夕陽に映える聖アンナ教会/Sv.Onos Baznycia
16世紀のゴシック。
見れば見る程、レンガ積みの技がすごい!
バルト3国、
エストニア→ラトビア→リトアニアと
順調に旅の日程を消化。
ここからまた違うルートで、
ラトビア→エストニアを廻ります。
青い看板のところから、再びラトビア入りです。
風景は特に変わらず。。
バウスカ/Bauskaは超田舎でしたが、
バウスカでの宿Rozmalasは、モダンな木造。
部屋の中は、メゾネットで、お風呂は石造り・・
というなかなか楽しいホテルでした。
窓の外には、風車。
部屋の番号は、粉引小屋にちなんでkg表示。
鍵には粉袋がついていました♪
もともとは、リトアニアとの貿易の中継地として栄えたという
バウスカ/Bauskaだが、今は、その勢いは感じられない。
川沿いのこの工場も、
今はもう稼働してしていないように見える。
でも、観光地でない街を見ておくことも、
その国を正しく知るには必要なこと。
町と町のあいだは、日本みたいに家がつながっていなくて、
こんな風に何にもありませ〜ん!みたいな土地が続くことが多い。
それでも、最低限バスは通っていて、
町でもないのに、ポツンとバス停だけあることもしばしば。
で、ここで降りて、どこに行くんだろう・・・
探せど家もなし。
謎。
設計のヒントとして、
水辺の風景が見たい!と夫は、
繰り返し、湖や海にアプローチしたがりました。
が、水辺は誰かのプライベートゾーンとして囲い込まれていることが
多くて、なかなか安易には近寄れません。
ここなら大丈夫かな?と思ってウロウロしていると、
近づいてきた男性に
「何をしているの?」と声をかけられました。
「ここは、僕の家の敷地内なんだけど」
、、、え??!
でも、事情を説明すると、親切にもその男性は彼の「水辺」へ案内してくれました。
「この辺りの水辺はほとんどリッチピープルのものなのさ」
ですと。
ラトビアですら、そうなんですね、、、
ここは、もともと彼のおじいちゃんの家だったらしい。
その敷地内に彼も新しい家を建築家に頼んで建てるのだ!と嬉しそうに話してくれた。
右のこの背の高い方の男性がこの場所のオーナーさん。(左は夫)
加工した木材などを扱う仕事をしているとのことで、
このデッキ材も彼の会社の製品なのだと話していた。
なるほど!
こんな美しい風景を独り占めできるなんて羨ましすぎる!!