3月うさぎ

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字通
3月うさぎ
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「字通」(平凡社)
見よ、この厚さ!
まずは、これだけの数の漢字があるということだけでも充分に驚ける。

漢字学者、白川静が90歳を過ぎて再構築させた漢字辞典、3部作のうちの一つ。
見ているだけでもホレボレする。
漢字の歴史、なりたちなどにもちゃんと言及しているところが、そんじょそこらの漢字辞典とは一線を引くところ。分類や編集も舌を巻くばかり。
最近NHKでも松岡正剛氏が亡くなる前の白川氏を訪ねる番組をやっていたが、あの大学紛争ではちゃめちゃになっていた時ですら、白川氏の研究室だけはそんなことは何処吹く風と灯りが消えないことで有名だったとか。

この本の初めのところにも
「知的教養の世界を回復したい」と書かれている。
推進したいではなく、回復したいと書いておられるところに、学者としての使命感が感じられる。
まさに偉業としか云いようがない。

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中でも、眺めていて飽きないのは象形文字。
説明には、神事としての人々の行動が常に登場する。
太陽、山、水、大地、植物、動物、人・・・そして一番上段に神。
世界の様子が考えられないくらいシンプルだった時から文字はもう使われてる。コミューニケーションツールの役割を担った文字は記号化された絵画だということがよくわかる。


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comments(2)
trackbacks(0)
なんてタイムリーでしょ…偶然です!
ちょうど調べたい象形文字があって探しに図書館に行こうと思ってたところ…!
ぜひ白川静の「字通」ですね…これ、明日見てみます。
○。°好日居 。○ : 2008/06/23 9:18 PM
好日居さま

それは。それは。
お役に立ててよかったです。
ちなみに「好」「日」「居」はすべて象形文字のある漢字です。

3月うさぎ : 2008/06/24 11:53 AM









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