ブランデンブルク門
Rrandenburger Tor
先の記事に、ドイツは2度目(細かいのも入れるともう少し増えるが・・)
と書きましたが、
前に来た時私はまだ独身の一人旅で、まだベルリンの壁は健在で、
ドイツは西ドイツと東ドイツに、そしてベルリンは西ベルリンと東ベルリンに
分かれていた頃でした。
(ほとんどこれは年齢の告白ですね・・・笑)
当初は、西側のベルリンだけと思っていましたが、外国人特権で、
東側にも渡れると聞いて、その場で決心して東ベルリンにも入ったので、
この大きな門を、西側からも東側からも眺めたのを覚えています。
当時は、それこそ大きな銃をかかえた憲兵みたいな人たちが
東側の門の前にはずらりと並んで今や撃たんと監視していました。
それは外国人の私ですら、たとえばやおらに走り出したりしたら、
瞬時に打ち抜かれるのかな・・と思う程ピリピリとした緊張感でした。
時は流れ、再び東西統一されたドイツの象徴ともなっている
ブランデンブルク門の今はもちろんこんな感じで、
行来も自由。徒歩でも自転車でもOK。
もちろん、門のどちら側が西でどちら側が東ということもありません。
門をこの足で渡った時は、感極まって涙がこぼれそうに
なりました。
私ですらそうなのだから、この門をいろんな思い出見上げる人が
今もたくさんいるのだろうな。