うっそうとした緑に囲まれた古い日本民家だった夫の実家が、
息子(夫のこと)の設計により新しく生まれ変わりました。
もちろん建築家はこの一年半のあいだ何度も何度も足を運んでおりましたが、私自身は工事が始まってから実物を見るのは今回がはじめて。
そのうち周りに植えた木もどんどん育って、いいくらいに外観を部分的に隠したりもしてくれるようになるのかな、と思っています。
老人が1人で住む家としてはクールに見えすぎるかな・・とも思っていた外観が、
実際に見ると思っているよりやさしく見えました。
木製の門にしたのもよかったみたい。(いくらでも入ろうと思ったら入れますけどね・・気持ちとしての門、結界のようなものです。)
手前は一階、自転車が置いてあるあたりから階段がついていて、その先だけ2層になっています。
義母も最初は戸惑ったでしょうけれど、もうだいぶ慣れて、徐々に新しいこの家での暮らしを楽しんでくれているようです。
家が変わると、今までより服装などにも気を遣うようになった・・と言ってくれていました。
それが疲れる程だと良く有りませんが、そうでもない程度だったら気持ちに張りを与えてくれるという意味ではいい方に働いてくれるかもしれません。
引っ越しの時、手伝いに来た義弟が門のところにこの鬼瓦をオブジェ兼見張り番(シーサーのような)として鬼瓦を置いていきました。
鬼瓦を作った人はこんな風に使われるとは・・と驚くかもしれませんが、玄関付近に悪くない表情を作ってくれてました。
mother's houseにご興味のある方。
オープンハウスは終わってしまいましたが、
近々また「新建築ー住宅特集」に登場する予定です。
また、HPなどでお知らせしますので、楽しみにしていてください。