留守中もアクセスいただいていた方々には、
お礼とお詫びしかありません。
10年あまり続けてきた3月うさぎのブログですが、
エディターのシステムが変わり、
一つの記事をあげることへの手間が若干増えました。
たいした手間でもないのですが、
インスタを始めたこともあり、手軽な方に流れてしまったというのが
大きな理由です。
旅のブログだけはなんとか続けたいと思いつつも、
ラオス編も自分の思う最後までは到達できませんでした。
この夏はトルコに行ってきます。
秋に入って、少しまたそんな記事も書いてみたいと思っていますが、
お約束はしない方がいいかな。。
健康まで気遣ってくださる方もいたので、
とりあえず元気のお知らせまで。
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フォクサイナガンは、敷地内にラオ族の家族が住んでいて、
彼らがここの管理人している。(でも、現地語しか通じない!)
朝食を食べるスペースは、彼らの居間を兼ねているらしい。
バットマンの服を着ていた小さい男の子がおばあちゃんの膝で眠っていた。
こんなに穏やかな場所だけど、
道の向こうには、中国が開発中の一帯一路計画が暴力的な規模で進行中。
ラオスと中国の関係は、カエルとヘビの関係のよう、、
ちょっと訪れただけのツーリストに何も言う権利はないけれど、
それでも変わらずにいて!と願わずにはいられない。
緑豊かな風景、人のいいおっとりした人々、それがラオスの宝だと。
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再びヴァンヴィエンに戻ってきました。
街から少し外れた場所にある
フォクサイナガンリゾート/Phoxay Ngam Resort
ここもまた緑力がすごい!
アンリ・ルソーは、本物のジャングルを見た事がないまま
あのジャングルのシリーズを描いたと言うが、
そんなアンリ・ルソーにも見せてあげたいくらい
いろんな葉っぱが折り重なる風景に見とれた。
ここは床も通路も竹。
ハンモックも竹。
しかも、一本の竹を裂いて作っている。
お見事!
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ラオスでは、冷蔵庫が必ずあるとは限らないからか、
よく干し物をしてます。
魚とか、野菜とか。
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めずらしく湖。
そして、楽しそうにボートで遊ぶ子供達(小学生くらい)。
ラオスとしては当たり前の風景。
日本人目線だとドキドキ。
・・・と言いつつ、だいぶ慣れて来てしまった。
とにかく言えることは、ラオスの子どもは少々のことで
ケガしたり、バイキンで病気になったりはしないのだろうな、ということ。
昔の日本もそんな感じだったのだろうけど。
そういう意味では、今の大人はアブナイ、アブナイと騒いで
何から守っているのかよく判らなくなってくる。。。
う〜ん。
たぶん、正しさも国の距離だけスライドするんだろうな。
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ある家屋の外に干してあったステッチの美しい布。
作ったのかしら?
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二度目もルアンパバーンを出発。
首都ビエンチャンに戻る前にもう一度
田舎町ヴァンヴィエンを目指します。
帰り道は、凪が少しだけ運転デビュー。
ヘアピンカーブに穴ぼこだらけの道路。
しかも、いろんな動物が出て来たり・・・
で、車は少なくても反射神経が必要。
ポメロという大きなグレープフルーツみたいな
果物を買って、道端の小屋で食べたりしました。
皮を剥いてあるポメロは、ほんの少し値段が高くなります。
それくらいこの皮は硬くて剥きにくいので。
「今日は洋服がかぶったね(白いシャツ+カーキ色のショートパンツ)」
と、笑う父娘。
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3ナガスの朝食は、道の向かいのMギャラリーにて。
ここはめずらしくデザートが自慢のレストランらしく
きれいなお菓子が並んでいる。
抹茶に黒蜜(と思われる)ワッフルと、
定番のフー(フォー)。
朝食の前に降り出した雨も
止んだようでよかった。
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ラオスのトロピカルフルーツの生ジュース(スムージー)は、
大変美味しい。
あらかじめ、カップにライム×1、マンゴー×1、バナナ×1
などというようにセットになってフルーツが用意されている。
それを指させば、ミキサーでそれらのフルーツをミックスした
ライムマンゴーバナナスムージーが完成するわけである。
これは、毎日のように飲んだ。
というか、毎日数回飲んだりもした。
自然のモノは味や砂糖の量を心配しなくていいし、
しかも日本に来ると高級なフルーツばかりが、
安価で飲めるのだから有り難い。
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ラオスは、フランスに統治されていたことがあるので、
ところどころに、ヨーロッパの香りが加わる。
アジアにヨーロッパミックス。
私にとっては嫌いじゃないパターン。
サッカリン通りの夕景はエキゾチックで魅惑的だったな。
ヴェトナムのホーチミンがまだサイゴンだった時代は
こういう雰囲気だったんじゃないか?と勝手に想像していた。
その頃は知らないけどね。
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素敵なホテルが多いと評判のルアンパバーンでは、
せっかくなので4つも宿を替えました。
最後のホテルは、3ナガスルアンパバーン/3 Nagas Luang Phabang MgGallery by Sofitel。
ラオスのホテルはどこも狭い通路を通ってホテルにアプローチする隠れ家タイプなのですが、
ここは珍しく道路にレストラン部分が直接面している宿でした。
しかも、レストランメインのオーベルジュタイプの宿です。
美味しい食事が期待できそうと期待が膨らみます。
お部屋の果物も、夕方散歩に出ているあいだに、
別の種類のに取り替えられていたのにも驚きました。
フルーツ大好き一家には大変有り難い♪
ここはラオスの青山、表参道とも呼ばれるサッカリン通り。
私達の居室には、珍しく通りに面した外部の居間が付いていました。
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だいたいの食事バターンが決まってきました。
お昼ごはんは、地元の人が入っているような食堂っぽいお店で、
麺や汁物、ご飯モノ、その他一品おかずになる料理を
一つすつ頼んで、3人でシェアして食べます。
味つけはさすがにアジア系。
どこも間違いないラインをキープしてくれているので
有り難い。
食後のデザートは必ず食べるものでもないようなので、
柑橘系のスムージーで口直しするのが定番となりつつあり。
分量的にも、欲望的にも、これでちょうどいい感じ♪
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ワット・シェントーンとメコン河との間には石段があり、
貴人が王に謁見を求める際にはその石段を用いてルアンパバーンの町に入った。
また、王自身も儀式のために訪れる際には、その石段を通ったとされる。
土地の高低を使ったお寺の格式の演出のようにも思う。
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ワット・シェントーン
境内のほうき。
よく見ると、ほうきの柄の根元に、
スプライトの瓶が。。
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ワット・シェントーンのモザイクの壁画。
人々の様子が生き生きと描かれています。
この壁画はとても愛されていて、
テーブルクロスになったりカバンになったり。
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偉い人たちのための仏像とは別に、
これは庶民のための仏なのだそうです。
ラオスでは1歳で病気になると、仏像を1体、
2歳では2体、3歳では3体・・・と
歳の数だけ仏を彫るのだそうです。
つまり、70歳だと70体。
歳を老ると、なかなか大変。
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ルアンパバーンのメインの美しいお寺
ワット・シェントーン。
1560年、セータティラート王により、
メコン河とナムカーン川の合流点に住む
2つの蛇神をまつるため建立されたとされる。
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托鉢のお坊さんは、カゴや袋を持っていて、
その中にカオ・ニャオという餅米やお菓子、お布施を
捧げます。
現地のおばちゃんが教えてくれることには、
この葉っぱで巻いた水菓子の上にごはんを素手でつかんでのせ、
それを直接お坊さんのカゴに入れろと・・・。
カゴの中にはお札なども入っているので、
相当ためらわれますが、そんなことも言っておられません。
後ほど判る事ですが、
このごはんはこのままではなく、一度集めて、
お皿状に固めて天日干しします。
それをもう一度お粥等にして食べたりするようです。
托鉢は、行政に代わっての福祉のシステムともなっており、
お坊さんたちが食べて残った分は、貧しい家々に配られるのだそうです。
相対的には貧しいこの国で物乞いをみかけないのは、
その循環のおかげと知り感心しました。
お寺の一角で見つけました。
どうやら、カオ・ニャオは、こう変化するらしい。
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いよいよこの旅の本丸。
早朝の托鉢です。
この鮮やかなオレンジ色の袈裟が、
僧侶たちのユニホーム。
まだまだ子どものようなお坊さんも親元離れて修行しています。
ルアンパバーンが世界遺産に登録されているのは、
毎朝の托鉢を初めとする仏教行事とそれを支える仏教都市
という定義になっています。
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マイドリームでの朝食。
早朝雨が降ったので空はグレーですが、
ひんやりとして清々しい朝。
写真には写っていませんが、
注文して作ってもらう具沢山のオムレツが大変美味でした。
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再びのルアンパバーン。
次なるホテルは、マイドリームブティックリゾート/My Dream Boutique Resort
ここもまた私達好みの緑豊かな素敵なホテルです。
ここも入り口はとても判りにくい隠れ家タイプなのだけど、
私達のコテージは、広々としていて贅沢なスペース。
そして、部屋以上に驚くのがプライベートガーデン。
川まで50m以上もある距離すべてがほぼ我々が占有できる庭。
にわかセレブのようで幸せではあるけれど、
日々訪れている超質素な村の生活と比べると、
ここの一泊の宿泊費が彼らの一ヶ月の給料だったりするんだろうな・・・
と、経済格差が気にならないわけではない。
(日本人にとっては、国内中級旅館に泊まるくらいの価格)
けれど、
ま、そこは考えても仕方がないので割り切るとします。
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道端で売っているトロピカルフルーツを量り売りしてもらっているところ。
もじゃもじゃヒゲのランブータンがお気に入り。
(奥の青いバケツ。手前は、ドラゴンフルーツ。)
実は、少しねっとりしたライチの味。
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旅も後半に入ります。
ビエンチャン→ヴァンヴィエン→ルアンパバーン→ノーンキャウ→ムアンゴーイ
と旅してきましたが、後半はこのコースを逆に進みます。
国土の8割が山という国ですので、
なかなか他の道というわけにはいきません。
行きは急ぎ足だったので、
帰りはもうちょっと丁寧に廻りたい。
水たまりの水で子どものカラダを洗っているお母さんや、
川遊びをする子供達。
ちょっとドキドキするシーンでもあるけど、
なんだか自由で楽しそう・・って思っちゃう。
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ムアンゴーイにもお店などが並んでいる通りが一本だけあるのだけれど、
メインストリートをちょっと中に入るともうこんな長閑な感じ。
こんな村でもハイシーズン(11月〜2月)には、
宿がとれないほど海外からの旅行者が訪れる日もあるらしい。
・・・と言っても、小さい宿が2つある程度だけど。
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小さな船でしかアクセスできない
秘境ムアンゴーイ/Muang Ngoi。
村外れにある小さなお寺では、年老いたお坊さん自らが、
腕にミサンガを巻いてくれる。
細くて険しい道をがんばって登ってみると、
村とナムウー川がしっかり見下ろせて達成感を感じる。
寸前まで一緒だったオランダの家族は、
先が見えずあきらめてしまった。
あともう少しだったのに。
車も来られない場所に、よくこんな村を作ったものだと
感心してしまう。
いつのまにか横にワン子。
この子も賢くてかわいい子。
下のお寺の飼い犬なのかな??
ツリーハウスほど本格的じゃないけど、
こうやって何気なく見晴らしのいい場所に
休憩スペースをつくっちゃうのが得意な国民のようです。
恩恵にあやかって、娘はここで昼寝までしていました。
↓
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ノーンキャウから日帰りでムアンゴーイまで。
ここへは道がないので、
ナムウー川を一時間くらい船で遡ります。
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マンダラ・ウーのバター。
(バターというのはこの子の名前)
お腹が重そうなのでもしかして赤ちゃんが生まれるのかな?とも思ったけど、
ただ、太ってるだけって。。
あらあら。。
バターという名前もなんだかカロリー高さそうだしね。
おっとりのんびりなやさしい子。
凪とすっかり仲良しになっていました。
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凪のこの日の朝食のしあわせ想い出スケッチ
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夜は、よく降りました。
しかし、翌朝は止んでくれてよかったです。
ナムウー川と霧が晴れて行くのを眺めながらの朝食はいい気分!
ゆで卵は、かわいい手作りのお帽子をかぶり、
ドライオレンジのティーも美味しかった。
こういうあたたかい演出もマンダラ・ウーの持ち味。
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ノーンキャウに到着!
ナムウー川と国道一号線のジャンクションに位置する
自然豊かな田舎町。
ルアンパバーンとは、このナムウー川で結ばれています。
ラオスの8月はまだ雨季。
昼間は降らないけど、朝と晩はザッと降ります。
そんなこともあってナムウー川の水嵩もなかなかのもの。
ここでも隠れ家風の素敵な宿に出逢えました。
小さいコテージが10棟ほど、それほどは広くない敷地の中に
巧みに配置されている。
ドイツ人が経営するマンダラ・ウー・リゾート/Mandala Ou Resort。
オーナーのニックさんは、ここの町に来て7年目と言っていました。
水筒と冷たい水、それから自転車
すべてフリーで提供してくれました。
「この町ではプラスティック製品は少しでも少ない方がいいからね」
・・・なるほどドイツ人らしい意識の高さ。
たしかに、こういう町に住んでいると、少しでも土に返らないゴミは
出さないようにしたいという気持ちになれるのは解る気がします。
お部屋のバルコニーは、ナムウー川とこの距離!
やっぱりリバービューに限ります。
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ラオスを走っていると、本当に様々な動物に出逢えます。
時には、水牛まで道端にいるので
本当に驚きます。
よく見ると、この聡明な眼差し。
親しみ易い牛さんとは違う哲学者顔。
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ルアンパバーンにはまた戻ってくるけど、
ひとまず北上。
ノーンキャウという田舎町に向かいます。
車でほぼ4時間の道のり。
ラオスでは、
都市以外はほぼ信号なし。
標識ですら基本はこの程度。
この赤と白の標識がときどきポツンと立っているのみ。
よ〜く見るとアルファベット表記も出てるけど、
車の中から一瞬で読み取るのはほぼ不可能。
私達にはあってないようなものです。
ちなみに、カーナビというものも、この国にはまず存在しません。
それでも、基本主要なルートは一本道なので、
まあ、なんとかなるだろうと。
・・・そうは言ってもドライバーは、
一度分岐点を見落として、ヘアピンカーブの道で苦労したこともあるので、
多少ドキドキしながら車を走らせております。
それにしても、ラオスはなんと適切なところに、
休憩所(見晴らし台を兼ねた)を作ってくれているのか。
旅人にはとっても嬉しい装置。
下は、二本の木を日よけに使った
ナイスアイデア賞!
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高さ150mのプーシーの丘/Phousi。
頂上からは、ルアンパバーン市街が一望できる
viewing spot。
途中の道端にお釈迦様が寝ておられたりもします。
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サトリハウスでの朝食。
決して豪華ではないが、
一つ一つきちんと美味しいのが嬉しい。
ラオ人の給仕さんもとてもいい。
仕事を楽しんでいるのが伝わってくる。
食事をしていると、
年配女性が話しかけてきた。
「これ全部、私が作ったジャムよ。
わかる?
これが、タマリンドジャム、これが梨のジャム・・」
・・・どうやらこの人がシェフらしい。
彼らと話していて楽しいのは、
みんなマニュアルをとりはずして、
個人として接してくれることだ。
この絶妙な距離感が、なんとも心地よい。
高級ホテルなのに、
変な緊張感がなく
とことんリラックスさせてものには、
このあたりにも鍵があるらしい。
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気品ただようサトリハウスの室内。
室内には、ウェルカムフルーツと水菓子も。
クローゼットには、プールバックや、麦わら帽子まで用意してくれている。
そのさりげないセンスにまたまたときめく。
私の好みのど真ん中。
通された居室だけじゃなくて、横の書斎やチェスも出来る前室も、
ぜ〜んぶ使っていいからね〜って。
嬉しすぎるではないか!
サトリハウスは、まるで泊まれる博物館。
よくあるアジアンリゾートでは収まらない
時間の集積がある。
回収を手がけたのは外国人設計者かもしれないが、
ラオスリスペクトがキュンキュン伝わってくる。
置いてあるもの一つ一つ、
植物の葉っぱ一枚一枚にまで行き届いた美意識。
願わくば、1週間くらい長滞在したい宿。
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サトリハウス/Satri House(日本の「悟り」は関係ない。)
については、ついつい熱弁してしまいそう。
サトリハウスは、一応、高級五つ星ホテルなのですが、
部屋数は決して多くなく、入り口を探すところから始まるような
隠れ家風の宿。
かつて王子さまが住んでいたというコロニアル風の伝統建築が、
センスの良い家具や調度で上手にリノベーションされている。
チェックインもフロントではなく、
こんな美しい蓮池の見える書斎のような居間に通され、
ウェルカムドリンクで暖かく迎えてくれる心地よさ。
外部と内部の取り合いも絶妙で、
何より亜熱帯植物の美しさったら!!
それにしても、ラオスのホテルレベルの高さに驚く。
ビエンチャンのグリーンパークホテル。
ヴァナンヴィエンのヴィエンタラヴィラ。
そして、ここサトリハウス。
個人的世界のホテルランキングの中でも、
10本指、・・・いや5本指に入るかも。
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ようやく、ルアンパバーン/LuangPhabangに到着。
日本でこの街の名前はほとんど知られていないが、
ヨーロッパ人にとっては今や憧れの地らしい。
メコン川とその支流ナムカーン川、そして緑豊かな山々に囲まれた
仏教の聖地。
日本からのラオス旅行でも、短いツアーだと行き先はこの街のみで
出ている。
私達も車で走って実感したが、
首都のビエンチャンには空路でもないと一日で移動出来る距離ではない。
バスの移動だと距離もあり、かつ、あのでこぼこ道を楽しんでくれる
モノ好きは多くはないだろう・・と判断するのも判らないでもない。
しかも、ルアンパバーンは、場所としての魅力も多方面なので、
旅行会社は、数日の旅ならここでゆっくりしていって!と踏むのかもしれない。
けれど、(ビエンチャンから)ずっと山道を揺られて来たからこそ、
たどり着いた喜びもある。
こんなところに美しい街がつくられたこと。
まず、そのこと自体が喜びなのだ。
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お昼ごはんを食べたところで、
私達は、道を間違えたようだ。
どちらにしても目的地には着くのだが、
あまりにも険しいヘアピンカーブの山道が続く。
主要な街と街をつなぐ道としては
いくらなんでも車の量も少なすぎる。
そして、時間もかかりすぎる。
しかし、結果として、
よくぞ間違った!と後に感謝する程、
この道は本当に良かった。
山での人々の暮らしが垣間みられて、
しかもそれが貧しくともとても美しく感じられて
とても幸せな気持ちになれた。
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峠の辺りで見つけた
一瞬、つくりものかと目を疑がった蛾。
神様の造形センスには、ホンマ驚かされます!!
調べてみると、
上は、チャイニーズコメットモス
下は、シンジュサン
正直、蛾は苦手なんだけど、
ここまで美しいとマジマジと眺めてしまいました。
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これはとうもろこし。
でも、日本のとはちょっと違う。
小振りで、粒の色も少し紫っぽくて、
少し粘りがあって、
後味は少し焼き芋のよう。
ほくほくしてクセになる味。
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ヴァンヴィエンを出て、さらに北上。
世界遺産にもなっているラオスの古都ルアンパバーンを目指す。
3〜4時間の山道。
ルート13。
今回の旅は、ほぼこの一本の幹線をひたすら走る旅。
列車がないこの国
しかも、このほぼ一本しかない幹線道路なのに、
さほど車は通っていないところがラオスの不思議。
街に近づくとさすがに車の量はまあまあ増えるが、
こういう山道になると、トラックか、たまに乗り合いバス・・・
それも数は少ない。
いかにマイカーの国じゃないかを実感させられる。
そんな国でレンタカーを走らせている我々の贅沢さを思う。
ちなみに、レンタカーの代金は、
昨年のドイツ旅の約倍だった。
つまり、ドイツとラオスの物価の差を考えると、
やはり車はかなりのリッチな代物なのだ。
それにしても、この国は動物をつないでおくという概念がほとんどないらしい。
幹線道路でも、こんな感じで、
牛、水牛、豚、ヤギ、犬・・・が横切っていく。
横切ってくれたらまだいいのだけれど、こんな風に座り込むことも多々あり。
それでも、車は、よほどのことがないとクラクションを鳴らさない。
なんとか避けて走るか、動物が去ってくれるのを待つ。
慣れて来ると、この感じがとても良い。
動物も、人も、車も、誰も急いでない。(ように見える)
それぞれのペースでちゃんと折り合っているところが、
とてつもなく優雅に思えてくる。
すぐに道路に座り込む動物たちがそれを物語っている。
そして、いい辺りにこういうちょうどいい休憩所があったりして
ますます旅人をご機嫌にさせてくれる。
休憩中の夫と娘⇩
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ヴィエンタラヴィラは、
どこまでが正式にここのホテルの敷地かよく判らない。
この田んぼが地元の人たちの通勤路?にもなっていて、
早朝は、この稲をかきわけかきわけ子どもや大人たちが、
右から左の方向へ歩いいくのが見えるのです。
そういう、ボーダーがはっきりしていないところもまた
ここのリゾートの素敵なところ。
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中国やベトナムでも見たような気がしますが、
タオルをスワン風に演出するのなんか好きなんですよね。
ロマンチックで悪くないと思っているのでしょうけど、
実際にタオルを使う時には、これをほどく手間と、
ほどいた後、タオルがヨレヨレになっている気分がイマイチで、
本心を言うとあまりウエルカムではない。。
・・・って毎回思う。
作っている姿を想像すると、
ちょっとほほえましくはあるけれど。
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ヴァンヴィエン/Vang Viengに着きました。
寄り道していたせいもありますが、
お昼に出たのに、到着はもう日没近くでした。
ここでの宿泊は、ヴィエンタラヴィラ/Vieng Tara Villa。
広大な田んぼの中にあるバンガロータイプの宿です。
写真ではあまり伝わりませんが、
奇怪な形の山々と、刻々と動く雲、
そして、手前の田んぼとのコントラストが面白く、
いつまで眺めていても飽きない風景でした。
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ベトナムのフォーのことを
ラオスではフーと呼びます。
ラオスでもすっかり国民食。
昼夜問わず、フォーはいつも登場するし、
それでも毎回飽きないのがさすが米粉だなと思います。
ベトナムフォーは、フォーガー(鶏)とフォーボー(牛)の2種の選択ですが、
ラオスの場合はそこまで具がはっきりと決まってはいません。
そして、ナンプラーはもちろん、
たっぷりのハーブ、そして、辛味とすだちが添えられて来ます。
たいていはね。
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移動中の楽しみは、
路肩で売っている屋台の食べ物を買い食い!!
焼き鳥つみれソーセージなどの肉類を焼いたものや、
果物や野菜、穀物等等。
特別な技はないが、たとえばバナナも、弓形ではなく、
小さくてまっすぐとカタチも違う。
しかも、味も微妙に違う。
あの独特のバナナの香りはあまりない。
でも、焼くと、外と中の食感が変わって実に美味しいのだ。
子どももよく働いている。
世界視野では良いことじゃないのかもしれないけれど、
割と楽しそうに働いてくれているので、
お手伝いしてエライね!って風に受け止めてしまう。
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ラオスにもレンタカーはあるにはありますが、
長い日数を貸してくれるレンタカーやさんは存在せず、
結局日本のトヨタにお願いして、ラオスで車が借りられるよう予約してから
現地に臨みました。
しかも、車種は選べず、向こうが用意してくれた車は、荷台付きの4WDでした。
いろんな国でいろんな車を借りて来た私達ですが、
さすがに荷台付きははじめて!!
ちなみに、大きなトランクもこの荷台ですから、
当然雨が降ると濡れるし、荷物を車に残して車を離れるにも緊張を強いられます。
しかし、この国を走っていると、な〜るほど、こういう車こそが、
ラオスのごくごく一般車だということが解ってきます。
慣れてみると、なかなか頼りになる相棒くんでした。
最後には、レンタカーやさんにも「よく走ったんだね〜!!」と言ってもらえるくらい
よ〜く活躍してくれましたよん。
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ビエンチャン観光は旅の最後に廻して、
まずは北上して次の町ヴァンヴィエンを目指します。
途中街道沿いの籐製品のお店で、
凪が大きな麦わら帽子を買いました。
その帽子をかぶって歩く自分の姿を見て一句・・・じゃなくて、
一絵。(by Nagi)
KAGE GA DORAEMON
=かげがドラえもん
帽子が大きな頭に見えて、ドラえもんみたい!!
って、思ったみたいです。
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ビエンチャン市内は、心地よい活気に満ちていた。
車や人で賑わってはいるけれど、どこかほっとさせてくれる街。
そうだ。
ここは首都で道も混んでるけど、都市ではなく街なのだ。
高いビルも、アメリカ的ニューウェーブとも無縁な
ヒューマンな街。
夜歩きした気持ちもあるけど、まずはホテルへ。
ビエンチャン一泊目の宿は、
グリーンパークブティックホテル/Green Park Boutique Hotel
「ブティックホテル」と称されているホテルは、デザイン性が高い。
美観に気を配るラグジュアリーなホテルが多い。
ここもまさにその名前に相応しい。
そして豊かな緑の中に囲まれた美術館のような美しいホテルである。
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空が暗くなる頃、ようやくラオスの首都ビエンチャン/viengtianeに到着。
空港で予約していた車を受け取って、早速市内へ。
メコン川沿いの夕暮れを見ただけで、
ラオスを好きになり始めている。
まずは、毎日うだる暑さの京都から逃れて、
久しぶりに「涼しい」という単語を口にした。
いい旅になりそうな予感。ビンビン。
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この旅は、とにかくスケッチ描いて描いて描きまくろうと決心した美大生!
機内から描き始めました。
すでにある印刷物を描き写し、微妙に自分のテイストを残すことにトライ中。
何でも描いてやろうの精神。
絵にならないものを絵にする訓練。
ところで、今回のベトナム航空の機内食はイマイチでした。(←こんなところでディスってはいけないか?!)
少なくとも「和食」の方は選ばない方がいい。
行きも帰りもガッカリで、ちょっと哀しかった。
正確に言うと、あれは「和食」ではない!
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日本からラオスまでの直行便はありません。
ベトナムやタイでトランジットが必要です。
私達は、ベトナム航空だったので、
まず関空からベトナムのハノイへ飛んで、
そこから乗り換えてラオスのヴィエンチャンまで。
ヨーロッパほどは疲れませんが、
早朝出発でも、待ち時間を含むと到着はやっぱり夜になります。
それにしても、この写真、関空みたいでしょ!!
でも、ここはまだベトナム。
ハノイのノイバイ空港。
2014年、政府開発援助で大成建設が設計施工したらしいけど、
関空に印象が似すぎでないかい?!
私達が知ってるこじんまり感のハノイの空港ではなかったので、
ちょっとびっくりでした。
空港の規模が変わると、国際化にも拍車をかけるのでしょうね。
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なぜラオスか?と聞かれても返事が困りますが、
とにかくラオスでした。笑
そして、この問いよりも、むしろ答えに意味があると
わかった旅でした。
この答えに値するものを。
出来うる限り限りこのレポートにしたためたいと思っています。
また、少し長くなるかもしれません。
ラオスの国花は、フランジパニ。またの名をプルメリア。
ラオス航空のロゴマークにも採用されています。
南国らしいこの花は、テンプルフラワーとも呼ばれ、
女の人たちは、髪飾りにしたりしていました。
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ブログ・・・
すっかりご無沙汰してしまいました。
ご無沙汰のあいだにいろんなことがありました。
まず、最近の大きなニュースとしては、
台風21号。
関西にも甚大な爪痕を残した巨大台風は、
私にとっても他人事ではありませんでした。
事務所(設計事務所)の屋根と外壁が壊れたり
自宅の電話とパソコンが使えなくなったり・・・
本日eo光が直しにきてくれて
ようやくこんな記事を書くことができるようになりました。
台風直後に北海道に大地震が起こったり、
ここんとこ、日本列島はなんだかズタズタですね〜、、
この記事を読んでくださっている皆さんのところは大丈夫だったでしょうか?
最近は台風のルートも変わって
西日本も台風のコースに加わることが多くなりました。
今迄の常識では計り知れないことがこれからも起こるのかもしれないと
覚悟させられます。
被害に遭われた方々にできるだけ早く、穏やかな日常が戻ってくることを
祈りたいと思います。
この写真は、京都で台風21号が猛威をふるった日の翌日の夕焼けです。
特別なことは何もない夕焼けでしたが、泣きたくなるほどキレイに見えたので。
私の穏やかな日常の証としてのブログもなんとか続けていきたいと思っていますので、
どうぞよろしく。
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大鵬は、二条にある四川料理屋さん!
唐辛子と山椒でお腹からぽっかぽか〜!!
さんらーたん麺の酸味もありがたい。
夏は、ついついあっさり系の麺類とかに走ってしまうけど、
こういう時こそ香辛料を上手に取り入れて、
弱った内臓に喝を入れるのも悪くないっす。
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美大に通っている娘もはや3年生。
先月からは、南青山のデザイン事務所に週2でインターンに通っています。
夏期休暇のお知らせと、カクテルバーのポスターで、
地味にデザイナー&イラストレーターデビュー。(公には)
・・・と言ってもまだまだ卵。
修行の日々は続きます。
(画像のビントがボケ修正できてなくてスミマセン、、)
掲載のポスターは、
ヒビヤセントラルマーケットのカクテルバー(ABV+)で
使用中。(たぶん)
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オランダの甥っ子(義妹の三男坊)が
無事、高校の卒業試験にパスしたという連絡がはいりました!
おめでとう!!!
卒業試験にパスすると、家の外に国旗と通学かばんを吊るすのが
慣習なのだそう。。
町の皆さんにも、合格しましたよ〜!のお知らせと、
税金使わせてもらってありがとう!のご挨拶か。
入るのが簡単、出るのが難しいヨーロッパの学校システム。
卒業浪人とか、この時点でレベルを下げての転校とか、
日本よりずっと高校卒業はドキドキ度が高いみたい。
しかしながら、この卒業試験のパスが、実質は大学へのパスポートを兼ねている。
この人なら大学に進んで良し!の認定試験の意味合いもあり、
概ねオランダ国内の好きな大学の好きな学部へ進学することが許されているとのこと。
でもまあ、もちろん大学は大学で出るのにまた一苦労なんだろうけど。
日本と違うな〜と思うのは、
大学に上がるまでにbetween yearという2年程度の猶予期間が許されていて、
アルバイトしたり、ボランティアしたり、旅行したり・・・で、最も自分に適した道を
考える時間を与えられるとのこと。
一面羨ましいが、迷っているあいだに自分を増々見失ってしまうこともあり、
どちらにしても甘いことばかりではないらしい。
しっかり自分や社会を見つめた上で大学に進めるという点は我が国にも取り入れたいところだが、
この国でそれをやるとニートが今以上に増えてしまいそうな予感も。。。
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6月18日の朝、関西を突然襲った地震は
最大震度6弱だったとか。
「天災は忘れた頃にやってくる」
の言葉どおり。
南海トラフ地震との関連をつぶやく声もあったりで、
なんだか不気味。
一週間経って、被害の程度が様々であったことが徐々に
わかってくる。
もちろん阪神淡路大震災の時のように都市機能がまったく失われるような地震では無かったが、
屋根が崩れたり、部屋の中を片付けるのが大変とか、ライフラインが今も戻らない・・・
など、場所によっては深刻な状況が今も続いているようです。
あ、我が家はまったくの無傷です。
ご心配いただいた方々、ありがとうございました。
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週に一度のウォーキング。
ほぼほぼで続けています。
しかし、そろそろ日陰が有り難い季節になってきました。
木陰にさしかかると、
足も気持ちもひと休みです。
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九ふん村の基山街は、たいへんなにぎわい。
狭いアーケード感は、京都の錦市場を思い出す。
雑踏を逃れて、老舗のお茶処で一服。
高い場所で採れたお茶ほど香りが良いという説明だったので、
梨山のお茶を注文してみる。
テラス席は、見晴らしも良くて気持ちいい。
炭火に土瓶のお湯をついで何杯もいただく。
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台湾では、
映画「非情城市」のロケやジブリのアニメ「千と千尋の神隠し」で有名になった
九ふん村にも立ち寄りました。
ここは、台北から30kmほど東北の山間。
直接現地へ連れて行ってくれるツアーバスなら台北からでも楽チンだったかもしれませんが、
私達は、電車と路線バスを乗り継いでのアプローチだったので、ここだけでもそこそこな小旅行
な感じでした。
昔はここで金鉱も採れたらしく、この小さな村のラッシュはその時の名残りらしいです。
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