ムアンゴーイにもお店などが並んでいる通りが一本だけあるのだけれど、
メインストリートをちょっと中に入るともうこんな長閑な感じ。
こんな村でもハイシーズン(11月〜2月)には、
宿がとれないほど海外からの旅行者が訪れる日もあるらしい。
・・・と言っても、小さい宿が2つある程度だけど。
ムアンゴーイにもお店などが並んでいる通りが一本だけあるのだけれど、
メインストリートをちょっと中に入るともうこんな長閑な感じ。
こんな村でもハイシーズン(11月〜2月)には、
宿がとれないほど海外からの旅行者が訪れる日もあるらしい。
・・・と言っても、小さい宿が2つある程度だけど。
旅も後半に入ります。
ビエンチャン→ヴァンヴィエン→ルアンパバーン→ノーンキャウ→ムアンゴーイ
と旅してきましたが、後半はこのコースを逆に進みます。
国土の8割が山という国ですので、
なかなか他の道というわけにはいきません。
行きは急ぎ足だったので、
帰りはもうちょっと丁寧に廻りたい。
水たまりの水で子どものカラダを洗っているお母さんや、
川遊びをする子供達。
ちょっとドキドキするシーンでもあるけど、
なんだか自由で楽しそう・・って思っちゃう。
道端で売っているトロピカルフルーツを量り売りしてもらっているところ。
もじゃもじゃヒゲのランブータンがお気に入り。
(奥の青いバケツ。手前は、ドラゴンフルーツ。)
実は、少しねっとりしたライチの味。
再びのルアンパバーン。
次なるホテルは、マイドリームブティックリゾート/My Dream Boutique Resort
ここもまた私達好みの緑豊かな素敵なホテルです。
ここも入り口はとても判りにくい隠れ家タイプなのだけど、
私達のコテージは、広々としていて贅沢なスペース。
そして、部屋以上に驚くのがプライベートガーデン。
川まで50m以上もある距離すべてがほぼ我々が占有できる庭。
にわかセレブのようで幸せではあるけれど、
日々訪れている超質素な村の生活と比べると、
ここの一泊の宿泊費が彼らの一ヶ月の給料だったりするんだろうな・・・
と、経済格差が気にならないわけではない。
(日本人にとっては、国内中級旅館に泊まるくらいの価格)
けれど、
ま、そこは考えても仕方がないので割り切るとします。
マイドリームでの朝食。
早朝雨が降ったので空はグレーですが、
ひんやりとして清々しい朝。
写真には写っていませんが、
注文して作ってもらう具沢山のオムレツが大変美味でした。
いよいよこの旅の本丸。
早朝の托鉢です。
この鮮やかなオレンジ色の袈裟が、
僧侶たちのユニホーム。
まだまだ子どものようなお坊さんも親元離れて修行しています。
ルアンパバーンが世界遺産に登録されているのは、
毎朝の托鉢を初めとする仏教行事とそれを支える仏教都市
という定義になっています。
托鉢のお坊さんは、カゴや袋を持っていて、
その中にカオ・ニャオという餅米やお菓子、お布施を
捧げます。
現地のおばちゃんが教えてくれることには、
この葉っぱで巻いた水菓子の上にごはんを素手でつかんでのせ、
それを直接お坊さんのカゴに入れろと・・・。
カゴの中にはお札なども入っているので、
相当ためらわれますが、そんなことも言っておられません。
後ほど判る事ですが、
このごはんはこのままではなく、一度集めて、
お皿状に固めて天日干しします。
それをもう一度お粥等にして食べたりするようです。
托鉢は、行政に代わっての福祉のシステムともなっており、
お坊さんたちが食べて残った分は、貧しい家々に配られるのだそうです。
相対的には貧しいこの国で物乞いをみかけないのは、
その循環のおかげと知り感心しました。
お寺の一角で見つけました。
どうやら、カオ・ニャオは、こう変化するらしい。
↓
ルアンパバーンのメインの美しいお寺
ワット・シェントーン。
1560年、セータティラート王により、
メコン河とナムカーン川の合流点に住む
2つの蛇神をまつるため建立されたとされる。
偉い人たちのための仏像とは別に、
これは庶民のための仏なのだそうです。
ラオスでは1歳で病気になると、仏像を1体、
2歳では2体、3歳では3体・・・と
歳の数だけ仏を彫るのだそうです。
つまり、70歳だと70体。
歳を老ると、なかなか大変。
ワット・シェントーンのモザイクの壁画。
人々の様子が生き生きと描かれています。
この壁画はとても愛されていて、
テーブルクロスになったりカバンになったり。