3月うさぎ

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サロン・ド・テ<パリ・レポート12>
3月うさぎ
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以前沢木耕太郎のエッセイを読んだ時に、
あちこち旅行していると、お茶を表す単語がどこの国の言語でもたいがいCかT(あるいはタ行)から始まる似たような響きの発音なのが気になった・・というようなことが書かれていたが、
これについてはかねてより私もまったく同じことを思っていた。

日本語とでお茶はチャ、中国語もチャ、英語は勿論ティー、ドイツ語はテー、スペイン語、イタリア語、フランス語はテ、ポルトガル語はチャー、インド、ネパールはチャイ・・・

つまり、初めは中国のお茶が徐々に世界に広まって、それぞれの土地に普及し始めてから、どこの土地でもほとんど最初に入ってきた言葉の原型はほとんど変えずに、微妙にその国の言葉のニュアンスを乗せている感じがするのが楽しい。

一方のコーヒーだって、だいたいカ行で始まる同じような言い回しをしているのだけれど、ここにはその微妙なブレもなく、ほとんど外来語としてのコーヒーのことを差しているんだろうと感じで、同じ感想にならない。
まったくの主観ですが、旅人のカリスマだった沢木氏から同じ感想が出て来たのはさすがに嬉しかった。

大昔私がスペインに住んでいた頃、ある喫茶店で「ティー」を注文した英語圏の観光客に英語の解らないカマレロ(ウェイター)が「テ」?と応えると、その客はノー!ノー!「ティー」だ!と応えるが、このカマレロもまた勘が悪く「ティー」って何?の世界に入っている。
そのやりとりを何度も繰り返しているのがじれったくなって、近くにいた私が二人に「ティーとテは同じ!!」と教えてあげたことがある。(まったく、喫茶店で注文しているんだから、ちょっとくらい違っても判りそうなもんなのに、、)

そんなエピソードもあって、どこの国に行ってもお茶という単語はなんとはなしに気にするクセがついてしまった。


・・・そういうわけで、(どういうわけだ?)
ここは、サロン・ド・テ/Salon de The
所謂ティールームですが、フランスではコーヒー系のカフェ(こういう時は喫茶店自体もカフェ、そして出されるコーヒーのこともカフェ、つまりカフェでカフェを飲むということになります。)と区別にして、紅茶やハーブティを楽しむお店のことをサロン・ド・テと呼んでいます。
そして、得てしてこのサロン・ド・テは、貴婦人達の午後の時間(もともと紅茶は貴族の飲み物でしたし)・・という感じのエレガントな空間が多いようです。

フランス旅行1
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