2010.09.15 Wednesday 22:23
ハッサン2世モスクは、海の端にあった。
しかも、この時、モロッコはラマダーン(断食)中。
ラマダーン期間の日没は単なる日没ではない。
一日の辛い断食を終えて、日が沈んだ後初めてイフタールと呼ばれる食事をとることが許される。
つまり、待ちに待って待ちくたびれた日没なのだ。
せっかくラマダーン期間にかけての旅行だったのだから、私たちもその日没の喜びを共に味わおう!という話しになって、海岸を見渡せる塀に座ってモロッコ人たちと一緒に日没をまったのだが、これがもう(太陽が)落ちそうで落ちない。
しかも最後は雲が出て来て、いつ落ちたか判らなくなりそうだったので、結局見届けることを諦めてしまった、、、
夏の日没は8時近い。
冬のラマダーンより雲泥の差で厳しいと思う。
それまで一滴のお水も飲めないわけだから。
これはもう、よほど信仰心がないことにゃ、無理無理。。