3月うさぎ

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百年後の博物館
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「百年後の博物館」というタイトルの黒田武志氏の作品展を観てきました。
古い木造校舎を買い取って作られた私設博物館が百年後の未来からタイムスリップしてやってきたという設定。オブジェはすべて錆びています。懐かしいような不思議な気分にさせてくれる空間と作品群でした。ジョセフ・コーネルの作品を思い出すboxart。脳に小気味いい刺激をもらいました。
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キュートなキューピー
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これらのQPちゃんは、97歳のひさのおばあちゃんが作ったものです。
http://hisano-chan.cocolog-nifty.com/
今日は、その孫と孫の友人が開いたこのQPちゃんたちの展覧会を見に岡崎まで行ってまいりました。
QPちゃんは、全部でなんと250体くらいもいるのだとか。そして、97歳の今も増え続けているのだそうよ。ひさのおばあちゃん、おそるべし!!
その会場となったそれぞれの会場(2人とも私のお友達)は、どちらも古い町家を上手に改装してとてもいい雰囲気に仕上がっていて、居心地が良くついつい長居してしまいました。
好日居さん、casa de bananoさん、今日は本当に本当にどうもありがとう。
おかげでとてもいい一日を過ごすことができました。まさに是好日。
美味しいお茶もごちそうさまでした〜。
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ルイス・カーンとアルヴァ・アアルトの住宅の魅力
3月うさぎ
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昨日は、京大名誉教授の前田忠直氏による「ルイス・カーンとアルヴァ・アアルトの住宅の魅力」というタイトルの講演を聴きに行って来た。
20世紀の建築界の巨匠ルイス・カーンとアルヴァ・アアルト。
特にカーンのフィッシャー邸とエシェリック邸はかねてより惹かれ続けていた作品でもある。アアルトのコエ・タロ(サマーハウス)も同じく。
そういう意味では、この講演は足を運ばないではいられないタイトルだったとも言える。しかも、アアルトの場合は来月見に行けるかもしれないというまさにベストタイミング。
前田氏によると、この二人の建築家の共通点は、オブジェを持ち歩くタイプの建築とは対極の、場所を読んで読んで読んで、その地にしか建ち得なかったという種類の建築である。建築を精神の領域まで昇華させたという意味でも、二人には共通点がある云えるかもしれない。
以前、ルイス・カーンのビデオを見た時に、彼の顔に残る(たぶん顔だけじゃない)ひどいケロイドは彼が3歳の頃の事故によるもの、と彼自身が語っていた。暖炉の火をずっと見つめていると、見たこともない緑色の部分を見つけ(たぶん不完全燃焼だった)その緑があまりにも美しく欲しくて欲しくて仕方がなくなって自分の洋服のポケットに入れてしまったと。
私は、このエピソードが忘れられない。
美しいもの、美しいと思うものに対して、そこまで「欲しい」と願う衝動を感じるということ、そのこと自体がそのまま彼の建築への情熱にすり替わっている気がするからだ。
エスキースを繰り返してはいるものも、カーンはやはりどこか神がかっている。
ミケランジェロのように、初めから石の隠されている形を掘り起こしているかのような必然性を感じさせる建築である。
一方のアアルトはもっとヒューマンなタイプである。
カーンより下位にあるという意味では決してないが、土地への愛情、住む人への思いやり、建築への憧れ・・・そんなモノに突き動かされて作り続けた建築家という印象がある。
どちらも、20世紀に彼らが存在したことを素直に感謝したいと思う建築家たちである。

よく判らないだろうが、上の写真がルイスー・カーンのフィッシャーハウス、下の写真がアルヴァ・アアルトのコエ・タロ(彼自身が夏の数週間を過ごすために家)である。

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ポジャギとチョガッポ
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うちの近所の高麗美術館が「ポジャギとチョガッポ」展をやっていたので見に行ってきました。
ポジャギとは韓国の風呂敷または布巾、
チョガッポとは、端切をパッチワークのように縫い合わせて新たな一枚の布に再生したもの。
「ポ」は包むこと、「福」=「ポク」と音が似ていることから、幸せを呼ぶとされているらしい。
韓国の包む文化。
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グアテマラに咲く花
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今日は、岡崎の友人のギャラリーで開催していたグアテマラのテキスタイルの展覧会を見に行きました。
韓国のポシャギに引き続き、布の展覧会が続きます。
その織物の色彩の美しいこと!デザインの可愛らしいこと!
グアテマラの空気がそのまま部屋に運ばれてきたような晴れ晴れとしたおおらかさに圧倒されました。
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ロン・ミュエック
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 ロン・ミュエックをご存知だろうか?

これらは夏まで金沢の21世紀美術館で個展をしていたある彫刻家の作品である。
コラージュしているように思われるかもしれないが、どれも小さい方の人物は実在する人間、そしてこのとてつもなく大きい人物の方がミュエックが作った作品なのだ。

カタログの帯にはこんな言葉がある。
「世界的に注目される彫刻家ロン・ミュエックが創り出す前人未到のリアリティ。
極限までリアルに再現された繊細で緻密な作品の数々は、人間の内面までをも醸し出し。見る者を釘付けにする。」

とにかく、リアル。そして、とにかくデカイ。
そして、時にリアルすぎて、眺めているのが辛いような気分にさせられることがある。(芸術でなければ、モザイクが必要な作品も少なくない。)
それだけ訴えかけるメッセージが強いということかもしれない。
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堂本印象美術館
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招待券が手に入ったので、久しぶりに堂本印象美術館へ行ってまいりました。
建物自体も彼の作品の一つ。
壁も柱もこんな風です。

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エリック・カール展
3月うさぎ
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「はらぺこあおむし」の絵本で有名なエリック・カールの展覧会が京都の「えき」美術館に来ていたので見てきました。
彼の絵本は、この絵本をはじめ何冊か我が家にもありますが、色彩もグラフィックも美しく親子して大好きな作家の一人です。
原画を見るのははじめてだったので、とてもワクワクでかけました。
筆のフリーなタッチを活かした色の紙を沢山作成しておいてから、型紙どおりカットしていくやり方がビデオで見られたのでよくわかりました。
ご本人が「インディペンデント・アート」と呼んでいる色彩構成も興味深かったです。

原画を見ながら、娘に何度も何度も読み聞かせさせられた、数年前がなつかしく甦りました。
カールさん、素敵な絵本をありがとう。


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京都駅には、こ〜んなに大きなイルミネーション・ツリーが
出ていました。

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モーツァルト ヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 k.364
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昨日は、京都祝祭管弦楽団の第2回定期演奏会を見に行ってきました。
京都祝祭管弦楽団に知り合いはいないのですが、その演奏会にゲスト出演する
ヴァイオリニストが友人の娘さん(現在高校2年生)。
なんと8歳の時にはもうローマ国際音楽祭に招待され、モーツァルトヴァイオリン協奏曲第5番を独奏したという稀な才能の持ち主。
そして、今年の日本音楽コンクールでも第2位に選ばれ岩谷賞にも輝いた期待の新鋭です。

ご本人とは何度かお会いしたことがありましたが、ヴァイオリンの演奏を聴くのは今回がはじめて。
モーツァルトヴァイオリンとヴィオラのための協奏曲 k.364最高でした。アンコールのヘンデルのオケなし二重奏にも惚れました。

石上真由子さんというお名前、是非覚えていてあげてください。
きっと、そのうち国際コンサートでも常連になる日がやってくると思います。

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夢から醒めた夢
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 劇団四季の『夢から醒めた夢』を見てまいりました。
四季のミュージカルなんて『Cats』以来かも。

娘にとっては初の生ミュージカル。
動きがミニーちゃん(ディズニーの)みたいだったと・・・(^-^;
ま、気持ちはワカル。

劇場に着くとこんな不思議な人たちがお迎えしてくれます。
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大地の芸術祭
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大地の芸術祭
越後妻有アートトリエンナーレ2009
2009年7月26日(日)ー9月13日(日)

アートに導かれての里山の往還は
大地と共に生きた人間の来し方をたどり
私たちの行く末を考える旅


今年もまた、やってきました!
いつもと違う夏休みを送りたい人!夏休みに特にプランのない人!
みんなこぞって越後妻有に行こう!

行けない人はHPだけでも訪れよう!
http://www.echigo-tsumari.jp
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アン・サリー
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丸山公園音楽堂で、アン・サリーのコンサートを見ました。

折角の爽やかな5月の野外コンサートですが、
生憎、曇り空は途中から小雨に変わり、
しかも寒くて震えながらの鑑賞となってしまいました。

でも、彼女の歌声はとても素敵でした。
医師でもあり、二人の子どもの母親でもあるアン・サリー。
エメラルド色のスカートがとても似合っていました。



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おやすみ、クマちゃん
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「おやすみ、クマちゃん」って知ってる?

かつてポーランドのTVで人気をはくしたキャラクター。
はちみつとアイスクリームが大好きな耳の折れたクマのぬいぐるみ。
クマのぬいぐるみが主人公というところは、「くまのプーさん」と設定が同じ。
このクマちゃんは、毎回眠る前にその日にあったことをいろいろと思い出し、その中から小さな教訓を見出して、ひとり納得しながら「おやすみ」と眠りに入るのだ。



たとえば、友人のなんでも知ったかぶりをしてかつ頑固なぶたくんは、そのことで結構みんなに迷惑をかけたり自分も辛い目にあったりもするのだけれど、そうするとクマちゃんは、「ほんとうに賢いひとは、自分がにかになにも知らないかを知っているひとなんだ」と哲学者みたいなことも言ってみたりもする。その感想がちょっぴり深かったりするあたりが、子どもにも大人にも支持される要因なのかもしれない。

あと、興味深かったのが、クマちゃんや仲間達がとってもおしゃれだってこと。
ふつう、こういうキャラクターたちは、いつも洋服はほとんど着替えないないのが普通なのに、クマちゃんたちは、毎回違う服を着ているし、着替えるシーンだって少なくない。
そして、それらの洋服はなかなかデザインが凝っているのだ。

洋服だけじゃなくて、お部屋のインテリアもマメに変わっている。
これは、娘の凪が先に気がついたことなのだけれど、カーテンや電気スタンドの傘、壁紙、そして、ベッドまでもが話ごとに変わっていたりもする。
そして、よ〜く観察していると、家の外観までがかなり違っていたりもする。

クマちゃんは、引っ越し魔なんだろうか?
クマちゃんの趣味は、模様替え?

ストーリー以外のところで、
こんな楽しみ方もある「おやすみ、クマちゃん」を是非ごらんになってください。
基本的には、子ども向きにつくられてはいますが、クマちゃんのかわいらしさ+小物使いの細やかさに注目すると、大人も決して飽きずに見られます。




 
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杉本博司 歴史の歴史
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大阪、中之島の国立国際美術館でやっている
「杉本博司/歴史の歴史」展を観てきた。

ある意味では、雷で打たれたような衝撃、、、
しかし、なんとも爽快な。

なんというか・・・言葉を失ってしまう程、すごい人だ。
彼のコレクションや作品は、偉業とも言っていい。
この美意識。そして、その眼力をここまで高める自意識。

しかし、この展覧会について、知らない人に説明するのは、
あまりにもムズカシイ。
また、この展覧会のタイトルが「歴史の歴史」・・・とは。
この展覧会のジャンルはどういう分類になるのか。
「杉本博司」そのものをジャンルにするしかないのではないか。


「私の集めた遺物たちは、
歴史が何を忘れ、
何を書き留めたか、
そんな歴史をおしえてくれる。」

by 杉本博司

とにかく、皆さん、足を運んでみて!!とお薦めしたいところだけれど、
なんと!明日が大阪展の最終日です。

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鞍馬口ん家にならぶ小さな器展2
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地下鉄、鞍馬口駅のすぐそばにある「鞍馬口ん家」は、町家のときどきギャラリー。

昨日は、「鞍馬口ん家にならぶ小さな器展2」に寄ってまいりました。

町家の良さはそのままに新たな魅力が加わった鞍馬口ん家。
その独特の空間にいい感じにちらべられた小さな器たち。
どれも、これも、一旦手に取るともう置きたくなくなってしまうほど、優しい風合いに癒されます。
そして、そのいじらしい小ささがまたとてもいい。
小さな器の小さな宇宙。

上から二つが、露木理恵さんの磁器。下二つは、辻本恵子さんの陶器。
お人柄が出て、ふんわり透明感のある作品たちです。
水野悠祐氏の木のトレー(いつも、設計を手がけた建築の竣工のお祝い品として使わせていただいています。)が加わった3人展。
(一番下の写真のお皿は、なんと「お買い上げ〜」してしまいました。和にも洋にも使いやすそうだったので。やっぱり器は使いたいものね。)

今週末も開催するようです。
13(土)、14(日)、ぜひ、おでかけください。







 
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ポール・コールマン
3月うさぎ
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凪がポスターとチラシのデザインに協力させていただいた
ポール・コールマンさんとジュネス・パークさんの講演会が昨夜開催されました。

ポール・コールマンさんは、木を植えながら、地球を歩いているという環境活動家。
もう、19年も歩き続けているのだそうです。そして、植えた木の数も2000万本を越えているのだとか。ちょっと簡単には想像が働かない数ですよね。
メキシコでは、彼について1万人もの人が一緒に歩いたのだとか。
これも、絵本のようなお話だな・・・と思いました。
ただ、明るい話題ばかりではなく、中国の環境破壊、世界の胃袋の裏側のレポートは目を覆うほどのもので、どちらにしても、「地球」の現況について知るいい機会になりました。(2ヶ月後に中国へ行こうと思っている人間にはやや酷、、、)

ジュネスさんの方も面白そうでしたが、娘が翌日までの宿題をかかえていたので、残念ながら途中で退室させていただきました。こちらは、アフリカの農業改革や環境作りのお話。


このイラストは、凪が描いたツリーマン(=ポールさん)。

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NASA Mission:STS41B /1984
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先日、ちらっとご紹介した「杉本博司 歴史の歴史」展・・・
この写真も彼のコレクションの1つである。
まったく、あの人のコレクションの幅、興味の幅には驚かされる。
化石や石器、古布、解剖図、能面、月の石・・・

今、話題の「1Q84」ではないけれど、
このミッションも1984年に行われています。

1984年2月3日、打ち上げられたスペースシャトル、チャレンジャーには
特別なミッションがあった。初の紐なし宇宙遊泳を実現することである。
ブルース・マッカンドレス飛行士がその任に当たった。
無重力、無酸素の宇宙空間の中で、人体が人体が生存できる密室を宇宙服内に
作ったのだ。

数えきれない杉本コレクションの中で、なんと、うちの娘はこの一枚が一番気に入ったと言う。
何より構図がいいのだそうだ。そして、地球も人もすべて本物なのがすごい!そして、何よりカワイイ!と。

相当感激したらしく、展覧会の帰り道には、彼女の携帯電話の待ち受けはもうこの写真になっていました。(図録の写真より)
便乗して、私の待ち受けも今、この写真です。(たしかに、悪くない)
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あめ細工実演
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祇園祭で私が一番好きなのは、
あめ細工の実演。

毎年のように、同じおじさんの芸を見ています。

やわらかいあめを固めては伸ばし、
はさみでチョンチョンチョンチョン・・・
熟練の見事な手さばき。

おじさんが作っているのは、水色のあめは龍になります。
凪がリクエストしたのは、きりん(これは、どちらかというとイマイチだったかも、、、)
前回作ってもらったのは、金魚だったような・・・。

アンパンマンやウルトラマンも
昭和のムードがムンムンでなかなか愛嬌がありました。
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花火大会
3月うさぎ
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何年ぶりでしょう・・・

花火大会に出かけました。

凪にとっては、初の打ち上げ花火体験です。

う〜ん!これぞ日本の夏!!

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「おじいちゃんの封筒」展
3月うさぎ
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「おじいちゃんの封筒」展
小さな部屋 




私の愛蔵書「おじいちゃんの封筒」。
坂田和寛氏の美しい装丁の本。

そのおじいちゃんの封筒たちに京都で会えました。
胸の中でじわ〜〜ん、といい感じにやっと会えた感激が広がりました。

京都北白川の小さな雑貨屋さんの一角だけの展覧会ですが、
訪れた方はきっと、その日足を運んだことをよかった・・と思われると思います。
特に、私のこのブログの読者であれば、尚。
9/29(火)までやっているようです。




藤井咲子さん(お孫さん)のコメントを、引用しておきます。

2005年の夏にもうすべて無くなったと思い込んでいた封筒達と何年かぶりに再会しました。
それは祖父が80歳くらいから95歳まで朝から晩まであらゆる紙で作っていたものでした。(中略)
でも当時は封筒を作っていることがあまりにも当たり前だったので、とりたてて大切に思うような感じではなかったのですが、久々に見た封筒は全然違うものに見えました。
(中略)
一日中ただ作り続けていたらこんなにも表情のあるものになっていたようです。
繰り返された毎日から生まれた封筒に、大きな力を感じています。



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「ウィリアム・ケントリッジー歩きながら歴史を考える」展
3月うさぎ
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「ウィリアム・ケントリッジー歩きながら歴史を考える」展
京都国立近代美術館


秋になると、いろいろ展覧会も見たくなります。
インフォーメーションをもう一つ。

ウィリアム・ケントリッジは、南アフリカ共和国の作家。
木炭とパステルで描かれた手描きのドローイングを映像化した作品は、自国のアパルトヘイト
政策の痛みをテーマにしつつ、重たさと軽さがミックスした独特のタッチで表現し続けています。
気が遠くなるような作業から、彼のメッセージが確実に伝わってきます。

10/18(日)まで。


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コルテオ
3月うさぎ
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シルク・ドゥ・ソレイユ(フランス語で太陽のサーカス)
の「コルテオ」を観て来ました。

いやいや、もう、最高!!
「キダム」以来の興奮を味わってきました。

やっぱり、サーカス数々あれど、
シルク・ドゥ・ソレイユの技術と芸術性はピカ一。(・・と私は思う。)

コルテオの意味は、イタリア語で「行列」。
パレードを意識した演出と躍動的でかつ幻想的な舞台にほれぼれと見惚れるひとときでした。

終了後、会場を出る時「シルク・ドゥ・ソレイユのサーカスの一番の魅力は、人間がここまで重力から自由になれることを見せてもらえる爽快感なんだろうな」ともらした夫の意見に同感。
そういう意味では、私なんて、なんて重力から不自由な・・・同じ人間とは思えない程。
(ま、比べるまでもないのだけれど)

大阪公演は残り少しですが、その後も、東京、福岡、仙台などまだまだ機会がありそうです。
みんな〜!「コルテオ」に逢いに行こう!



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おとあそび
3月うさぎ
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明日の土曜日、nagiの消しゴムはんこ展でお世話になったCasa de Bananoさんと好日居さんで、楽しい「おと」のイベントあり。

女性3人のユニット、MARさんの情熱ライヴ。
とにかくスペースが小さい分、演奏はすぐそば。臨場感抜群!のはず・・・
楽器作りをした後は、その手作り楽器でお客さんも一緒にコラボだって!

お昼はCasa de Bananoでラテン・ミュージックと楽器作りのワークショップ。

夜は、雰囲気を変えて、好日居さんでしっとりと大人のジャズタイム。

まだ、お席はありそうです。



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シェーカーとアゴゴ
3月うさぎ
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16日にご紹介した「おとあそび」に参加してきました。

サックス、キーボード、パーカッションの迫力あるラテン音楽の演奏を楽しんだ後は、みんなで楽器作り。空のヤクルトや、空き缶などを利用して、シェーカー(中にあずきが入ってる)とアゴゴ(極小パーカッション)を製作。
そして、その後は、みんなでそれらを使ってラテン音楽に挑戦!!!

下の写真は、パーカッションの田口さんの小道具入れ。
音が鳴る玩具や小さな楽器が音の宝箱みたいに入ってました。

う〜ん!やっぱり音楽って楽しい!
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北山ハロウィン
3月うさぎ
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凪の学校の近所にある植物園とその隣の陶版名画の庭では、今日は「北山ハロウィン」でお祭り騒ぎをしていました。
こんな凝ったカーヴィングをしているかぼちゃもあります。

本当は、夜見たかったのだけれどね。
かぼちゃが全部点灯するので、なかなかキレイなようなんだけど。

しかしながら、子どもも私もバザーで疲れてしまったので、夜まで余力が残りませんでした。

ハロウィンってあまり日本の風景には合わないものなんだけど、このあたりの町並みにはそこそこしっくりいってる気がしました。
あちこちでオレンジという色彩がちらほら増えて来る季節でもあります。
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羊から布へ
3月うさぎ
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ひつじから布へ

「羊毛」と一言で言うけれど
羊により、その年により、
季節により様々変化し
同じものはありません
「羊の毛」との出会いは「一期一会」、
出会った「羊の毛」の個性と向き合い
手紡ぎ手織りの作業を一枚の布へ 
そんな地道に仕上げた布たちです 
                      上野山有希子

(展覧会案内状より抜粋)



上野山さんは羊の毛を糸にするところからはじめ、やがてその糸を織りなして布を作り上げる達人です。

手にとると、そのやわらかい質感にうっとり。。。

丁寧に選ばれた羊毛が上質の布に変わり、人をそのやさしさでふんわりと包んでくれます。

はじめてお会いした上野山さんが3月うさぎのブログを知っていてくださってびっくり。
写真を褒めていただいてうれしはずかし。

展覧会は11/1(月)京都岡崎gallery好日居にて。

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儚きもの
3月うさぎ
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「儚きもの」展
 京都市美術館

この展覧会は、京都市美術館が所蔵している作品群の中から
「儚きもの」というテーマで89点を取り出して展示したもの。

好みは人それぞれだとは思いますが、
私はその中のたった2作にのみ深く心を動かされました。

1作は、ポスターにも使われたこの「芥子」(金島桂華 画)
実際は、横長の屏風絵で、花や葉の描き方や色彩が絶妙。
この作品は切手にもなっていたかな?)

もう1作は、「月の暉」(三谷十糸子 画)
こちらは(少なくとも)私は知らない絵でした。
月の下に浴衣を着た女の子が3人という図。
味わったことのないような不思議な空気感。(たぶん印刷物では解らないだろうな、、)
こんな表現ができるなんて。
作品の前に一晩でもずっと停まっていたい・・みたいな気持ちにさせられました。

1/17(日)まで。





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京都市美術館
3月うさぎ
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久しぶりに京都市美術館へ行きました。

お向かいの近代美術館へはよく行きますが、市美術館に入るのは久しぶり。

石造りの様式建築も久しぶりに見るとやはり良いものだな、と。
特に階段廻りの空間は贅沢。
変わらぬシンと冷たい空気が悪くない。

ただ、展示は予算がないのか、近美にはかなり差をつけられている感も。
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ガラスと暮らす
3月うさぎ
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浅野ちかこ
「ガラスと暮らす 3」展
小さな部屋

少し前に見て来ました。
(会期は終わってしまいました、、、)


繊細だけど、繊細すぎない。
ポエジックでどれもストーリーをたどるのが楽しい作品群。

これは、モビール。

凪のお誕生日が迫ってきたので、
本人に気に入ったものを選びたい!と言ったのがこれ。
レトロガラスの風合いがやさしい。

飾る前に部屋をきれいにするという約束、、
まだ達成できていなくて、モビールもまだ固定場所を
決めてもらえないまま・・・。

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なんだか、笑顔になるようにーアトリエ・ハピバール展
3月うさぎ
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なんだか、笑顔になるように
アトリエ・ハピバール展

Casa de Banano
好日居

お友達の町家ギャラリーCasa de Bananoと好日居(@京都 岡崎)にて、
12/4(金)〜12/7(月)までアトリエ・ハピバールによる展覧会を行います。
春に凪の消しゴムはんこ展をした二つのギャラリーです。

実は、かくいうわたくしもその協力スタッフの1人。

Casa de Bananoさんには、部屋中を(DMのような)ちかちゃん(制作者)のお花で埋め尽くしてお花畑にしよう計画がただいま進行中!。

好日居さんでは、ハピバールでつくっているパウンドケーキ(私もいただきました。とても美味しかったです♪)とオリジナルのお茶とでハピバールの仲間達の絵を鑑賞しながらハッピーなお茶の時間を楽しんでいただけます。

会場を訪れたみなさんが「なんだか、笑顔になるように」、スタッフのみんなは今準備にあくせく追われています。

お楽しみに〜♪

何でも見てやろう
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