3月うさぎ

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染料<モロッコ・レポート11>
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スークはただ商品を売ってるだけじゃなくて、
モノを作ってもいる。

革製品をなめしたり、木を削ったり、布を染めたり・・・

この染料も一応すべて自然素材だとか言っていた。
本当かどうかは定かではないが。。

そんな風に人々の働く姿を間近に見られるのは楽しい。

なかなか静かに黙っては、見せてもらえないけれど、
別に彼らも売りつけようとばかり思ってるわけではなくて、
興味を持ってもらえるだけで嬉しいみたい。
すごーく丁寧に説明してくれて、
でも最後何も買わないけどごめんね〜って感じで言ったら、
ヨウコソとかアリガトとか、割と爽やかに解放してくれる。

あんまり怖れずに、
興味があるお店があれば気軽にのぞいてみればいいと思う。



モロッコ旅行2
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ジャマ・エル・フナ広場<モロッコ・レポート12>
3月うさぎ
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で、ここが、メディナのヘソ、ジャマ・エル・フナ広場。

とにかく、広いです。

ジャマ・エル・フナとは、「死者たちの広場」という意味で、かつてはここが公開処刑場だったとか。(ま、ヨーロッパとか中国とか、広場の歴史にはつきものだけど。我が国にも似たような場所はあったよね。)

この時は、朝だからまだこんなガランとしていますが、夜はまったく表情が変わります。
大道芸人や屋台や出店が集まって、ものすご〜く活気づく。

その様子はまた、日を改めて。

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アプローチ@Riad72<モロッコ・レポート13>
3月うさぎ
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さてさて、気温も上がってきたし・・一度リアドに戻ることに。


昨夜は薄暗い中のリアド到着だったのであまり良く解ってなかったけれど、車も通れる道から小径に入るところにこんなさりげないゲートがある。
これは、京都でいう路地(ろうじ)と同じ。
京都では、通り抜けられる道を図子、最後は行き止まりになってしまう道を「路地」と呼んでいる。
メディナ内が迷路、迷路と怖れられている?のは、この図子が多いからだ。
でも実は、ストリートそのものはそんなに複雑ではないので、ストリートとストリートに挟まれた1ブロックの中が図子だと割り切れば、失敗は避けられる。(はず、、)

京都でも、路地の入口にはたくさんの家の表札が上がっているが、メディナもそれと同じ。図子の入口には、こうやってその中にある家やお店の名前が明記されている。

Riad72へは、この路地をくねくねくねと3回ほど折れ曲がったほとんど袋小路の終点にある。
とても、そんなところに外国からの客を泊める宿があるとは思えない。

Riad72のドアの前に来てもこのとおり。壁にこの扉が付いているのみ。
小さな「72」の文字がかろうじてついているのみ。
ここに、あの豊かな空間が隠されているとは、隣の人でも気づかないだろう・・。

このパターンはなにもこのリアドに限ったわけではない。
メディナ内の邸宅はこのようにして人々の羨望から身を隠しているのだ。

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シエスタ@Riad72<モロッコ・レポート14>
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朝晩はそこそこ涼しいマラケシュもさすがに
お昼過ぎから気温がぐっと上がる。

夜は8時すぎまで明るいのだから、そんなにガツガツ待ち歩きしなくても・・・
と、第二部の散歩は夕方からに廻して、まずはいったんホテルでシエスタ。

リアドのこの壁厚が暑い太陽から守ってくれます。

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Room Lile@Riad72<モロッコ・レポート15>
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Riad72の2泊目の部屋は、Room Lile。

前の部屋はメゾネットだったが、今度の部屋は素直にフラット。
やっぱり、部屋を替えてみてよかった。
設えも全然違う。

天井の木彫の美しいこと!
これは、たぶん改装前のオリジナルを活かしているんだろうな・・

このリアドのオーナーはなんと若いイタリア人女性。
マラケシュの町が気に入って住み始めたのだそうだ。
自らのデザイン感覚で、古い邸宅を改装して客人を迎えるリアドに仕立てあげた。
こんなに判りにくい場所にあるリアドでも、
評判が評判を呼び、マラケシュのデザインリアドの先駆けとなったらしい。


モロッコ旅行2
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マラケシュ博物館<モロッコ・レポート16>
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マラケシュ博物館。

・・そんなに古いものではない。

19世紀後半に、宮殿として建てられたものらしい。
1956年にモロッコが独立してからは、マラケシュで最初の女学校として使われていたとか。

イスラムの世界では、やや男尊女卑的思想が気になるのだが、宮殿を女学校に・・というのは、そんな中では画期的な転換ではなかろうか。

博物館となったのは、1997年。


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ベン・ユーセフ・マドラサ<モロッコ・レポート17>
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1565年に建てられ、1956年(独立の年ですね・・)まで使われていた神学校。
マドラサとは学校の意味。

ここの木彫の天井とモザイクタイルの壁はかなり質が高い。
スペインのグラナダで見たアルハンブラ宮殿をも彷彿とさせられる。

イスラム建築は、プランも中庭を中心に展開するというパターンがほとんどなのだが、ここは、大きな中庭の他に、いくつかのコアを持ち、少し複雑な構成になっている。
建築関係者の夫は、その簡単には理解できないプランが気に入った様子で、長時間読解に時間をかけていた。
とにかく、寄宿舎だった2階には130もの部屋があるらしく、とにかく見ているうちに建物内で方向を奪われる。
パティオの中央には、水も張られ、そこに映し出される装飾が美しい演出となっている。

列柱の腰まで貼られた青っぽいタイルが、その位置まで水に浸かっているようにも見えますね。
写真だと。

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にんじんとじゃがいもとオレンジのスープ<モロッコ・レポート18>
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さて、夕食です。

飛行機の機内でブロイラー状態だったこともあって、なんだか胃がもたれ気味。

リアドはゲストが少ないため献立もリクエストに応じてくれると言うので、
胃にやさしいスープとタジンを・・とリクエストした。

「あなたを驚かせるから楽しみにしていて!」と、嬉しいレスポンス。

そして、登場したのがこのスープ☆ミ

にんじんとじゃがいもとオレンジの温スープ。
う〜ん、美味。
オレンジの香りのするスープなんて。
でも、絶妙にスパイスも効いて、口当たりがとってもなめらか。

この後のタジン(鍋)もとても美味しかったのだけれど、
この時にはもう写真のことは忘れてました、あはっ


今夜はビールです。
ビールの名前はカサブランカ。(ここは、マラケシュですが、、)


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豆スープ<モロッコ・レポート19>
3月うさぎ
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次の朝、また早朝の散歩。
昨日は歩かなかったメディナの壁のある方向へ歩いてみる。

朝早いのに開店しているお店が、、
しかも、何やらにぎわっている。

覗き込んでいると、地元のおじさんたちに「おいしいぞ、飲んでけ 飲んでけ」と
勧められる。

どうやら彼らはここで朝食のスープを飲んでから仕事に向かうらしい。

一杯注文してみることにした。
な〜るほど。クセがない。
お粥のようにドロリとした豆のスープ。

庶民の味もいいものです。
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朝の散歩<モロッコ・レポート20>
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どちらかというとメディナ(旧市街)の中は宵っ張り。
そんなわけで、朝はちょっぴりスロースタート。
特に急ぐ理由もないし・・ってとこでしょうか。

でも、お昼を過ぎる頃にはいきなりシフトアップするんだよね。

不思議。不思議。


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