3月うさぎ

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メディナの壁<モロッコ・レポート21>
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マラケシュの街は、
ギリーズ(新市街)とメディナ(旧市街)に2分されており、
メディナ全域はこんな高い壁で完全に囲われている。

ただ、ベルリンの壁などとは違って、たえず出入り自由。(当たり前か・・)
大きな門、そしてこんな感じの小さめの門を人や車や動物たちが常に出たり入ったりしている。

ただ、出入りは自由ですが、中と外、風景は相当変わります。
風景だけじゃない。
新市街から旧市街に入るとタイムトリップ感が味わえる。

このたった2mほどの厚さの壁がそこに存在するだけで。





モロッコ旅行3
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モロッカン・パンケーキ<モロッコ・レポート22>
3月うさぎ
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豆スープでお腹はちょうどよかったのに、
しばらく歩いたところで、また美味しそうな匂いが。。。
お姉さんのこのスマイルに負けて、また席に。

これは、モロッコ風パンケーキ。(クレープ?)

これにはちみつやバターをつけて食べる。

「コーヒーください」って言ったら、なぜか「ネスカフェ?」って聞かれたので、
えっ、もしかしてインスタントコーヒーが出てきちゃうの?とわずかに心配だったけど、
大丈夫。ちゃんと美味しい本格派カフェオレでした。

「テ」(=ティ)をたのむと、やっぱり紅茶じゃなくて、ミントティ。
これ、もうモロッコの常識だったのね〜。。
(美味しいんだけど、最初っからお砂糖がいっぱい入ってるのが・・)
こっちは、熱いお茶をガラスのグラスに入れるんだよね〜。(たぶん耐熱でもないと思うんだけど。)
これみたいに、真ん中のあたりがプクっと出てる(一段腹?)このグラスが一般的。
(熱いならこの出っ張ってるところを持て!ってことらしいんだけど、出てるところでも熱いは熱い。仕方がないからグラスの一番上を持ちます。。)

ちなみに、モロッカン・パンケーキもモロッコの朝の定番メニュー。

気分の問題だけど、
地元の人と同じ朝ごはん食べると、なんか急にこの場所に自分が馴染んだ気がして
周りのおじさんとも、やあ、やあって気楽に話せるようになってくるから不思議。

とにかく、朝から何回「ボンジュール」って言ったことか。
私たちに対してだけじゃなくて、道行く人みんなが挨拶を交わしあってる。

素敵なことだよね。


モロッコ旅行3
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リヤドの極意<モロッコ・レポート23>
3月うさぎ
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 「空に通じるパティオがなければ、リヤドとは言えません。
神さまは空にいます。
パティオから空を見上げれば、神さまとつながっている気持ちになれるのです。
そして、神さまからの光は、パティオを通じてすべての部屋に届くのです。
(雑誌「旅」アブデラティフさんの言葉を引用)

・・・というわけで、リアドにはパティオが必要というより、パティオのある邸宅をいつのまにかリヤドを呼ぶようになった。
更にそのパティオの中央には噴水があり、それを4つの木が囲んでいるとイスラムにとっての天国の意味となる。
伝統的には、その木はオレンジがあるのが好ましいとされている。(そういえば、スペインの南でもオレンジのパティオをたくさんみかけました。。)

Riad72は、意味はそのまま受け継ぎ、解釈を少し換えている。
中央の噴水は水槽に、そしてオレンジの木ではなく、バナナとナツメヤシの木に。
空には少し違う神さまが住んでいそうだけどここはたしかに天国。
砂漠の中のオアシスのよう。。

1週間でもゆっくりしたいが、残念ながらそろそろ次のリアドがお迎えに来てくれている。
モロッコ旅行3
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お迎え<モロッコ・レポート24>
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次のリヤドへは、歩いて15分くらい。

リヤカーを引いてくれる少年と執事みたいな長身の男性が
お迎えに来てくれました。

私たちのトランクがリヤカーに揺られて運ばれて行きます。

さぁて、次はどんなリヤドかな。



モロッコ旅行3
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Dar Darma<モロッコ・レポート25>
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次なる宿はDar Darma.


Darというのは「家」という意味。
一般的にパティオも小さく、部屋数も少ない邸宅はリアドでなくダールと呼ぶらしいが、
このDarmaは充分に広い。

そして、ご覧の通り、映画のセットかと思う程の完璧な美意識で室内を演出している。
そしてこれもまたイタリア人オーナーによるプロデュース!
本当にここまでやるか・・と感心しつつ呆れるほどのナルシスティックな懲りよう。
ダニエル・シュミットやピーター・グリーナウェイなら、この邸宅だけで一本映画を撮りきっただろうな・・と思わないではいられない。
一番最後の写真の部屋(赤い壁の)は、もともとの住まいからほとんどいじっていないのだそう。家具も調度もここはマジでクラシック。


一言にダール、リアド、と言えども・・・まさに多様である。
モロッコ旅行3
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Patio Black@Dar Darma<モロッコ・レポート26>
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Dar Darmaは、黒、赤、白、茶・・と部屋のテーマカラーがそのまま
室名となっている。

私たちが泊まったのは「黒」の部屋。

黒を基調としてインテリアが展開されたしぶ〜〜〜い部屋である。

洗面所にはタオルがリボンでくるまれ、バラの花が散らされている・・

さすがイタリアのオーナー、あくまでも演出には手を抜かない。

一般的日本人にウケるとはとても思えないが、
ありきたりのホテルにはもう飽きた!という方は是非このフォトジェニックなDar Darmaに泊まっていただきたい。
マラケシュという街にはこんな酔狂も不思議と似合う。

ただ、夜の照明はやけに抑えめ、、
部屋中の電気を全部つけても、ここではなかなか日記も書けない。
しかも、なんか雰囲気ありすぎてコワイやん、、、と、「白」の部屋にしなかったことを少し後悔した私であった。(黒の部屋は、壁が黒いから夜は迫力ありすぎ!!)

でもね。
スタッフのみんなはほっとする温かな感じ。
マネージャーの男性は、日本のサッカーが好き!と、ナカムラやナカザワやナカタの名前を挙げていました。(どうやら今年のW杯以前のファンらしいです☆)

モロッコ旅行3
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サアート朝墳墓群<モロッコ・レポート27>
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メディナの南は史跡地区。

16,7世紀、マラケシュが首都だった時代ここを統治したサアート朝のスルタンとその家族が葬られている墳墓群。
イスラムの美しい装飾美がここでも見られる。

庭では、こうのとりさんが観光客たちの写真のターゲットになっている。
ここが定位置なんだろうか・・・




モロッコ旅行3
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ハマム@ラ・スルタナ<モロッコ・レポート28>
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午後になって外の気温も上がってきたので、
社会見学を兼ねて?モロッコの高級ハマム(スチームサウナ)に挑戦!
ついでに、メンソーレスクラブによるアカスリサービスも初体験!

文字通り一皮むけた気分。。。


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屋台@フナ広場<モロッコ・レポート29>
3月うさぎ
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夕方になってくると、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場には、無数の屋台が並びます。

地元の人も観光客も、その無数の屋台の中から気に入った屋台を決めてあれこれ注文します。

呼びこみが、また凄いのです。
広場にこれだけ人がいても日本人なんか全然見かけないけれど、「ニホンジン?タベテッテ!」と声をかけ、足を止めなかったら「デモ、ソンナノカンケイネエ!」ですって。
誰が教えたんだ〜!!

アルコールも飲めないのに、暗くなるとどんどん活気づいてくるフナ広場。
マラケシュは熱い!
この日はブロシェット(串焼き)に挑戦してみました。

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ファティマの手<モロッコ・レポート30>
3月うさぎ
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モロッコの街を歩いているとしばしばドアにこんな手の形をしたノブを見かける。

これは、社会奉仕に生涯を捧げたマホメットの四女の手をモチーフにしているとのこと。
他人の嫉妬心など邪悪なものや災難から身を守るためと言われている。

ファティマの手よって守られる・・という発想はなかなか面白い。

日本なら災害はノーサンキューでも。他人の嫉妬心(羨望)ならある程度集めたいと思っている人も多いのではないか。
家の前を飾らないこととも通じるのだろう。他人のジェラシーほど性の悪いモノはない・・という考え方はここでも一環している。


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