3月うさぎ

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四国旅行
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娘が学校からの修学旅行に行っているあいだ、
私もちょこっと四国へ旅行してきました。

四国はもう一足先に春めいて、コートなしで街歩きができました。


少しずつ、「振り返り編」でまとめておきたいと思います。
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高知土産
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まずは、おみやげから。。

高知の道の駅や朝市で買って来た食料品群です。

一番食べ物が美味しい県が「高知県」だと何かで読みました。
ほんまか〜??と若干疑っておりましたが、
今回行ってみて、海鮮類といい野菜や果物といい、
本当に素材に恵まれた土地だということを実感しました!
しかも、お値段リーズナブル!
京都の価格の50〜70%程度。
こりゃ、ありがたい。

文旦(大きいグレープフルーツみたいなの)も美味しかったけど、
オレンジ色のでべそ付きデコポンの異様な?美味しさ!!
フルーツトマトも味がしっかりしていてうっま〜!!!

いいですね〜
素材の美味しい県。
ちなみに2番は北海道だとか。
・・・これはうなずけますね。
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イサムノグチ庭園美術館
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今回の四国旅行は、基本的に高知が目的だったのですが、
香川のイサムノグチ庭園美術館に寄り道してから高知に向かいました。

ここは、イサムノグチファンとして一度は訪れたかった場所。

ノグチはこの牟礼の庭によせてこんな文章を残しています。

「この庭は自然への讃歌だと言われるかもしれませんね。
私はこの庭をたいそう楽しんでいます。水が出ようが、台風が来ようが、
この庭はまったく何の影響も受けません。
草をはじめあらゆるものが湧き出すのですが、流されてなくなるものは何もないのです。
これは素晴らしいことだと思います。
裸の状態を見ていただいた小丘に草が生えてきました。
今ではすっかり覆われています。
自然が人には真似できないやり方で完成させた構図がそこにあります。
こういう自然の猛威から切り離された事物は多くのものを失ってしまう、ということが分かってきました。たとえばここという、すべてがきちんと世話され、時の経過から守られねばならない場所でも、こんなことが許されるのですからね。
今日ではあらゆる類のことが、法によって守られているのです。
自然が木や石がどのように一体になっているか見る。これは命を鑑賞することです。
彫刻がこういうものの一部としてあるのは、私にとって大いなる喜びです。
これはこの庭の物語なのです。
(中略)
ここはほとんどいつでも、時を過ごすには素晴らしい場所です・・・
自然に充ち溢れています。
そして私はうたた寝します。
それから友だちが訪ねてきます。」


イサムノグチの庭園美術館は期待に違わず、
長い長い時間をここで過ごしたいと思わせる素晴らしい場所でした。

ただ、だからこそ、美術館側の姿勢に少し疑問も湧きました。
葉書で訪問を申し込まなくてはならないこと、見学に時間制限があること、庭園内の撮影は禁止されていること(この写真は庭園に入る前の案内所付近で撮ったもの)・・・
これには、10歩譲って事情があるのだろうと許しても、作品に触れてはいけない・・というのは違うのではないかと思っています。
ノグチは自分の作品に触れてほしいのではないかと思います。
「水が出ようが、台風が来ようが、
この庭はまったく何の影響も受けません。」
「流されてなくなるものは何もないのです。」と、書いているではありませんか。
ノグチはむしろ、自分の作品にみんなに撫でたり、抱きついたり、頬ずりしたりしてほしいのではないかと思うのです。
そのための石の作品のはずなのに。。。

しかし、そのことは置いても、素晴らしい場所であることに変わりはありませんが。






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高知城
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イサムノグチ庭園美術館に寄り道した後、高知入り。
人生2度目の土佐じゃき〜

しかも、前は四万十川が主なる目的だったので、
高知市内とちゃんと見るのは初めて♪
四国の発信基地を聞いている高知がどんな街か、ワクワクしながら歩きます。

これは、高知城
時間の都合で、お城は遠くから眺めただけでしたが、
お堀が高知の街の重要なヘソになっているのは、歩いているだけでも良く分かります。
若かりし日の丹下健三氏(東京都庁の設計者)が手掛けた高知県庁もこのお堀の中にありました。
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7 days hotel plus
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二泊三日の今回の旅行。
宿は、2泊とも高知市内の7 days hotel plusにお世話になりました。

安いのに、センスは悪くないし、こじんまりとして女性も泊まり易い雰囲気でよかったです。
(7 days hotelと7 days hotel plusがあります。)

上手いな・・と思ったのは、ロビーのスペースが同時に朝になるとそのまま大テーブルを利用して
朝食をとるレストランに様変わりしていたこと。
その他の時間もちょっとしたフリーのカフェスペースとして利用されていて、
カジュアルなホテルならではのフレキシブルな使い回しに、なるほど〜☆と思わされました。

こういう気の利いたプチホテルがあるだけで、
小旅行もうんと気軽な感じになるものです。
どこの都市にも一つはこういうホテルがあればいいのに、って思います。

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室戸岬
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一日目、暗くなるまで高知市内をぷらぷら散歩して、
それからぴっちぴちの海鮮料理に舌鼓をうち、
宿では、ワインとおつまみで遅くまでおしゃべり・・・
それでもなんとか翌朝7時すぎには朝食の席に座り、
朝から意欲的に二日目の行程を消化しようと車に乗り込みました。


まずは、最近ジオパークをキャッチフレーズにPR中の室戸海岸
5000万年の時間が作った地層を見に行きます。

(旅行中ライブでも何枚の写真をお届けしましたが、)
タービダイト層という砂と泥の層状の岩が不思議な風景を作っていました。

さすがに、季節外れということもあって、
人影もほとんどなく静かに海と対話できたのが幸運でした。

お昼は、里の駅で買ったお弁当を
この太古から変わっていない風景を眺めながら岩の上で食べました。
なんとなく土佐っこの気分がわかってきた。。(気がした。)

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室戸の植物
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一年を通じて温暖な気候に恵まれた室戸岬。
亜熱帯性樹林と海浜植生が豊かで、このあたりにしか見られない
珍しい植物たちが、特徴的な石と一緒に南国的な風景を演出しています。

アロエもどこでもやけに元気で、やたらと育っていてびっくり。
時折、沖縄を思い出すような風景も。。
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吉良川の町並み
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高知県で唯一、重要伝統的建造物保存地区に指定されている吉良川町

明治から大正にかけて製炭業で栄えた町なのだそうです。
格子、土佐漆喰、水切り瓦、「石ぐろ」と呼ばれる石垣・・・
風土に適した建築様式が今も住民によって大切に保存されている美しい町です。
しかし、保存と言ってもガチガチのテーマパークのような息苦しさにはなっていない。
ちゃんと現役感を残して人々に愛されながら受け継がれているのが伝わってきて、嬉しい気分になりました。(実際、残念ながらそうなっていない町は多いので。)


この畠中さんという散髪屋さんは、映画「私は貝になりたい」の舞台としても使われたとか。
そして、食料品店では当たり前のように「マンボウ」が売られてました。
マンボウって食べられるんだね☆


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石ぐろ玉石瓦付き
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吉良川町の町並みの特徴の一つはこの美しい石ぐろの石垣。

石ぐろの「ぐろ」は「黒」の意味ではなく、積むという意味。
つまり、石積みですね。

下の大きな石積みが石ぐろで、その上の丸い石を玉石(たまいし)と呼んでいるようです。
それに瓦が乗っかっているのが、この辺の塀としては一番丁寧な作り方のようで、
このおじさん(おじさんの素朴な土佐弁にほれぼれ♡)のお宅の塀はその3拍子が揃った見事な石塀を今も大事に保存しておられます。つまり、この塀は、「石ぐろ玉石瓦付き」という分類になるようです。

しかも、道に面しては割石、家の庭側には丸い方を見せているという几帳面さ。
これらの石を湛然に空積みや練積みしていく石積み職人のこだわりにうならされます。
瓦は瓦で、ちゃんと職人さんの銘入りです。
これらのプライドが吉良川の町並みのグレードを支えてきたんだな・・とあらためて思います。

おじさんに家の中も見て行くかい?と声をかけていただいて、伝統的な農家の室内もちらっと拝見することができました。
このあたりは、一軒をいくつか用途によって(台所等水を使う場所、寝る場所、仕事をする場所など)棟を変えて建てるのが普通だったらしく、ここのお宅も全部で4棟に分かれているのだそうです。
昔からずっと使っているという木の建具が素敵でした。


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水切り瓦と土佐漆喰
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吉良川町には、ゆ〜〜った〜〜りした時間が流れていました。


私たちが、伝統的な土佐漆喰の商家を写真に撮っていたら、
「興味があるんなら見て行きんしゃい!今、漆喰塗り直しとるところじゃき〜」
なんて感じで職人さんが声をかけてくれる。

なるほど。
古く黒ずんだ水切り瓦の漆喰をちょうど塗り直しているところ。
「あんたもやってみたら?」とコテまで渡されて、ちょっとだけペタペタさせてもらいました。
一からやるとなるとこの曲面、難しそう、、、

職人さんも、この町の人だと言っていました。
みんなおっとりして優しい人ばかり。


 
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吉良川町並みひなまつり
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吉良川町の「ひなまつり」は有名らしい。
桃の節句には町のほとんどの家でお雛様が飾られ、イベントが組まれていたようです。

一週違いでひなまつりには間に合いませんでしたが、その名残は随所に見られました。
特に、どのお宅の玄関にも菜の花や桃の花など春の花が生けられているのが素敵だと思いました。

下は、今は喫茶とお遍路さんの宿を営んでおられる池田屋さん。(もとは、炭問屋さんだったとか)この日はお休みしておられたのですが、遠くから来られたのなら・・と備長炭で焙煎した美味しい珈琲を出してくださいました。
おひなさまも、ここにもちゃんと。

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高知アートゾーン藁工倉庫
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室戸岬と吉良川町が気に入ってゆっくり時間を過ごしすぎてしまったので(でもそれでよかったのですけどね。)拘置しない、、いやいや高知市内に戻った時にはもう外は暗くなっていました。
この日の夜は、伝統的な蔵をスタイリッシュに再生させた藁工倉庫(ミュージアム、シアターなどのコンプレックス)の土佐バルにて食事。
ご自慢の手づくりチーズ、美味しかったなあ・・

こんな進んだ場所がなにげにある高知って、スゴイ。


3〜5000前の地殻変動からできた岬を眺め、明治・大正時代に作られた町並みを歩き、そして、現代先端のデザインの中で夕食・・・タイムトラベラーの一日みたい@_@



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朝市
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はやいもので、もう3日目(最終日)。

2泊しただけで、もう高知がうまいもの県であるというのは、まんざらウソではない!という気がしていた私たちは、最終日の朝市での買い物を楽しみにしちょりました☆

日曜市が一番大規模らしかったけど、平日でも十分どれにしようか迷わせてもらえるほど豊かな品揃いに、お財布もついつい緩くなりがち。
こんなモノ四国から買って帰るか〜?!と自分でつっこみながらも、元気そうにプリプリっな野菜や果物、海の物、山の物を見ていると・・・しかも、安っ。
やっぱり、土佐の高知、いいとこだわん♡
この手づくりあげたて天ぷらも美味しかったですよ〜

「つくしまで売ってるんですね〜」と私が言うと、つくし置いたら台の上が可愛く見えるやろ♪」って。おばちゃんもなんか乙女っぽくてカワイイ。


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牧野富太郎記念館
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今回の旅の行きたかったスポットの一つ、
牧野富太郎記念館


あまりにも偉大な植物学者の牧野富太郎氏の功績をたたえた記念館。
広大な植物生態園の中にあります。

実は、その昔。
まだ、東京のデザイン事務所に勤めていた頃、
牧野富太郎の植物図鑑にまつわるお仕事をお手伝いしたことがあったので、
なんとなく牧野さんに思い入れもあって、しかも建築が内藤廣氏となると、
やはり一目みておきたく。。

建築家の内藤さんが東大では建築ではなく土木工学の教授になられたことを、夫(この人は建築畑)が喜んでいたのを思い出します。
土木の分野デザイン後進国の日本(エンジニアリングはもちろん先進国ですが)。こういう方が土木設計に携わってくれるとすごくいい♪と。
たしかに、内藤さんの建築はしなやかだけれど男性的。
主張がはっきりしていて、スケールのとり方も上手い。
土木向きというのも、よく解る。

そのうち内藤廣設計の橋・・とかも見せてもらえる日が来るのかも。

・・・と、話しがそれましたが、
牧野富太郎記念館とてもよかったです。
次回訪れる機会があれば、今度は植物や展示もゆっくり見てみたい。
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沢マン
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かの探偵ナイトスクープでも紹介されたらしい沢田マンション
この写真ではよく判りませんが、
とにかく違法建築の塊のようなマンション。

し、しかし、だからこそ、オモロイ!とも言える。

私たち建築関係者にとっては、法規と倫理観さえなければ何でもできる。
しかし、それを無視するコトができないからこそ、日々闘っているのだ!!
・・・って叫びたいところだけれど、

沢マンの強いところは、法律がなんぼのモンやねん的開き直りで・・
なぜか不思議なことに、強制執行もされずここには住人もいっぱい。
レストランやギャラリー、さらに宿泊所まであって、しかもいまだに工事は続いている。。

繰り返すけれど、オモロイことはオモロイ。

し、し、しかし、その法規のしがらみを逃れてどうして現存できているのかについてはナゾ!

今や、高知のB級観光名所の一つになっています。

沢マン、強し!
これも土佐魂か。。
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かずら橋
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日本三奇橋、徳島の秘境祖谷(いや)のかずら橋(重要有形民族文化材にも指定されている)渡りました〜〜

いや〜、怖かったです〜〜
(翌日、腕の筋肉が痛かったもん。いかに手すりに必死でしがみついていたか、ってことですよねf^^)
全長45m、川からの距離14m。

でも、帰ってから夫に話すと、あれにはワイヤーは仕組んであるのだと言っていたので、
少しな〜んだ!感が。。

でも、それを知っていたとしても、やっぱり、あのスケスケ具合には、ゾゾゾ・・(汗、汗)

近くに、構造補強なしのかずら橋がもう一本あるのだとか。(日本に残るかずら橋は祖谷の2本のみらしい)
それを知ってから、その橋を渡るのが一番怖そうですね。(^^;)


しかし、単一材料で作られた橋というものは、なかなか美しいものですね。
3年ごとに村人によって架け替えられているのだそうです。
その様子も見てみたいもの。


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篪庵(ちいおり/tiiori)
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東祖谷の斜面集落を訪れた後、少し走ったところに、
「歴史的住居」の看板を見つける。

こんな何もない山奥に??
・・・なんだか少し不思議に思ったので、ちょっと寄り道してみることに。

ますます辺鄙な山道をぐるぐる上がっていくと、
突然、こんなしっかりした美しい茅葺き民家が現れたので、ちょっと夢見心地。

帰ってから疑問を解くべく、少し調べてみたらこんな記事をみつけました。以下引用。↓


徳島県の県道32号線から東祖谷の林道を進んでいくと、眼下の山並みを見下ろす山斜面に、釣井集落が広がってくる。その一角でひときわ目を引くのは、築300年の歴史を持つ茅葺きの一軒家、篪庵(ちいおり tiiori)トラスト(徳島県)だ。かつて、日本を愛するひとりのアメリカ人が、東祖谷にやってきた。日本各地を旅したという東洋文化研究者、アレックス・カーだ。アレックス・カーは、初めて徳島県 東祖谷に訪れたとき、その「日本の原風景」ともいえる景観に心を寄せ、東祖谷に定住することを決める。そして、当初、廃墟であった築300年の茅葺きの古民家を、昭和48年(1973年)に購入し、苦節の末、再生することに成功した。アレックス・カーは、その茅葺き屋根を持つ古民家を「篪庵(ちいおり/tiiori)」と名づける。「ち」は、竹の笛を意味し、「庵」は、草屋根の小屋を意味した。

茅葺き屋根を持つ篪庵(ちいおり/tiiori)トラスト(徳島県)の建物の中は、まさしく現代の世とは別空間だ。太い梁、黒光りする床、あたたかい囲炉裏・・。その昔ながらの和の風景は、心に響く趣がある。ユニークなのは、篪庵(ちいおり/tiiori)トラスト(徳島県)では、徳島県の旬の味覚を詰め込んだ「平家弁当」を味わえるほか、宿泊体験もできるようになったことだ(それぞれ要予約)。「徳島県の奥地で昔の日本を体験できる」という噂は口づてで広がり、現在では、篪庵(ちいおり/tiiori)トラスト(徳島県)には、観光客が県外や海外からからも訪れるようになった。平家の落人たちが棲んだとされる徳島県の山懐に抱かれた東祖谷。茅葺き屋根の民家で、囲炉裏を囲みながら、地元でとれた山菜や川魚をいただくひととき。格別であるに違いない。






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落合の集落
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今回の旅、最後の訪問地。
(ますます、シブイ場所・・)

平家の落ち武者伝説の残るひっそりとした佇まいの東祖谷の落合集落。

山間の斜面集落である。

標高390mのあいだにポツポツと70軒ほどの家が建つという。

棚田も混じっているので、稲穂が実る時期には、
青々と緑のベルトができて、さぞや美しいことだろう。








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