3月うさぎ

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ヒッチハイク<モロッコ・レポート64>
3月うさぎ
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旅人が地元の人に乗せてもらう・・というのが、
普通なんでしょうけど、モロッコでは逆でした。
我々の車(レンタカー)に地元の人を乗せてあげました。

この人です。
mohamedさん。


そして、ドラマは急展開・・・



モロッコ旅行7
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洗濯<モロッコ・レポート63>
3月うさぎ
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川まで下りると、
お母さんと娘さんらしき人が2人で洗濯をしていました。

笑顔でいろいろ話しかけてくれますが、
これは地元の言葉なので、もうまったく判らない。
向こうも英語はまったく判らない様子で、
残念だったのですが、
手真似がやっぱりお茶(テ)を飲むしぐさだったので、
やっぱりお茶は如何?と言ってくれてるようだった。
(こんなところで?水筒のお茶ってことかな?)

さっきもミントティ飲んだ所だったので、
「ごめんなさい。さっき飲んだばっかりなので、、」と断ると、
なんだか寂しそうな表情をしてくれました。

・・・お茶は断ってはいけないのかな?
なんだか、そんな気もして来るのだけれど、
でも、毎回ご馳走になってぼかりというわけにもいかず、
嬉しくもあり、若干悩ましくもある「テ」のお誘いです。

彼女たちが川で洗っていたのは、洗濯物ではなくて、
きれいな色の毛糸でした。
もしかして、その糸を染めていたのかな。。。
モロッコ旅行7
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川に続く道<モロッコ・レポート62>
3月うさぎ
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村の色彩は、ほとんど土色一色ですが、
周囲に緑があるとそれも急に引き立つ感じがします。

たまには川に降りてみることにしました。

いちじくがたわわに成っていたり、ハーブがうす紫の花をつけていたり・・
洗濯物を持ったお姉さんが歩いて来たり・・・
なかなか幸福感のある道が続いています。

やっぱり緑=オアシスだなぁ・・と実感します。
モロッコ旅行7
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日干しレンガ<モロッコ・レポート61>
3月うさぎ
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泥を固めて日干しレンガを作っていた。
それを並べて塀を作る。

家も家畜舎もほとんど変わりのない作り方だ。

もしかしたら、家畜の糞も日干しレンガの材料になっているのかも。
モロッコ旅行7
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アリババのラクダ<モロッコ・レポート60>
3月うさぎ
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アリババさんは4頭のラクダを飼っていました。

4頭のラクダにはすべて名前がついていました。
この白いラクダがサハラくんだったかな。
アマンデラちゃんっていう女の子もいました。
(他は忘れた)

アメリカに行ってる娘にメールでこのラクダの写真を送ったら、
白いラクダっているんだ〜!!しかも、ラクダが座っているとこ初めて見た!!
と、えらく喜んでました。
そういうとこに食いつくわけね、、

でも、この足の折り曲げ方、私もやけに気に入っています。
なんだかイスラムのお祈り座りに似ている気もする。。。
モロッコ旅行6
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アリババの店<モロッコ・レポート59>
3月うさぎ
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お隣の国モーリタニア出身のこの青い服の男性に誘われて
アンティークショップを覗いてみることになった。

「アリババの店にようこそ!」と言ったのが可笑しかった。
(微妙なニュアンスは判らなかったけれど・・)

彼はそんなにあくどい人には見えなかったし、値段もそこそこ適正な感じはしたので、
素焼きの水差しを2つと、ミントティのポット(いずれも14世紀のモノ。←ホントかどうかは信じるしかない)、それからアンティークネックレスを一つ購入。
しっかりここでも値切らせていただいたが、4つも買ってあげたんだから文句はないだろう。(←こっちの理屈かな?)

とにかくほとんど全ての買い物がそうだけど、プライスシールが貼ってあるわけでもないので、言われた価格(しかもアンティークなら尚更)が適正かどうかは信じるしかない!の世界。でも、ガイドブックにも必ず多めに言ってくるので、必ず値切ること!と書いてあるので、まず半分くらいに言って、最終的には2/3くらいのところで落とす・・という辺りで落ち着く・・といことがまあ、多いかな。。
でも単品ならまだやり易いけど、複数買うから、値引率を上げて!みたいな会話は、なかなか大変。向こうはいらないプレゼントをつけてくれようとするけど、こっちはプライスダウンの方が嬉しいとか、双方の事情があるので。
でもでも、けっこう折れずにやってると、相手も必死になってくるのでなかなか面白いものなのです。
何と言っても、こちらはどうしても買わなきゃならないモンなんて、そうはないからね〜。

そんなこんなのやり取りがあって、ついに商談成立!
そしたら、おじさんが最後にまたミントティを入れてくれた。
アリババ・ティです。
アラビアンな香り〜〜〜

やっぱりお土産は、
お土産やさんでどんどんカゴに入れていくより、
こうやって一つずつ格闘しながら?思い出付きで手に入れる方がずっと楽しい。
共通のプライスがついていない国であれば尚。




モロッコ旅行6
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ヤシの柱<モロッコ・レポート58>
3月うさぎ
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このホテルで見つけたヤシの柱。
新鮮!
モロッコ旅行6
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工事現場<モロッコ・レポート57>
3月うさぎ
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ホテルの2階では、客室を増設していた。

工事現場を見せてもらったら、とても親切にあれこれ説明してくれる。

赤い帽子の彼は、たぶん現場監督。
左官工事の職人さんもなかなか丁寧な仕事をしていた。

現場監督さんの労働時間が、朝6時から日没までだと言うので、そんなに働いたらお金がたまってたまって仕方がないでしょ?!とジョークを言ってみたら、
「モロッコではお金がたまるなんてことはありえないんだよ〜
でも、こんなに景色がきれいで、仕事があって、よく食べて、仲間に恵まれて・・それで僕たちは充分に幸せなんだ! 」って感じのすごく完璧な返答が返ってきた。
ごもっとも〜

いい顔してお仕事してるもんね。
モロッコ旅行6
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フランス人オーナー<モロッコ・レポート56>
3月うさぎ
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驚いた!

素朴な集落だと思い込んでいたら、カスバにカフェなどと書いてある。「P」の文字もある。
「P」って駐車場ってこと?

覗いてみると、なんとここはホテルだった。
よく見ると、外壁もかなり修復されている。
中は。それにも増して心地よさそうに丁寧に改装している。

フランス人の女性オーナーがわざわざ出て来て私たちに挨拶してくれる。
泊まり客でもないのに、丁寧に部屋の説明しながらホテル内を見せてくれた。
折角だから、何かドリンクでも飲んでいくことにする。
しぼりたてオレンジジュースに勝るものはないので、それを2つ注文したら、山盛りのスィーツも添えてくれていた。
・・オーナーのサービスかしら?

人里離れたこんな場所にホテルがあったなんて・・・
ネット社会だから成り立つのかな。。

モロッコ旅行6
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水汲みボトル<モロッコ・レポート55>
3月うさぎ
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キッチンの片隅に置いてあった水汲みボトル。
やっぱりここも水道が通ってないのかな。。
モロッコ旅行6
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石焼パン<モロッコ・レポート54>
3月うさぎ
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クサルの中をうろうろしていたら、このおばさんと目が遭った。
おいで、おいでと手招きされる。

中を覗くと、石の炉でざぶとんみたいに大きなパンを焼いている。
これも、食べてみる?とパンをちぎってくれる。
う〜ん、さすがに焼きたては美味しい。

しかし、この部屋は窓と言えばこの天窓だけ。
それで夏に炉を炊いてるわけだから、部屋の温度はかなり上がっている。

それでも、おばさん、暑くて大変!なんてこぼす様子はまったくなし。

それに、おばさん、こんなかわいいピンクのスリッパ履いてたのね☆



モロッコ旅行6
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アーモンド<モロッコ・レポート53>
3月うさぎ
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アイト・ベン・ハッドゥの宿から見えていたオールドカスバを見に行く。

カスバの中に入っていくと、女性たちが何やら作業している。
アーモンドの皮むきをしているのだ。

食べてみたら?と、いくつか手渡される。
塩味はついてないが、たしかにアーモンド。

自分たちで食べる分だろうか。
それともこれを加工して使うのだろうか。

モロッコではアーモンドをよく食べる。
そのままでも食べるが、料理に使うことも多い。
はちみつやオイルに混ぜて使うと香ばしい良い香りがする。


モロッコ旅行6
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弔いの石<モロッコ・レポート52>
3月うさぎ
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集落の周囲を歩いている時に、
夫が急に「この地面に石が刺さっているのは何だと思う?」
と言い出しました。

私は、侵入禁止のサインかな〜?とか思ったのですが、
それならこんな広範囲に渡るのはおかしい、入り口のところだけでいいだろう・・
と、すばやく却下・・・
それもそうだわな・・と思っていたら、
「もしかしたら、これは、お墓なんじゃないか?」ともう一度夫が言いました。

それは、私にとって衝撃の言葉でした。
単なる地面と石が、突然壮大な墓場に見えてきて言葉を失いました。
でも、一度そう見えると、絶対にそうだ!それしか考えられない!となぜか確信が持てました。

そんな理由でもないと、人はわざわざ石を地面に突き刺すように立てたりしない。
よく見ると、周囲の石より少し直線で成形されている。


死後は、自分が産まれ育った村の脇の土地のたった一つの石になる・・・
そんなシンプルな弔い方もあるのだな・・と。

石には何も刻まれてもいません。

石を立てた家族でさえもどの石か見失ってしまいそうな、
one of themに徹した墓石に逆に彼らのただ一つの石たれという哲学を感じました。


日本に帰ってから、ベルトルッチ監督の「シャルタリング・スカイ」を見直しました。
モロッコが舞台だったので。
その中で主人公の夫が、同じような場所に来て「見ろ、墓場だ。日付もない、名前もない、
ただの陶器のかけらだ」というシーンがありました。
私たちが見た墓場は石のかけらでしたが、同じように無数のかけらが地面に突き刺さっていました。。。









モロッコ旅行6
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壊れた橋<モロッコ・レポート51>
3月うさぎ
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前夜、夫がホテルからこの橋を眺めて心配していました。

どうもこの橋通行禁止になってるみたいなんだけど、明日はそっちの方向に行きたいんだよな〜と。

観察していると、みんな橋はあきらめて川に降りて渡っているようだ。
まあ、水もあんまりないからなんとか渡れるだろう・・

前から少年達がロバに乗って川を渡ってくる。
次は、私たちの番!

・・・勿論、大丈夫だったのですが、泥水かぶって車はますますワイルドに、、、
モロッコ旅行6
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朝食@Defat Kasbah<モロッコ・レポート50>
3月うさぎ
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Defat Kasbahでの朝食の記事で、50レポを迎えました。
ちょうど、日程もこれで半分程度。

つまり、今年も100レポは余裕で行けそうだな。。

これからますます旅はドラマチックに展開していきます。
どうぞ最後までおつきあいください。

モロッコの空気にももうすっかり同化して、
人の顔を見分ける余裕も出て来ました。
英語が通じなく、お互いが出来る言語で話しているだけでも、
heart to heartでなんとかなるものだな・・ということも判って来ました。
双方が、通じ合えたと思う瞬間は同じタイミングなようで、
若干意思疎通に苦労した時の方が伝わった時嬉しいもの。
思わず、握手で喜びを分かち合うこともある。
(別にたいしたことじゃなくても、ね、)

朝ごはんはアトラスを越えてもだいたい同じ甘いもの系でした。
外のテラスでいただきます。
ミントティのポットにミトンのカバーがついていたのが可愛かった。

この猫ちゃんは、夕食の時も私たちのそばにいました。
テーブルからのおこぼれをもらって生きているらしい。

噴水のそばにいるのは、カタコト日本語練習中のホテルのおじさん。
ユーモアたっぷり明るくて楽しい人です。


モロッコ旅行5
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Defat Kasbah<モロッコ・レポート49>
3月うさぎ
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この日の宿はDefat Kasbah。

アイト・ベン・ハッドゥから2kmほど離れたところに位置。
名前にも Kasbahの文字があるように、カスバ(要塞)を宿泊施設としてリフォームした宿。

風景との一体感がなかなかいい。

暗くなったら、星をながめるのが楽しみだなぁ・・☆




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カップル<モロッコレポート48>
3月うさぎ
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めずらしくモロッコ人同士らしきカップルを見かけました。

まだまだ、自由恋愛が一般的でないモロッコ。
夫婦ですらほとんど一緒の姿を見ない中で、
ちょっと人目を避けてる風だけど、
いかにもデートしてますって図は初めて見たので、(絵になる2人だったこともあって
アイト・ベン・ハッドゥ頂上からの広大な眺めの中に入っていただくことにしました。

いい雰囲気の2人。
どんな話しをしてるのかな。。

幸せになれるといいんだけど。
モロッコ旅行5
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おばあちゃんの家<モロッコ・レポート47>
3月うさぎ
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アイト・ベン・ハッドゥの中に住んでいるおばあちゃんの家。

モノが少ないモロッコの家が多い中で、おばあちゃんちは
ちょっぴり家財道具が多い?ような気がしました。
 
2階に上がった時、危ないよ!と手を貸してくれたおばあちゃんの手に、
どきっとさせられました。
何と表現すればいいでしょう・・
500年くらい生きてきた人の手のように感じられたのです。

オレンジのターバン巻いてるのは、案内してくれたガイドさん。
ベルベル人だそうです。


モロッコ旅行5
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アイト・ベン・ハッドゥ<モロッコ・レポート46>
3月うさぎ
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アイト・ベン・ハッドゥ。
たぶん、モロッコで一番有名なベルベルの村です。
ユネスコの世界遺産にもなっています。

ここでは、ガイドの青年にいろいろ話しを聞きました。
彼はベルベル人でなんとこのカスバの中に住んでいると言っていました。
この中には彼らベルベル人とジューイッシュが区分けして住んでいる(いた?)のだそうです。
塔の四隅に柱が建ってるのがベルベルの住居。
中は複雑なことになってるんですねえ。

ユネスコの世界遺産になってから観光客を呼べるためにいろいろ修復したようなのですが、
手法があまりにオリジナルを無視しているので、夫はちょっと不服そうでした。
しかももっと驚いたのが、「アラビアのロレンス」や「ソドムとゴモラ」など数々の映画の舞台にもなっている
ここアイト・ベン・ハッドゥですが、映画のために作ったセットとしてのよう壁が、撮影が終わった後もそのまま
放置されていることだ。
つまり、世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥの眺めには、アメリカが作った造作物が混じってるってこと。
それはいくらなんでもお行儀悪すぎでしょ。アメリカさん。
モロッコもユネスコももうちょっとちゃんと言えばいいのに。(もしかしてお金もらっちゃった?)
・・経緯はよくわかりませんが、そんなこともいろいろあって、想像してたよりは感動できませんでした。
(っていうか、もうカスバ飽きる程見て来た・・ってこともあるかもね。)

でも、久しぶりに観光客にいっぱい出逢いました。
こんな辺鄙な場所でも世界遺産効果はあるようです。









モロッコ旅行5
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MHAMIDまで198km<モロッコ・レポート45>
3月うさぎ
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このあたりの風景はこんな感じです。
断層が等高線模型のようで、面白い。

MHAMIDまで198kmと書いてありますね。
このまますっといくとMHAMIDに着くのでしょう。

時折、山羊が横切っても、全然大丈夫なくらい、
車なんてたまにしか走らない。
最後の写真は山羊飼いのペーターです。



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雨の道<モロッコ・レポート44>
3月うさぎ
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シンプルだけど、アクセントにもなってる雨樋。
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車<モロッコ・レポート43>
3月うさぎ
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この白い車が私たちの車。



モロッコでは、まだまだマイ・カーは一般的ではない。

彼らの交通手段と言えば、
もっぱらロバ。(ロバは荷物を運ぶだけじゃなくて、人間も運ぶ)
それから徒歩。
バイクや自転車もそれほど数は見ない。
遠くに行くのは、バス。

ものすご〜くエコな社会だ。

モロッコ旅行5
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井戸<モロッコ・レポート42>
3月うさぎ
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田舎の村といえども、そこそこ電気は来ている。
でも、水はやっぱり井戸が主流。
この井戸を覗いたら、相当深かったです。

下の写真は村全体の水汲み場みたいな場所。子どもたちはちゃんと水汲みのお手伝いしていました。(お手伝いというよりは、子どもの仕事なのかもしれないけれど)


モロッコ旅行5
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おばさんの家<モロッコ・レポート41>
3月うさぎ
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初めは、シャイな感じで私たちのことを眺めているだけの村人も、
まあ安全そうな人たちと思ったら、
一応歓迎の意なのか、家の寄って行く?と誘ってくれる。

いいのぉ?って感じで家の中に入っていくと、ますます人だかりは増える。
でも、写真を撮ってもいい?と聞くと、みんな隠れてしまう・・
で、このおばさんだけが、ま、仕方ないな〜って感じで残ってくれた。

あんまり人が多くて誰の家なのか判らなくなってくるが、
このおばさんが説明してくれたから、この人の家であることには間違いなさそう。

家の中には最低限のモノしかないが、(家具はほとんど使わない)、ミントティのポットだけは充実していた。



モロッコ旅行5
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集落の旅<モロッコ・レポート40>
3月うさぎ
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この日はザゴラからワルザザードへ戻る道であちこち集落を見て廻ろうということになりました。(というか、そのつもりでここまで来たんだけど・・)


夫は建築家ですが、一応、集落研究家でもあります。
人が集まって住むところはある意味すべて研究興味の対象になる(特に、伝統的、典型的、あるいは個性的住居形態をとるもの)ので、
私たちの旅は、常にプライベートな旅でもあり、お仕事の旅でもあるという宿命を背負っています。
でも、そのお仕事は、彼の興味が転じてのものなので、どこからがプライベート、どこからがお仕事というのは本人たちにすらよく判らない情況です。

本格的な集落調査の時は、寸法をおさえたり、住民への聞き取りをしたり・・ということもするのですが、普段の旅行ではとにかく数見てその地域の特徴を掴みとる・・というところで精一杯。

モロッコではカスバ(要塞建築)とクサル(要塞のように作られた村)のパターンをいくつか見たくて、風景の中で集落を見かけると、車でおもむろに近寄って、構成がおもしろそう!となると、車から降りてしばらく歩きます。
写真を数枚撮っておしまいということもあれば、おもわず長居をすることもあります。

様々な知恵と工夫、形態や構成の美しさ、そして人の営みそのものの魅力・・集落を巡る楽しさはとりあえずそんなところにあるように思う。



特に元気な子どもの姿が見られる集落はいいものです。
ここでも、子どもたちの数が湧き出る?ように増えてきた。
こちらが見ているつもりでも。いつのまにか見られているのが私たち・・ということになってきます。
まあ、こんな観光地でもない場所に踏み入れる人間(しかもアジア人)なんて、むこうにしてもそうは見られるもんじゃないものね〜。









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ラクダ<モロッコ・レポート39>
3月うさぎ
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ヤシ林の中の宿に泊まった次の日。

宿を出て少し車で走ったところで、

あっ!!ラクダ!!!!!

そう。ザゴラまで来ると、もうサハラ砂漠も近い。
砂漠行きのラクダ・キャラバンも数多くこの街から出発している。

ラクダはやっぱり大きくて、でもやさしそうな顔してて近くで見られて感激だったけど、ラクダをひいてるお兄さんがまたアラビアのロレンスのようでとても魅力的でした〜。

砂漠ツアーにも惹かれたけど、真夏の砂漠、どこまで温度が上がるか読めないし、体調を崩すわけにもいかず日程的な理由もあって残念ながら今回は見送ることに。
それに、ラクダには若かりし日パキスタンの砂浜で乗ったらいきなり暴走されて海の中にワサワサ入っていかれて大変怖い思いをしたトラウマも残っているので、ね。

でも、キャラバンのラクダはこうしてちゃんとつないでいるし、ロレンスたちも付いてくれているのでまったく問題ないと思うけどね。
ひとこぶらくだって乗りにくいかな・・って思ってたけど、こうして見てると気持ち良さそうだよね〜




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ナツメヤシの実<モロッコ・レポート38>
3月うさぎ
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ヤシ林というから、南国の椰子の木を想像していたら、
ナツメヤシの林だったのですね。

ですので、これも、あのアメフトのボールのような椰子の実ではなく、
こんなブドウのような、アメリカンビーンズのようなナツメヤシの実。

モロッコのヤシ林の分布がなんとなく不思議な気がしたら、
やっぱり、人の手によるものだったようです。
それも面白い偶然から。
モロッコ旅行4
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Riad Lamane<モロッコ・レポート37>
3月うさぎ
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やっとザゴラに着いた時には、もうだいぶ陽も傾きかけていた。

この日は宿も決まっていなかったし、ザゴラでセンスを求めてもそれは無理でしょう・・という感じもしたので、珍しく「地球の歩き方」を頼って宿探ししてみる。
「まさに砂漠の中のオアシス」とキャッチフレーズのついたリアド・ラマンは、うっそうとしたヤシ林の中と書かれていたので、それも面白いかも・・と行ってみることにした。
とにかく、車があると、こういう時本当に有り難い。。。

それにしても、途中の道はどこの惑星か?と思う程のところもあったので、この先に街があることが信じられなかったが、ザゴラはそこそこちゃんとした街でした。

いやあ、無事到着。めでたい。めでたい。

このヤシ林は想像以上に広い。
そして、確かにうっそうとしている..

ちょっとユニークな南部モロカンスタイルのここの宿は、一室一室がコテージ風に独立し
ていて、それぞれ屋上もテラスとしてくつろげるように作られている。

モロッコ旅行4
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夕立の後<モロッコ・レポート36>
3月うさぎ
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アトラス山脈を越え、ワルザザートの街を過ぎてザゴラに向かう途中、
道の途中で往生している車が数台。
どうしたのかと思って聞いてみると、さっきの夕立で道の一部が突然川に変わってしまっているので、横断をためらう人々が立ち往生している様子。

豊かな森林を持つ我が国では考えられないことだけど、保水力のない大地では、急な大雨が地面にしみこまず、行き場を求めて急激に川を作る。それが道路にまたがってしまったのでみんなを慌てさせているようだ。
でも、地元の人は慣れているのか、平気で渡って行く車もある。

感心したのは、警察でもない普通の人たちが、(たぶん)自主的に後から来る車の整理に当たっている。
夫は、モンゴルの研究調査に通っている時に、何度も向こうでこういう目には遭っているのでまったく動揺もなし。
「どうする?」と聞かれたので「大丈夫、渡れる」と応えると、それでも、僕が運転替わろうか?と言ってくれたり、車のエンジンの高さを確認したりしてくれる。とにかく彼らは親切だ。
夫が、自分で大丈夫!と告げると、とにかくスピードを緩めずに一気に行け!と親身になってアドバイスをくれる。

私は、ちょっとドキドキしてしまったけれど、越えてしまえば言う程のことでもなかった気もした。

それよりも、こういう厳しい大地を整備することで守るというよりは、厄介を人の力、みんなの力で智恵を出し合って乗り越えようとする彼らの姿に頼もしいものを感じた。
まず自分さえよければというところがまるでない。
川ができたのは彼らのせいでもなんでもないのに、たぶん彼らはこの川の水が引くまで来る車、来る車のケアをし続けていくんじゃないかと思える。

とにかく無事に渡れてよかった!!
まだまだザゴラは遠いぞ〜



モロッコ旅行4
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カスバ<モロッコ・レポート35>
3月うさぎ
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モロッコの都市の建築はご紹介したとおり、(リアドとしても使っているような)中庭を中心に持つロの字型建築。これは、光を取り入れ、また暑さから逃げるには絶好の住まい。

しかし、街を抜け山に入ると、一変、要塞、砦、城郭の役割を持つカスバ建築にすり替わる。
朽ち果てたモノも多いが、朽ち果てているようで、まだ住んでいるカスバ、家畜を囲っているカスバなどがアトラスの山の風景の特徴となっている。



モロッコ旅行4
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