ホイットニー・ヒューストン急死のニュースに驚きました。
実は、私には、まだ10代だった彼女のデビューに偶然立ち会った(?!)という経験があるのです。
私がまだ学生時代、NYに遊びに行った時に、たまたまホイットニーのお母さん(ゴスペル歌手)のシシー・ヒューストンの小さなライブ(お客さんも30人程度の)に連れて行ってもらったのです。
シシーの大人の渋い歌声に酔いしれた後、シシーが自分の娘を紹介しました。
娘はまだ10代で(お客さんの前で)正式に歌うのは今夜が初めてだ・・と、そのときたしか言っていたいたと思います。
その娘というのが、ホイットニー・ヒューストンだったのです。
円熟のシシーの後に若い女の子の歌って、、、と一瞬心配しましたが、初めの一声でもうそんな心配も吹っ飛んでしまうような素晴らしい歌声・・・
その類い稀な声量と歌唱力に会場の皆が飲まれてしまいました。
その時の衝撃は今も忘れられません。
ホイットニーが歌ったのは、たぶん2曲程度でしたが、とても心地良かったシシーのライブも影が薄くなる程、ホイットニーの歌のうまさに圧倒されたものです。
歌うために生まれて来たような人って本当にいるんだなって感激したのを覚えています。
そんなわけで、それからホイットニーが世界のホイットニーになるまでさほど時間もかからず、またあのデビューの場を知っている者としては当然!!むしろ待ちわびた気持ちで、エールを送っていました。
ずっと・・・ほんの3mほど先に若き日のホイットニーが歌う姿を見たことは密かに私の自慢だったのですが。。
もっと大事にできたはずの命だったのに、、本当に残念。
あの夜ホイットニーが歌った曲は何だったんだろう・・
もう一度聴いてみたい気がします。
彼女自身は覚えていたかな?
ホイットニー。。
天国でも、みんなにその美声を聴かせてあげて!