スターリモストの橋のたもとのギャラリーで、
戦争写真の展覧会をしていたので入ってみることにしました。
中に入るには、少し勇気がいりました。
私自身もそうですが、感受性が強すぎるところがある娘がこの地に起こった戦争の写真を見てどう反応するか心配ということもあったので。
でも、予想に反して?写真そのものは、いかにも目を背けたくなる、残酷な写真はほとんどありませんでした。
逆に、戦時中でも、普通の暮らしはあったのだな・・というか、すっかり戦地に化してしまったということではなく、むしろ人々の暮らしの中で銃弾が舞ったのだな・・という印象を持ちました。
ただ、複数の子ども達が笑顔で、まるでそれが玩具か何かのように銃をかかえている写真を見て、胸を射抜かれた気持ちになりました。
そして、戦争の恐ろしさというのはこういうことにあるのだ、とその時はっきり思いました。
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上の写真がそのギャラリー。
窓は外から見ると判りませんが、内部から見ると壁厚は想像以上に厚く、(ル・コルビュジェの)ロンシャンの教会みたいだな・・と思いました。