3月うさぎ

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フクロウのほほえみ
3月うさぎ
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北海道の有ちゃん(義弟)からメールが届いていた。義弟夫婦は森の学者(研究者?)で、最近岩見沢に引っ越した家のの近くの原生林(逆か・・・、原生林の近くに引っ越したのか・・・)を歩いている時に出遭ったのだというフクロウの写真が何枚か添えられていた。この原生林には昨年2月と12月の2度も訪れているので、尚羨ましくてならない。
フクロウは勿論鳥の種類だが、フクロウはフクロウであって、他の鳥たちと仲間だという気がしないから不思議。(この辺りペンギンと似ている)
送ってもらったフクロウの写真はどれも目をつぶっているが、眠っているというよりはほほえんでいるように思える。何もかも見通しているようで、何もかも許してくれているような森の長老のような博識の哲学者のような達観したほほえみである。
雑雑記
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個人情報
3月うさぎ
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娘が通う小学校の連絡網がメール配信になると云う。
伝達のタイムラグを防ぐ、連絡網で間違って伝わるのを防ぐ、などの理由の他に、連絡網として電話番号リストを配ることによって個人情報の侵害という問題もあるのだとか。
メール配信の利点はあると思うが、同時に電話番号リストの利点もあると思うんだけど。横のつながりという視点は全く無くしてしまってもいいものだろうか。どうもプライバシーの取り扱いについては過剰反応しすぎているような気がしてならないのだが。一方的にこの流れていいのかなあ・・・
なんだかこの頃、やたらとせせこましいんじゃありません??世の中全体が!
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今度はミミズク
3月うさぎ
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先日ブログで北海道のフクロウを紹介した後、それを見た知人が京都御所(うちの近く)にもミミズクがいるのよ、と教えてくれた。御所にはなかなかバカにできない林の部分があるのだけれど、そこの楠の木に住んでいるミミズクを見たことがあると。
えっ、それは灯台下暗し。
で、教えてくれた人とまた一緒に見に行こうか、という話になっているんですけど。
フクロウとミミズクの違いって耳の有る無しだけでしたっけ?

突然ですが、有ちゃん!
ミミズクも宿鳥?
有ちゃんのフクロウのように、会いに行けば会えるというものなの?

写真は、このあいだのフクロウ(再び)です。
まるでトトロだよね。
雑雑記
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2.29
3月うさぎ
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2月29日である。
4年に一度しかカレンダーに登場しないこの日。
この日が誕生日の人は4年に一度しか歳をとらないのだとしたら、やはり相当羨ましい。
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梟の森
3月うさぎ
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これが北海道の梟(感じで書くとかっこいい)の森。
ちょうど一年前の2月の風景。
昨年は雪少なかったんだよね。
手前は本当は池。
ここでスキーもしたんだよ。
プライベートスキー。
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うさぎの穴
3月うさぎ
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「3月うさぎ」を知らない人が多いので一応説明しておきましょう。

ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」はご存知でも、アリスが落ちた穴がうさぎの穴だったってご存知な方は少ないかもね。
お姉さんと川の堤で読書しているうちにたいくつでたまらなくなったアリスの前に突然登場した一匹のうさぎ。「ああ、たいへんだ!たいへんだ!これではとてもまにあわないぞ!」とやけにあわてていて、その上ポケット付きのチョッキを来て懐中時計を持って急いでかけていくのです。これがこのお話の始まり。
そしてこのうさぎはなぜか「3月うさぎ」と呼ばれています。

変わり者の3月うさぎ、「狂い月」とも呼ばれる3月、そしてその3月に生まれた私。
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子どもの遊び場
3月うさぎ
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近頃、子どもが子どもだけで遊ぶ姿をとんと見なくなった。
近所で見かける子どもはみんな「どこかにむかっている子ども」だ。
学校に、家に、友達の家に、お稽古ごとに。
子どもが外で遊ばなくなった。
子どもが外で遊べなくなった。
いつから。
いつから。
どうして。
どうして。
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ネパールからの手紙
3月うさぎ
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ネパールから手紙が届きました。
ネパールの学校を支援する活動をお手伝いしているので、
たまにこうしたお礼のお手紙が届きます。
今回は、暮れに送ったクリスマスカードのお返事。
ざらざらの紙に手描きレター。素朴でいい味が出ています。
5年生でもしっかり英語の文が書けているのは偉いなあ。
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drink water
3月うさぎ
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最近、せっせと水を飲んでいる。
とりあえず一日の目標1.5リットル。

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歯医者さん
3月うさぎ
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神奈川県の平塚市で、ホテルのような歯科医院を建設中です。
5月末頃竣工予定。
たぶんこんなに贅沢な空間を持つ歯科医院は、日本に2つとないのでは?と自負しています。18mの細長い待ち合いロビーの天井は一番高いところで6mもあり、トップライトからは柔らかな外光が降り注ぎます。
現場が遠いので監理も大変ですが、こうやって姿がはっきりしてくるとさすがにワクワク感も増大します。
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イームズ・チェア
3月うさぎ
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平塚の歯科医院のインテリア・コーディネートを任せていただいたので、
東京では、あちこちのインテリアショップをハシゴして、家具や雑貨を捜して回りました。おかげで足はヨレヨレになりましたが、気に入った買い物が出来て満足。満足。
新宿のザ・コンランショップでは、一日で200万を超えるお買い物をして、自分のためではないもののちょっぴりセレブな奥様気分にさせてもらっちゃった。
たとえば上の写真の上から2列目、右から2列目の白のイームズチェアも4脚購入しました。ガラスのテーブルと組み合わせておしゃれなドクタールームになりそうです。
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Nラボ
3月うさぎ
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夫の新しい研究室にデスクの4m特大のメープル無垢の天板が届いたというので見に行ってきました。ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!
やっぱりデカイ!そして、羨ましい!
これだけあったらなんだってできる。
壁も天井も塗り直して、床にもカーペットを敷き詰め、なかなかいい部屋になったじゃない。しかも、4階で山も近いので、とても気持ちのいい風が吹き抜けておりました。

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孝行娘のnagiちゃん?が、新しい天板にクルミのオイルを塗ってくれました。
お〜!ますますいい色に・・・。
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竣工式
3月うさぎ
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昨日は、新工場のお披露目式に出席してまいりました。
今回は実施図面は書いていませんが、設計の監修のみお手伝いさせていただきました。
手前みそですが、こちらのアドバイスが反映されて、単に工場の機能だけでなく、従業員のアメニティスペースにも配慮されたプランになっていると感じました。
何より、私たちが係ったことで想像していたものよりずっとずっといいものができた・・・と社長さんたちにえらく喜んでいただけていたのが嬉しかったです。
写真はその会社で使っているプレス機。
(パッキングを製作している会社です。)
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かもめ食堂
3月うさぎ
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前から見たかった映画「かもめ食堂」。
舞台はヘルシンキだったんだよね。
フィンランド行きが決まって、もっと見たくなってレンタルビデオ屋さん通いをしているのだけれど(私じゃなくて夫がね)ずっと貸し出し中でなかなか手に入らない。
もうそんな日々もかれこれ2ヶ月くらいになるのかも。
そろそろあきらめてDVD買うべきなのかなあ・・・。
評判から言ってもハズレってことはなさそうなんだけど、買いたい映画なら他にもいっぱいあるし、されどやっぱり出発までには見ておきたい・・・
今の私のささやかな悩みです。
(勝手に悩んどけって?)

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スオミ
3月うさぎ
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「かもめ食堂」が、ようやく私の手元にやってきました。このとおり。
(hatanoさん、情報をどうもありがとう!!)

こんな感じの映画が見たい!という欲求をそのまま満たしてくれるような嬉しくなるような一作でした。
かつての「やっぱり猫が好き」の最強の三人組の復活。やっぱりいい味出してくれますよねえ。
いい具合に年齢を加えて一層。
サチエさんの魔法のおまじない付きのお料理はどれも美味しそうだったし、フィンランド語の「はい」の意味の「キュッラ」の返事がとてもいい感じ。「ありがとう」の「キートス」も。一度発音してみたくなる。
マサコさんもこんな人にそばにいてほしいと思う程、味わい深い人ですよね。彼女なら私も猫を預けてみたくなる。やっと見つかったかばんの中身が全部きのこだった・・・ってちょっとシュールなシーンが私のお気に入りです。
ミドリさんこと、片桐はいりさんは、私が東京(上北沢)に住んでいた頃たぶんご近所さんだったのだと思います。やたらとよく見かけましたもの。彼女背が高いし、あの風貌なのでとにかく風景から浮き立つようによく目立つのです。勿論相手は私を知りませんが、私はそれ以来なんとなく勝手に近しい気分でいます。

ヘルシンキには、あの食堂が本当にあるらしいですね。
実際の名前は「カハヴィラ・スオミ」というそうです。
現地の人たちは自分たちの国や文化のことを「スオミ」と呼びます。ここでは、おにぎりはないけれど、シナモンロールは実際のメニューにあるのだとか。コーヒーの味と共に試してみたいところです。
サチエさんとミドリさんが出会うあの本屋さんはアカデミア書店。
ガッチャマンの歌を歌うのは2Fのカフェ・アアルト。建物はアルヴァ・アアルトの設計なのだそうです。
マサコさんんが「森へ行ってきます。」と出かけたのは、ヌークシオ国立公園。
ヘルシンキで立ち寄りたい場所が増えました。

愛すべき「スオミ」との出会いも楽しみです。




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NEJI
3月うさぎ
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ご近所のNEJIさん。
http://nejikyoto.petit.cc

雰囲気はあるけど、一見何屋さんなのかよくわからない。
わからないけど、何やら気になる不思議なお店。
いつも閉ざされているドアが、今日は珍しく開いていたので、
思い切って訪れてみることにした。
内に入っても尚、何屋さんなのかイマイチよくわからない。
そもそもお店屋さんという感じですらない。
何かのアトリエ?
奥は工房になっていて、鍛冶屋さんの道具みたいなものが目に入る。
そこだけ時が止まっているような独特の空気・・・。

nejiのお店をやっているのは、Mさんという若い女性。この場所にぴったりな方。
訊いてみると、手作りの腕時計を作る工房なのだとか。
東京の下北沢で働いていたけれど、ある日京都へ来て自転車借りて町を走り回っているうちに、ここに住みたい!と急に思い起ちその日のうちに不動産屋さんへ駆け込んだのだとか。
友達には驚かれたけど、「京都には面白い人が多いですねえ。」となんだかすっかりお気に入りの様子。
意気投合して、今度ゆっくりお茶でもしましょ、って話になりました。

そういえば、記念すべき第一回目のブログは、なんとこのお店のドアがアップされているのです。工事現場の足場に使う板が上手にドアに変身していて、これはタダモノではナイ!と感動してブログ(2/11)に載せたのです。

北山堀川のすぐそば。
交差点の近くで、怪しげだけど、ちょっと惹かれる不思議なドアを見つけたら、たぶんそこがNEJIです。
きっと。






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古いノート
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夫が週末実家に寄った時に学生時代の古いノートを見つけたと言って持ち帰ってきた。
いかにも「大学ノート」という呼び名にふさわしいやや黄色味を帯びたそのノートの中には幾何学の造形が溢れていた。
ほとんどの人はこれを見て懐かしいと思うのではないだろうか?
そう、あの歯車みたいな定規を使ってシャカシャカ描くあの図形である。
私もその美しさに魅せられて当時よくやったけれど、このバリエーションの豊富さには改めて驚かされる。
娘は「ノート貸してね。明日学校でみんなに自慢するから」とランドセルに入れた。
(やけに、きれい!と感激していたから、お父さん意外なところで株を上げたかも・・・。)
どうでしょね。この頃の子はこれ、やったことあるのかなあ?
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ミミズク
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今日は御所へミミズクを捜しに行ってきました。
・・・と言うと、あまりに唐突ですね。
知人から昨年のちょうど今頃、御所のある木にミミズクが住んでいるのを見たとの情報をもらったので、今日はその情報提供者のIさんと友人Kさんにつきあっていただいてミミズクツアーを決行してきました。
ミミズク(フクロウ)は宿にする木が決まっているらしいので、うまくいけば今年も同じ木を捜せば遭えるかも知れないと思ったわけです。
でも、御所はあまりに広く、木はあまりに多く、しかも記憶は交錯し・・・結局、ミミズクには遭えずじまいでした。
ミミズクには遭えなかったけれど、木々は本当に豊かで、吹く風も爽やか・・・大変気持ちのいいお散歩になりました。

この写真も御所の中。桃林か梅林のあたり。
手前にいるムクドリを撮ったつもりだったのだけど、黒い点でしか写ってないね。
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見張り番
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先日、御所のある京都御苑でミミズク(アオバズク)を見かけた・・・とブログにアップしたら、問い合わせをいくつかいただきました。
あの木の写真だけではなんだかよくわからな〜いということなので(そりゃ、そうだよね)写真を公開します。
ジャ〜〜〜ン!!これがアオバズクのオスであります。
残念ながらこの写真は私が撮った写真ではなく印刷物から拝借したものです。
実際はもうこれ以上に大きな目のように感じられました。体長は2〜30センチ程度。ちょっとマンガチックな風貌でしょ。そして、こんなひょうきんな表情で動かず見張り番をしてメスが育てているタマゴを守っているのです。お父さん!エライ!


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フィンランドの教育
3月うさぎ
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夏にフィンランドに行くと公言したら、いろいろフィンランドネタの情報が入ってくるようになりました。
フィンランドは今何を言っても、学力が世界一になったことで注目を浴びているようですね。
友人の子供さんが通っている小学校がフィンランドの授業方式を真似た実験授業を行うから見に来ない?と誘われて・・・フィンランドはともかく公立小学校の授業も見てみたかったので(娘は私立の小学校に通っているため)行ってみることにしました。公立とはいえ、モデル校に指定されているところなので、いつもかなり実験的な授業に挑戦しているようです。
授業(5年生の)は、上手な司会の仕方について、自分の観点を述べて行くという形式のものでした。初めにモニターでAさんBさん二人のインタビューを見て、どちらの尋ね方を適切と思うか?という問いかけに、それぞれの児童が「私はAさんの方、なぜなら・・・」というようにディスカッションして、要点をまとめていくというようなものでした。
手もそこそこよく挙がっていたように思います。
ちょっと初めの設定自体に、片方を良いと言わせたいという作為が臭ったのは若干残念でしたが、子供自身の頭で考えて、それを口にする授業という主旨はとりあえずかなっていたかな・・・。
たぶん、日本の教育に欠けているところは、まったく真っ白なところから自分の意見を導きだすこと、そしてそれを声にして発表すること、その二つを鍛えるには、こういう授業が度々あってもいいのではないかと思いました。
しかし、そんな授業の内容よりも、教室に壁の無いオープンスクールで実際授業をしているところを初めて見たことが刺激的でした。
フィンランドでも、一つくらい地元の小学校を見学する時間が取れればいいのですが。

絵はフィンランドが世界に誇るムーミンのトーベ・ヤンソン。





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ひよどり日記
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たまたま友人とひよどりの巣の話に。
そういえば、我が家のイヌエンジュの木にも4年前ひよどりが巣をつくり、ちょうど夏休みの自由研究のテーマを捜していたときだったので、これだ!と思い、小1だった娘といっしょに毎日観察日記をつけたことを思い出しました。
巣をつくってくれた場所がちょうど2階の娘の部屋の窓からよく見える位置だったので、
普通のレンズでも、ヒナの口の中までよく撮れて幸運でした。
お父さん鳥、お母さん鳥が入れ替わり立ち替わりヒナたちにえさを与え続け、いよいよ
ヒナが巣から飛び出した日は本当に感激でした。ピーピーと鳴き続け、あちこちぶつかりながらも飛ぶ練習を続ける姿に貼付けになりました。
いつ飛び立ってしまうか心配で心配で、目が離せず、こちらもほとんど外出もできずに
窓の外ばかり眺めていました。
なつかしいな。

p.s. 好日居さま 
一部しかご紹介できませんでしたが、こんな感じです。
下から2枚目の写真が、タマゴから孵ったばかりのヒナです。
複写なのであまりうまく撮れませんでしたので、また今度お会いするときに実物を持っていきます。
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ミルヒ
3月うさぎ
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そういえば、これこれ。
(身内向けのショットで恐縮ですが・・・)
昨年の秋、娘が通う小学校の上の中高のオーケストラに呼ばれて、のだめカンタービレのシュトレーゼマンまたの名をミルヒ・ホルスタイン(=竹中直人氏)がゲスト出演。
その質問のコーナーで手を挙げて質問したうちの娘が「アナタ、指揮シマスカ?」と突然指名されて、なんと娘は9歳で生涯にして初めて(そしてたぶんこれが最後であろう)オーケストラの指揮をすることに。
ペパーミントグリーンのスカートの後ろ姿が我が娘。
ほら、タクトを持っているでしょう?
指揮の方は当然「天才現る!」というより、「鈍才笑われる!」って感じでしたけどね。。。ま、それもこの歳ではご愛嬌ということで。

これは、指揮の記念に竹中氏のサイン入りTシャツをプレゼントしてもらっているシーン。

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追悼
3月うさぎ
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エアメールで訃報が届いた。
スイスの友人エリザベートさんが亡くなったことを娘のキャサリンが知らせてくれた。

エリザベートさんとの出逢いは、あまりありふれてはいないかもしれない。
9年前夫とスイス旅行をした時、バーゼルに住んでいる友人にバーゼルにも寄るからと知らせたら、その友人がお料理教室(なんと日本食の!)で知り合ったお友達が自身が住んでいるアパートがちょうどその時期にアメリカに住んでいる娘さんに会いに行くため留守になるから使ってもいいよ、と申し出てくれたのだ。その親切なお友達がエリザベートさんだった。
つまり直接はまだ会ったこともない外国人旅行者に住んでいるアパートを貸してくれたのだ。
彼女はリタイアしていたがもとは建築設計の仕事をしていたので、「日本から建築家夫妻が遊びに来る」ということで親近感を覚えてくれたらしい。(それよりもまず私の友人との信頼関係があったからだろうけど。)
私たちはその旅であつかましくも、まだエリザベートさんを知らないままアパートと車(かわいらしいfiat)を貸してもらった。
驚いたのは、彼女の年齢(その頃60代)からは想像できなかった若々しいアーティスティックなインテリアで、しかも、キッチンやリビングの戸棚の引き出しやトビラのすべてに付箋紙がついていて中に入っているものを書き出してくれていた。そして「どの引き出しも遠慮なく開けて自由に使っていいよ」と手紙まで残してくれていたこと。この時の感激は今も忘れられない。(後に、うちの主人はこのエピソードを新聞のコラムにも書いている。複数の方から感想もいただいたっけ。)
そして、旅の最後の最後でもう一度戻ったバーゼルでアメリカから帰国したばかりのエリザベートさんに初めて出会えた。「これがスイス式の夕食よ」と振る舞ってくれた家庭料理は質素だったけれど、一つ一つが吟味されていて美味しかった。何より、エリザベートさんは想像したとおり、いえそれ以上に優しくてすごくかっこいい女性だった。同席した彼女のパートナーや娘さん達も本当に感じのいい人たちで心地いいカルチャーショックを受けたものだ。エリザベートさんは、ドイツ系のスイス人、パートナーはポーランド人、娘さんのご主人はなんとアフリカのアーティストだった。そして、アジアから来た私たち、ちょっと集まっただけでこれだけ国際色を出せるのは、それだけで国境の町バーゼルらしいと言えるのかもしれない。
その数年後、エリザベートさんは、日本にも遊びに来てくれたこともあった。日本では和紙漉きを一緒に体験したなあ・・・。
私と(当時3歳だった)娘がまたアパートを借りた時には、エリザベートさんはまたアメリカだったので、近くに住んでいる娘のキャサリンが私たちに気遣っていろいろ世話を焼いてくれたが、やっぱり留守宅は私たちが心地良いようにさりげなくいろいろ用意してくれていた。
冬にはいつも美しいクリスマスカードをいただくのが恒例になっていたが、2年程前初めてクリスマス以外の季節に手紙が届いた。その手紙には、「私は癌になってしまったので、もうアメリカの娘に会いに行くことができなくなった。もうアパートを貸してあげられなくなったけれど、娘の家にも泊まれるからまたバーゼルに来てね。」と書いてあった。
そして、その年のクリスマスカードも、私が書いたクリスマスカードの返事も来なかったので、もしかして病気が悪化しているのでは?と心配していたところだった。
そして、この手紙・・・・・。
尊敬するエリザベートさん。大好きだった彼女のアパート。もう二度と会えないのが本当に寂しい。

外国から訃報が届くのはこれで2度目だが、故人が生まれた日付、亡くなった日付を書く習慣はとてもいいと思っている。
そういえば、日本の喪中の葉書って亡くなった人のことが何も分からないよね。
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グアグア・タルヘータ
3月うさぎ
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このあいだの「グアテマラに咲く花ーテキスタイルに見るマヤ女性の手仕事展」で購入した手作りカードたち。
グアテマラの女性達のハンドメイド・テキスタイルが部分的にあしらわれています。
タルヘータというのは、スペイン語でカードのこと。

このカードの収益はグアテマラの子どもたちの教育費に充てられるのだそうです。

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上の2枚はグアテマラの少女たちの手作り、一番下の1枚のみ日本で手を加えられたものです。

興味がある方は。こちら。↓
http://parammm.cocolog-nifty.com/chikyu_apt/2008/10/post-fd86.html


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幾百万年のロマン
3月うさぎ
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これは、ただの石ではありません。

夫が中国の内モンゴル自治区へ研究旅行に出かけた時に、砂漠の砂から見つけたものらしい。
同じ旅に同行されていた専門の先生が、これは旧石器時代の(打製?)石器だと言っておられたというので、一応お墨付きということになります。(それが、我が家に今あっていいものか・・・)

子どもが今、人類のはじまりのところを社会(小5でもう歴史・・・)で習っているところなので、今度学校に持っていってみんなに見せてあげたら?と言っていたところ。

よくよく考えてみるとものすごいことなのかも。
この石をはじめの頃の人類がもしかしたらこの同じ石をいじっていたかもしれないと思うと・・・。
これって幾百万年のロマン?


雑雑記
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父の本
3月うさぎ
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 今日は父の命日である。
早いもので、もう6年が経つ。

父は相当な読書家であった。
父の蔵書は、数千冊に及び、専門だった法律書を初め、数学、自然科学、宇宙科学、宗教、言語学、文学、等々、様々なジャンルの本がその本棚に並べられていた。
晩年、大きな本棚が幾つも並ぶ大きな家を引っ越すことになったときに、その蔵書も大半を手放してしまった。(ほとんどが寄贈の形なので今も誰かに楽しんでもらえているようだが)
私の家もただでさえ本に溢れている家なので(これは血統?)あまり沢山は引き取れなかったが、それでも100冊程度は譲り受けただろうか。父の本が我が家の本棚に混じっておかれている。

父は、大変なメモ魔でもあった。
気に入った本には、アンダーラインや、書き込みの跡がふんだんに残され、それをたどっていくと父が読んだ時の気持ちに出会えるようで嬉しくなる。
活字好きな父にとって、本は最愛の友でもあったことがよく解る。
難しい数式などが書き込まれていることもあるが、時には本と会話するような、リラックスした書き込みで、「ああ、そう」「よし、わかった」「びっくり!」などと口語体で書かれていることもあって面白い。

新しい本を手に入れた時には、その日付、購入した日付、書店の名前が記号化して書き込まれている。
私がプレゼントした本にも、その日付と私の名前が書き込まれていて、その日のことが思い出されて胸がキュンとしてしまう。
主を失った本。
しかし、ページを開けると父の書き込みのおかげでそのまなざしが甦り、ファザコンだった娘にとって何よりの形見となっている。

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サンタさんからのプレゼント
3月うさぎ
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サンタさんがnagiの枕元にこっそり置いてくれたプレゼントです!


娘が通う小学校では6年生だけ腕時計の着用が認められています。
(もう半分大人扱いということなのでしょうか。しっかり自分で時間の管理をしなさい!って意味??)

4月から6年生になる娘は、腕時計をサンタさんにお願いしていたようなのですが、
どうやら願い通りのプレゼントが届いたようです。
できればデジタル、できれば白、と心の中で思っていたらしく、
まるで夢のよう♪と舞い上がっています。

本当に、サンタさんって、超能力者みたいだね〜。

サンタさんに宛てて書いた手紙と手作りの消しゴムはんこ(これはお礼に、だそうです)も
ちゃんと持って行ってくれたのだとか・・・。

今年は、サンタさんの国、フィンランドにも行けたし・・・
いい一年だったね。nagiちゃん。


 
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1次通過
3月うさぎ
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たまには、夫の話題も。

建築家(大学の先生でもある)を生業としている夫は、想像たやすく仕事の虫。
今年も大変大変よく働きました。
この不況の世の中、有り難いことに設計の依頼は順調で
猫の手も借りたい情況が続いています。

なのに、そんな中コンペ(設計競技)にも応募する設計オタクぶり。
最近、久しぶりに参加したコンペはめでたく1次審査を通過したという嬉しい知らせが入りました。
2月に最終案10作のうち優秀作が選ばれる2次審査があるそうです。
自分が審査員をやることの方が多くなっている昨今、初心にもどって一応募者の気分を味わうのも悪くないもののようで。
うまくいったら、◯◯万円の賞金も魅力的!(えへっ・・こっちまで廻ってこないか・・)

大学院生の(^_-)君が、描いてくれたドローイング・・手慣れたラインで解りやすい。
明快な提案とともに魅力的なプレゼンに仕上がっていました。

これは本選が楽しみです!(外野は気楽なもんやなあ・・・)



 
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ハッピーちゃん
3月うさぎ
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東京の実家で、新年を迎えました。

この子は、実家の母の相棒、セキセイインコのハッピーちゃん。
ちゃんと「ハッピーちゃん」と自己紹介できるんですよ(*^_^*)
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オマージュ
3月うさぎ
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神奈川県平塚市にある夫の実家は雑木林のようにもくもくと生い茂る木々に囲まれた古い民家。
http://www.mega71.com/pressroom.php

その樹木の手入れは義父の仕事だったのだが。
元気だった義父が突然出先でクモ膜下出血に倒れたのが4年前の6月。それから急に未亡人になってしまった義母が今は一人で暮らしている。

その義母も古希を超えて、この木々に守られ、癒されつつも、そろそろこの生命力溢れる(溢れ過ぎ?)樹木の扱いが重荷にない始めていると判り、土地の半分を売って、その残りの半分の土地に一人暮らしに丁度良く、またあちこちにちらばった4人の子ども達が集まる拠点としてふさわしい家を新築しようか、という話が持ち上がった。

まずは、売るにしても最初にこの樹木をどうにかせねばという話になり、この年末はいよいよ覚悟して長男(私の夫)と次男(今は北海道に住む本職の森の研究者)の二人がにわか「木こり」になって、大きな木をばっさばっさと思い切って始末した。

みんなが愛した柿の木も例外ではなかった。
子ども達がその枝にのぼり、義父がいつも苦心してたわわになった実を採った特別な柿の木である。
この家の歴史にはまだ浅い私にとってですら痛い別れである。

造形的才能にも恵まれた次男のYちゃんは、その柿の木への思慕の情を込めて、切り落とした枝にこんな「彫刻」?に仕立てた。
残りは、北海道に持ち帰って仕上げるつもりだとか。
 
「亡き父と柿の木へのオマージュ」とでも名付けておくか,,,と、これは作者(Yちゃん)の弁である。





雑雑記
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