだ。
でも、あれ??
ヨーロッパで最大と言われると、ヴェネツィアのサン・マルコ広場は?とか思ってしまう。。
ま、あんまり深く考えてはいけないのかもしれない。

トリエステ港は、オーストリア支配の頃には、荷揚げ税のかからない港として、また内陸に位置する国唯一の港として発展した。

時計台の付いた建物は、市庁舎。

Unita d'Italiaとは、イタリア統一のこと。
イタリアは、1861〜1946年まで国王がいる王国だったのです。


アドリア海紀行9
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サン・ジュストへの道<イタリア・レポート58>
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市役所のアーチを抜けると、トポニーモ小広場Piazza Piccolo Toponimoに出ます。
この広場の右側が旧市街、左が新市街とゲットーになっています。

ローマ門の上には、めずらしくカトリック教会とプロテスタント教会が並んでいます。
その他、ギリシア教会、ドイツ教会、ユダヤ教会などさまざまな宗派の教会が集まって建っているところからも歴史の複雑なこの町のコスモポリタンっぷりが伺えます。

この大理石の石畳の道はかなり急で雨が降ってなくてもツルツル滑りそうになって大変歩きにくい。
風情はあるが、冬は尚更。季節風Boraは、風速80〜150km/hの強さだというから、たまったもんじゃないだろう、、

しかし、この坂道を上り切ると、トリエステのシンボル、サン・ジュスト教会、そしてパノラマな風景がのぞめるミラマーレ城にたどり着くことができます。

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サン・ジュスト聖堂<イタリア・レポート59>
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急な坂道を上り切ったところに・・・

見えて来ました。

サン・ジュスト教会 / Basilica di San Giusto
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