明日から、4年ぶりのこの街にいってきま〜す!!
といっても、夫の海外出張の付き添いなんですけどね。
むこうではブログ更新できないかもしれませんが、
半月後戻ったら、
またせっせと旅先のご報告したいと思っています。
みなさんもお元気で〜👋
パソコンが復活しましたので、
パリレポート続けます。
パリの街を散歩中、夫が道路に遺されたこんな刻印を発見。
(雨上がりでなければ気づかなかった!)
ここにも。
あ、ここにも。
さがせば、もっともっといっぱいありそうだ。
彼の推理では、その刻印された位置から想像してライフライン
(たとえばガス工事とかの)を設置した記録ではないか?と。
あくまでも仮定。
これが日付だとすると、1900年代?1800年代?
どちらもありそうなのが、パリ。
シャトレ・レアール/Chatelet les Halles駅。
パリ滞在中の最寄駅。
いくつかの路線と、複合総合施設が入った主要駅。
パリはテロ以来、美術館でも、図書館でも、そして駅でも、
バッグのチェックあり。(ま、パッと自分で鞄の中の一瞬開けて見せる程度の。。)
警備のために費やす国家費用を考えると、
本当に面倒な世の中になってしまったもんだな〜と思う。
ただ、パリ在住の知人が、
昨年秋のテロは本当に人々の心に大打撃を与えて、本当に暗い冬を過ごしたけど、
春になってようやく人々のピリピリムードが溶けて、
だいぶリラックスして街を歩けるようになってきたと話していました。
やはり疑心暗鬼の中で暮らすのは嫌だものね。
たぶん、今回でパリを訪れるのは、7,8回になると思いますが、
(一日、二日の超ショートステイも含めて・・ですが。)
パリでオペラ座/Opera Nationaal de Paris
の中に入るのはたぶん初めてだと思います。
以前は、ドレスコードなども厳しくて、簡単に庶民が立ち入れる場所ではありませんでしたが、
今はバスティーユに新オペラ座が出来たこともあって、こちらのパレ・ガルニエ/Palais Garnierは、
特別講演のみの上演となっているようです。
その他は、こうやって公演とは別の見学を受付けてくれています。
私たちは、何も調べていなくて、前を通りかかって急に寄ってみたので、
何気なくショップから入ってウロウロしているうちに、だらだらと見学できてしまいましたが、
どうやら、本当は見学料を払っての正式エントランスがあったようです。
(エヘヘ、ナイショね💦)
凝縮したオペラ座の空間は聴きしに勝るものがありました。
この手の豪華な場所は他にも知ってはいるものの、
その密度と、洗練された造形美には、さすがに唸らされるものがありました。
1861年、設計コンクールで選ばれた36歳のシャルル・ガルニエのお仕事です。
オペラ座、パレ・ガルニエの続きです。
このオペラ座の設計密度は、よーやるよ!とあんぐりしてしまうほどのものがありますが、
中でも、この階段は相当手間がかかっただろうという夫(=設計者)の見立て。
整合性をとるだけでも、驚異の技だ!と感心していました。
で、ジョイントの苦しさが出るような場所にはさり気に
こういうトカゲ(オブジェとしてもさすがなランク!)が配されたりしています。
そうやって、全体のクオリティーは死守する!という姿勢に頭が下がります。
これは、設計者のみならず、施工者の意識の高さも物語っているのだと思います。
思わずトカゲに敬礼!!
モンパルナスのアラス通りに隠れ家がように佇む彫刻家ザッキン/Zadkineの自宅兼アトリエ。
ザッキンの作品も、アトリエも、大好きになりました。
入場フリー
パリのゴミ収集車は、毎日やってきました。
少なくとも、中心部では。
で、この通り、ゴミ箱ごと持ち上げて、
逆さにして、また、もとに戻す。。。
うまく出来ていました。
(たしか、スペインもこんな感じでした。)
その収集の様子を写真に撮ってたら、
すごいだろ!作業員の人たちがオレたちも一緒に撮って!と
ポーズをとってくれました。
自分たちのお仕事にちゃんと誇りとプライドを持っているのが
伝わって、とてもいい気持ちになれました。
あと、けっこうツボだったのが、
この壁面にうまく収納されているお掃除セット。
特に、収集車と同じ緑色のほうきがなんだか可愛くて。
アパートの近くの餃子屋さんで
手前はパクチースープ。
餃子は、人気のようでした。
安くはないけど、高くもない。
この頃パリはけっこう寒くて、道行く人たちも
みんな冬装束。
しまった!私たちももっとしっかりジャケットを持ってくるべきだった!
と、後悔しつつも、なんとか重ね着でしのいでしまいました。
それでも、やっぱり外の席が好き。
ランス/Reimsへも、日帰り旅行。
シャンパーニュ地方のランスへは、パリ東駅からTGVで45分。
13世紀に着工されたランスのゴシックのノートルダム大聖堂/Cathedrale Notre-Dame。
アミアン、シャルトル、ランスの大聖堂は、フランスの3大ゴシック教会と
呼ばれているそうです。
アミアンとシャルトルは、既に見ているので、
ようやく3つとも制覇できたということになります。
パリとヴォーヴェ、ルーアンの大聖堂も個人的には、外せないですが。
ランスは、建築そのものは、一部工事中ということもあり、少し緊張感を削がれましたが、
外部のゴシック彫刻「微笑む天使」には出逢えてよかったと心から思いました。
チャペルフジタ/Chapelle Foujita(Notre-Dame de la Paix)
ランスの町外れ。
洗礼を受けていた藤田嗣治が、資金援助を得て建てたという小さな小さな礼拝堂。
内部には、一面に彼の手によるフレスコ画が描かれている。
よく観ると、藤田自身、それからワイフの君代さんの姿も。
そして、生前の希望に沿って、彼らはこの礼拝堂に埋葬されたのだそうです。
ランスは、シャンパーニュ地方。
シャンパーニュ地方に来るのは初めて。
シャンパーニュ地方は、シャンペンの産地。
・・・というわけで、
自分たちへのお土産として、
シャンパンを一本だけ購入しました。
素敵なシャンパン専門店を見つけたので。
試飲もあり。
下は、ガラス瓶形照明。
しかし、どうやって、電球を入れたのかが不明。