場所は京都、千本中立売を東に入った辺り。
天然酵母を使った伝説のパン屋さん。
しかし、パン屋さんと言っても、まったくパン屋さんらしき風貌はしておらず。
雑木林に囲まれた古びた民家の玄関を開けて、靴を脱いで上がります。
誰も出迎えてさえもくれません。
ランチでも、と思って行ったのですが、
「食事が終了しました。すみません!」と書かれた紙が玄関扉に。
しかし折角来たのだからパンだけでも・・・と入ってみると、
なかなか独特な室内。
ぐるぐる見回していると、食事中のお客さんが一組。
そして、おもむろに店主登場!
職人気質な感じのご主人が「今日はもうパンもあとこれだけですねん」と
指差した先には、若干のパンが。
どうやらこの方がたった一人でパンを焼いておられるらしい。
こんなわかりにくい場所でも、本格派はちはちのドイツパンは知ルヒトゾ知ル、
でニッチな人気があるのでわざわざみんな訪ねてくるらしい。
なんとなくこだわりのわかる説明を受けて、一番無難な感じのこの堅パンを
いただいて帰りました。
材料の良さは、口にふくんだだけでよくわかります。
酸っぱすぎもせず、なかなかリッチな噛み心地。
次回は、こだわりお昼ご飯の方も、是非いただいてみたいもの。
う〜ん、やっぱり京都は奥深い、、