3月うさぎ

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コンコルド・オペラ・パリ<パリ・レポート48>
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予期せず、私のグローバル携帯(日本からレンタルした)の調子が悪くなってしまった、、

パリでの夫はたいてい午前中は大学で授業。午後からも引き続きという日と午後からはフリーという日両方があって、行ってみないとその日のスケジュールがよく判らないところもあって、本当は携帯で連絡取り合えるとよかったのだけれど、いきなりそれが出来なくなってしまった、、
この日は授業は午前中だけのはず・・の日。
仕方がないので、携帯電話がこの世になかった時代を思い出して、待ち合わせ場所を予め設定して、相手が来る迄待つ・・・という古典的な待ち合わせをするしかなくなった。
(ま、これ、意外と嫌いじゃないですけど・・)
で、一時間経っても来なければ、何か都合が悪くなったと判断してその場を去る・・という約束にしました。

勿論、待つのは時間のある私の方で、でもせっかく長い時間を過ごすのなら気持ちのいい空間の方がいいかな・・と思って豪華ホテル、コンコルド・オペラ・パリ/Concordo Opara Paris のロビーを指定した。
Oh!ゴージャス!!(このロビーは、歴史的重要文化財にも指定されています!)

ロビーの椅子も座り心地良くって、ここならいくらでも待ってあげる・・・と思い始めたところで、いきなり頭の上で「いてた!」という夫の声とは違う関西弁!!
夫よりも前に、日本から一緒に来ているK先生に声をかけられた。(ドキッ☆)
どうも、ル・ランシーの教会を観に行く!と言ったらボクも行く!という話になったということらしい。

・・・というわけで、サン・ラザール駅から、パリ郊外のル・ランシーへコルビジェの先生、オーギュスト・ペレが建てた教会を3人で観に行くことになりました〜



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ギャラリー・ラファイエット<パリ・レポート47>
3月うさぎ
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2012.5.31(Thu)

写真で、このギャラリーラファイエット/Galeries Lafayetteの天井を見て行ってみたくなった。(オペラ・ガルニエ地区)
これがデパートの天井とは!
ネオ・ビザンチン様式のステンドグラスのクーポール(円形天井)。

こーんなに美しい天井なのに、私以外見上げている人はいない。
ふ〜ん、みんなフツ〜だと思っているのね。。(まあ、パリっ子たちは見慣れてしまってるいるということでしょう)
下はたしかにフツ〜に化粧品売り場が並んでいます。

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メトロの駅<パリ・レポート46>
3月うさぎ
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パリのメトロは、駅ごとに、デザインが違う。

ロンドンもそうだったし、プラハもそうだった。
日本だって、ある程度はそうなんだけれど、
さすがにパリは、そのことを積極的に楽しんでいる。

壁面の素材、照明の種類、ベンチのデザイン、駅名のロゴの入れ方・・など、ギャラリーみたいに凝りに凝っているので、電車の待ち時間にキョロキョロそれを確認するのもなかなか楽しい。(駅によって出来、不出来はあるけれど。。)
ルーブル美術館の駅なんか、地下鉄の駅まで美術館仕様で驚かされた。

ところで、この写真も、メトロのどこかの駅。
そして、この白い額縁の中は実は広告。
でもでも、よく見ると、この駅の白いタイルの壁面と駅名ロゴに合わせて印刷されている。
・・つまり、この駅のこの場所でしか使えないたった一枚の広告。

よーやる。

気がつかなかったけれど、他の駅でも他の駅ヴァージョンがあったのかもしれない、、

まったく、大人の贅沢なお遊びだよね☆


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二つの凱旋門<パリ・レポート45>
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ルーブル宮からシャンゼリゼ大通りの延長線上にエトワールの凱旋門があり、さらにその先の延長線上にこの新凱旋門(グランド・アルシェ)がある。

判るかしら?
ちょうどビルの切れ間の真ん中辺りにポチッと小さく見えるのがエトワールの凱旋門。
(つまり、こういう風に見えるために、ビルの配置に気をつけたのだろう・・)

空が暗くなると、凱旋門に突き刺さる大通りだけが車のライトでキラキラと宝石みたいに輝いてとてもキレイ。
上から眺めると、パリの放射状の都市計画が見て取れて、感動するんだろうな。。


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グラン・アルシュの向こう側<パリ・レポート44>
3月うさぎ
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グラン・アルシュ(正確な発音では、グランダルシュって感じかな。)は、
デファンス・ヘッド・プロジェクトの国際設計競技、つまりコンペでデンマーク人の設計士
ヨハン・オット・フォン・スプレッケルセンと設計技師ユリック・ライツェルが一席となり、この大プロジェクトの案を実現する機会を与えられた。
しかしながら、工事中2人の作業員が死亡するなどの事故もあり、スプレッケンセンは途中で指揮を止めている。

この門の正面の街の風景、裏側は田舎の風景が広がっている・・・というのが、当初の設定だったらしく、裏側にはかなりの面積の「森」が用意されている。

このガラスの板も演出かと思ったら、これは風よけなのだそう。
想像以上に風が強くて困ったものの、壁を作るわけにもいかない。苦肉の作がこれだったのだとか。

このヒョロンと首の長いお花みたいなのも誰かの作品らしい。
ビジネススーツに身を固めたビジネスマンが、この花?の間をすり抜けて行く人の様子は、ちょっとコミカルに見えたっけ。



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グラン・アルシュ<パリ・レポート43>
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グラン・アルシュ/Grande Arche

ミッテラン大統領による「グラン・プロジェ」計画で整備されたパリの新都心ラ・デファンスのシンボル。新凱旋門。
近くに寄ると、めちゃめちゃデカイ。

実は、門の形をしたオフィスビル。
105×105mという立面の寸法は、ルーブル宮の方形中庭から採られたとか。

階段を上がったあたりをテラス・カフェにしたり、一階にショップを持って来たりしたいところだっただろうけれど、「門」の輪郭を崩さないようにぐっと堪えて何も設けなかったことを評価したい。(日本なら間違いなく、商売根性を押さえることができず、いろんなものくっつけてしまうに違いないと確信してしまった。。)
そういうものに甘えず、近寄って行きたくなる吸引力はちゃんと持っているところがエライ、って思った。

シースルーのエレベーターにはちょっと乗ってみたかったけれど、なぜか運転休止中でした。残念。
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ラ・デファンス<パリ・レポート42>
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サヴォア邸見学で十分お腹いっぱいになって、しかも時刻はもう8時くらいにはなっていたいたし、小雨も降り出したりしていたけれど、
しかし、ここでおとなしく帰らないのが私たち。(常にしつこい。笑)

ポワシーからの帰り道にちょうどあるパリに出来た都市計画で作られた街ラ・デファンス地区/La Defenseに寄ってみることにする。

東京に例えると、新宿副都心といった感じかな。。
特別高層というわけではないけれど、古い建築物に埋め尽くされたパリ市内には珍しく新しいビルが立ち並ぶ新しい街。(・・・のはずだったけど、1989年竣工かぁ・・もう20年も経っていたのね、、)
新凱旋門ことグランド・アルシェが立っている場所です。



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サンドイッチ<パリ・レポート41>
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念願のサヴォア邸見学がようやく叶って・・・
ほどよい満足感と脱力感に浸りつつポワシーの駅に戻る。

そういえば、ちょっぴりお腹が空いていた・・ということに気がつく。
アパートに戻ってもめぼしいモノがあるでなし・・何か食べて帰ろうか・・と言ったものの
そんなにヘビーなものはちょっと・・・

こういう時、日本だと、お蕎麦とかうどんとかスパゲティとかカレーライスとか、チャチャッと食べられる軽食の類いがいくらでもあるが、フランスにはどうもそういうヴァリエーションが少ない。
フランス人が好むサンドイッチはたしかに美味しいけれど、できれば夜までは食べたくないという気持ちになってしまう。
クレープも流行ってるみたいだけど、やっぱりあれはあくまでおやつよね、って思っちゃうし。
だからって、レストランやビストロに入って3皿順に食べて・・となると、いくら美味しくても時間もコストもかかりすぎるし、毎日そんなこともやってられない。

イタリアンやアジア系に走れば軽めの食事もなくはないけど、もう少し軽めのフレンチ外食(せめてランチ程度の)もう少し本気で考えればいいのに!って、フランスにいる間ずっとそう思っていました。(まあ、これに関してはフランスに限らずだけど。。)

その意味では、ホント、日本ってスバラシイ。
スピードも、コストも、味も、種類も、選択肢がこれだけ幅がある国って他にある?って思う程。

写真は、ポワシー駅のカフェではやっぱりこの選択しかなくって・・(夕食の!)サンドイッチであります。
コーヒーは美味し過ぎておかわりしてしまった。
フレンチ・サンドイッチだって間違いなく常に美味しいのですが。。


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サヴォア邸(外観)<パリ・レポート40>
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現在フランスの歴史遺産にも登録されているサヴォア邸。
けれど、この家がたどった歴史は決して幸運とは言えない。
サヴォアさんの週末住宅として設計を依頼され設計に3年、工事に3年の月日をかけてようやく完成したものの、その後一年間ひどい雨漏りに悩まされ続けとうとうサヴォア夫妻には見放されてしまう。
そして、戦争。
初めはドイツ軍に、その後連合軍の拠点として使われた事もある。
・・・生まれては来たものの苦難が続いたこの家が、今は世界中からこの家を見る人が集まり、建築関係者はこの家をテーマに論じ続けている。
そして、サヴォア邸は、誰にでも好まれる家ではない。(残念ながら建主にすら愛されたとは言えない。)けれどこの家が後に与えた影響は計り知れない。

・・・だからこそ、建築はかくも深い。

さてさて、サヴォア邸の外観。
ピロティによって、宙に浮いたように見える住宅には、入口はあるがはっきりとした顔がない。しかも一番裏側に見える角度からアポローチすることになる。
コルビジェは、この芝生の上にこの家をただ置きたかったのだ・・というようなことを言っている。
出来得る限り、あの当時の「家」の概念から外れて自由になりたかったのだろう。
たとえば、やはりキュビズムのピカソのように。





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サヴォア邸(エクステリア)<パリ・レポート39>
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「新しい建築の5つの要点」をコルビジェは提唱します。

ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面

そして、ついにこの家で最終形に持ち込む事ができたと言われています。


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サヴォア邸(インテリア)<パリ・レポート38>
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[サヴォア邸]
20世紀を代表する住宅建築。
「近代建築の5原則」の最も洗練された完成系。
ピロティに支えられ浮かぶような幾何学的な四角い箱の中には、テラスや屋上庭園、そして螺旋階段やスロープが演出するダイナミックな空間が隠されている。
壁面彩色や横長窓、トップライトからの光が明るく清潔で合理的な住空間を作っている。


以前、ロンシャンの教会(フランス)を訪れた時にも同じことを感じたけれど、
ル・コルビジェという人は、本当に絵を描くように建築をつくってしまえる人だ。
そして、常に新しいエネルギーを放っている。
これは、もう驚愕にも値する。

やっぱり、建築界のピカソという比喩は大変正しい。
そして、またゴダールだとも思っている。
いつ見ても、古びない。そして、いつ見てもだいぶイカレテル。









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サヴォア邸<パリ・レポート37>
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建築界の世界3大名作住宅と言われているのが、
アルヴァ・アアルトのマイレア邸(フィンランド)、
フランク・ロイド・ライトの落水荘(U.S.A)、
ル・コルビジェのサヴォア邸(フランス)
らしい・・です。(まあ、諸説あるでしょうけど・・)


4年前に行ったフィンランドでは念願のマイレア邸を見学することが叶い(しかし、遠かった〜!)、その圧倒的な存在感に完全にKOさせられた思いでした。
マイレア邸は、正直写真で見ている段階ではそこまでいいの?と半信半疑だったのですが、
その玄関扉の前に立っただけでも「いい住宅のオーラ」に説得されてしまって、やはり建築は自分で足を運ばねば何も語れない、と強く心に刻んだ程です。

そして、やっぱりいつの日かこの眼で・・と願っていたのが、このサヴォア邸。
こちらは、パリの郊外のポワシーにあります(パリ・レポートの中に入っていますが、厳密に言うとパリではありません、、)。

正直なところ、今回、私がこのパリ行き同行を決めた隠れた動機としては、
夫が「今回パリに行ったら、サヴォア邸、観に行ってしまうと思う」という告白があったからかもしれん。
えっ、それは困る!!と叫んだことは覚えています。
そのおかげで、長年この眼で!と思っていたこの住宅を訪れることが叶いました。
願えば叶うものです。
(あつかましいことに、この夏休みには世界名作住宅の3つ目「落水荘」も観に行く予定です。)

夫が大学から戻る時間を待っていたので、サヴォア邸に着いた時にはすでに夕刻になっていました。
途中で追い出されては困ると思ったのか夫が入口のところの係の男性に閉館時間を確認すると、わかってますよという感じの微笑みと共に「大丈夫。お一人につき2時間の見学時間は確保されていますよ。」とやさしい返事をもらえてホッ。

サヴォア邸/Villa Savoye 1929-31






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ウォーキング・シューズ<パリ・レポート36>
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2012.5.30(Wed)

この日の一番最初の仕事は、履き心地のいい靴を捜すコト!
でした。

日本からは、履き慣れた靴を2足持ってきたのですが、
3日歩いただけで、靴擦れとマメで足が悲鳴をあげ・・・

これでは、残りの日々をエンジョイできない、、と、
足が痛くならずいっぱい歩ける靴を捜すコトと相成りました。


・・・で、いろいろ迷った挙げ句サンジェルマン通りの靴屋さんで出逢ったのがこの靴!

見た目に大きな特徴はないですが、靴に足を入れた時のfit感は抜群で靴底感もいい感じ・・キズキズに痛んだ私の足をやさし〜く包んでくれました。

やっぱり、靴って大事だよね。
しかも、旅先ともなると。


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チュイルリー公園<パリ・レポート35>
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チュイルリー公園駅でメトロを降りて、
ルーブル美術館を横目に公園内を通り抜け、橋を渡り、セーヌ左岸にあるアパートまで歩いても、10分程度。

美しく整備されたチュイルリー公園/Jardin des Tuileriesを夕方歩きながらアパートに帰るこのコースはパリ滞在中のお気に入りの一つでした。


かつてはチュイルリー宮の庭園として造られましたが(ヴェルサイユ宮殿と同じ庭師の仕事)、チュイルリー宮はすでに焼失。
今は広い公園とその公園の一角にあるオランジェリー美術館(モネの睡蓮で有名な)が残る贅沢な空間です。
公園内にはマイヨール、ジェコメッティ、デュビュッフェらの作品が置かれ、
屋外の彫刻美術館さながら。
ルーブル帰りの人々がその余韻に浸りながらひと休みしていくにはぴったりの場所。



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パリのタイ料理<パリ・レポート34>
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セント・ポール寺院(フランスにもあるのね。。)の近くのタイ料理屋さん。

私はレッドカレー、夫はグリーンカレー、それから海老の天ぷらと春巻きを注文しました。
気温が高かったこの日は、こういうアジアンな料理が適度に胃を刺激してくれて
とても有り難かった。

タイ本国での値段を知っていると、ついついもうちょっと安いとよりいいんだけど・・・・・パリでは店舗のお家賃や人件費の方も雲泥の差だものね〜

珍しいアジアンな料理を義妹とのパリ最後の晩餐に、と思ったけれど、残念ながら時間切れになってしまい、彼女は一口も食べないまま北駅にあたふたと向かったのでした。
(Fちゃん、ごめん☆)
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清掃車<パリ・レポート33>
3月うさぎ
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パリの清掃車。

車から放出される水圧で、道路の掃除をしています。
ひえ〜〜すごい威力!

この車が近づいて来たら急いで逃げないとなりません。
水圧で飛ばされたゴミや水しぶきに巻き込まれないようにしなくては、、、、、
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鯉のぼり<パリ・レポート32>
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サンスの館は現在、産業と芸術の図書館になっていて、
そこの展覧会スペースではちょうど「着物と子供/kimono et enfant」展をやっていました。
kimonoというのは、日本の着物のようです。
(たぶん、観るとそれなりに面白かったでしょうけど、時間の都合上cut!)

それに合わせて、こんな鯉のぼりも。。
ひょうきんな顔に思わずクスッ☆


 
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サンスの館<パリ・レポート31>
3月うさぎ
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さてさて、オランダから駆けつけてくれたFちゃんとも
そろそろお別れです。ウルウル・・
パリの街を一緒に歩けて楽しかったよ〜!

夕方、仕事帰りの夫とマレ地区のヴォージュ広場/Pl.des.Vosgesで待ち合わせしました。

夜7時頃パリを出ても、アムステルダムまで速い列車で行くと、住んでいるデルフトにも
日付は変わらずたどり着けるのだそうです。
日本だと東京→大阪くらいの感覚なのかもしれませんね。
・・・とは言え、3人の子ども達を置いてパリまで来てくれたFちゃんにはホント感謝感謝。
子ども達も3日もいい子でお留守番してくれてありがとね!
すっかり頭に乗って、またパリで会えるといいね〜♪なんて、いい気になってる大人達。

写真は、夫と義妹のFちゃん。
つまり、久しぶりに対面の兄と妹の図であります。

そして、そして、
二人が手を振っているこの場所は、パリ4区にあるサンスの館/Hotel de Sens。(Hotelと言っても、宿泊所の意味ではなく、館という意味。)
パリに残る3つの中世の私邸のうちの1つなのだそうです。

この辺りは昔サンス大司教地区に属したということから、サンスの館と呼ばれているようです。
後期ゴシックと初期ルネッサンスのスタイルが混じり合っているようで(部分的にはお城チックな造形)、そういうスタイルの変遷が随所に見て取れるのか、夫は好奇心尽きる事なくこの屋敷を偵察していました。
(この人、ホントに趣味と実益兼ねてるわ〜、、)




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オールド・カー<パリ・レポート30>
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フランスの車・・・というと以前はこういうイメージでした。
ヌーベル・ヴァーグの時代。

でも、さすがに、現在のフランスでは、こういう旧型デザインの車は
少数派です。

・・ですけれども、まだ現役車もいてくれて、そこだけ違う空気を漂わせていたりする。

このサビサビ具合、顔にシミがいっぱいできててもまだまだ元気なおじいちゃんみたいで、私は妙に嬉しかったりするんですけど。。


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シャンデリア<パリ・レポート29>
3月うさぎ
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フランスでは、シャンデリアも特別な照明ではありません。

クラシックなモノ、ゴージャスなモノ、シンプルなモノ、そして、こんな感じのちょっと遊んだ感じのシャンデリアなど、ごくごく身近に、そして自然に多用されています。
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サン・ルイ島<パリ・レポート28>
3月うさぎ
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次はサン・ルイ島/ile St-Louisに渡ります。

セーヌ川は、ずっと水面近くを歩く歩道はありませんが、こんな風にところどころ川面に出るスロープや階段がついています。

サン・ルイ島は、古くから芸術家や哲学者に愛された島というだけあって落ち着いた雰囲気があって住宅地としての人気も高く、この島に住むことがある意味ステータスにもなっているとか。
中州というのもいいですよね。
セーヌに囲まれて暮らせるなんて。
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ノートルダム大聖堂<パリ・レポート27>
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私が初めてパリの地を訪れたのは19才の時。

そして、その旅で見た風景の中で一番印象的だったシーンが、このシテのノートルダム大聖堂/Cathedrale notre-Dame de Parisに足を踏み入れた瞬間でした。
12月、クリスマス寸前の寺院の中には、無数のロウソクが灯されて 、無彩色の世界の中でそこだけが明るく暖かで・・・その荘厳な印象は今も脳裏に強く焼き付いています。

今回は、新緑の季節ということもあり、記憶の中のストイックなまで孤高な姿ではなく、
ずっと親しみ易い色彩豊かなノートルダムでした。

訪れた季節というものは、かくも印象を変えるものか・・とあらためて思いましたね。。

加えて、訪れた時の年齢も・・・大きいですよね。

ちなみに、ノートルダムとは、貴婦人中の貴婦人、つまり聖母マリアのこと。
1163ー1330年、約170年の時間をかけて建てられています。
受難の時期もありましたが、ビクトル・ユゴーの「ノートルダム・ド・パリ」でその価値が見直され、大修復され今に至るようです。
ユゴー様様(さまさま)ですね。




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シテ島<パリ・レポート26>
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サンジェルマンのアパートに寄って一休みした後、
また、街歩きが始まります。

セーヌの中州、シテ島、サン・ルイ島を歩いてマレ地区を目指す・・・というコースに決まりました。
義妹は、夕方の列車でオランダに戻ります。

まずは、セーヌ左岸からシテ島に架かるポン・ヌフ/Pont Neufを渡ります。
ポン・ヌフとは、新しい橋の意味。
けれど名前に反して、パリに現存する橋の中では一番古い橋なのだそうですけど。

昔、「ポン・ヌフの恋人」という映画もありましたよね。
コケティッシュな女優、ジュリエット・ビノシュがとても魅力的でした。

パリ発祥の地はシテ島/ile de la citeなのだとか。
その歴史は紀元前3世紀にまで戻り、最初に住み始めたパリシィ人にちなんで「パリ」の名前がつけられたのだそうです。
フランス語のcoteは英語のcityと同じ。

警視庁や最高裁判所もこの中州にあります。
大阪の中之島のように、パリのシテ島もなかなかハイパーな中州です。

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つけまつげ<パリ・レポート25>
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長くてカールしたまつげがアタシの自慢☆
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マルシェ<パリ・レポート24>
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ホテルを出て、一度荷物を置きにアパートへ。
この間徒歩で15〜20分程度。

サンジェルマン界隈はお店も粋で個性的なお店が多いので、ウィンドウを眺めているだけで飽きずに歩くことができます。ウィンドウのみならず街そのものも楽しい。
町並みのセンスはいいけれど気取りはなくて、生活の音や匂いに溢れていて、それを隠そうともしないところが心地よかった。

途中にあったマルシェ(市場)/Marcheにも寄ってみた。
大好きなフロマージュ(チーズ)やオリーブも溢れるばかりで、ついつい食いしん坊の虫が起き上がります。(笑)
このいろんな色が混ざったオリーブと、乾燥いちぢくを買ってみることにしました。



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HOTEL LE CLOS MEDICIS<パリ・レポート23>
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2012.5.29(Tue)


・・・そして、翌朝は、
リュクサンブール公園近くのホテル・ル・クロ・メディシスHOTEL LE CLOS MEDICISの中庭で朝食。

この写真では誰も座っていない白いテーブルクロスがかかった隅の席で、小さなホテルの気取らないブレクファーストを楽しみました。

1773年、メディチ家と宮廷のために建てられた建物が今はホテルとして利用されています。

それほど広いわけじゃないけれど、雰囲気のある居間が気に入りました。
冬はこの暖炉に火がくべられるのでしょうか。

「ご自由にお取りください」の青リンゴは、スペインのホテルを思い出します。





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ケ・ブランリー美術館<パリ・レポート22>
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再び、セーヌ左岸。

セーヌ川沿いに2006年新しく出来た新しい大型美術館。
ケ・ブランリー美術館/Musee du Quai Branly
アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカの手工芸アートを展示しています。
設計は、今フランス一の売れっ子建築家ジャン・ヌーベル。

残念ながら、この日は休館日。
判っていたけど、一目見ておこう!ってことでやってきました。

でかっ。
また、出直しますっっっ



ここまで、朝からずっと徒歩移動だったのだけど、この後初めて国鉄(RER)に2駅だけ乗って一旦アパートにもどり、荷物をとって一泊する予定のホテルへ。(折角パリに来てくれた義妹・・アパートのソファ泊ばかりじゃ申し訳ありませんので。)

折角のホテルだけど荷物を置いたらすぐ、今度はメトロに乗ってオベルカンフ(この辺りもマレ地区ということでいいのかな。人気の朝市が出る所らしい。)に行く事になりました〜。
夫と日本から同行しているもう一人のK先生が、同じ大学で教えている彫刻家のH先生のパリ市内のアトリエへディナーに誘っていただいたとかで、奥さんや妹さんもパリに来てるんならご一緒に・・と私たちまで招待してもらったのでした。

H先生は在仏40年。奥様もフランス人。
奥様のアニーさんが作ってくださったフランス家庭料理をたらふくご馳走になり、みんなでいろいろおしゃべりしたりワインをいただいたりしている間にまたたく間に時間は流れ
さすがになかなか外が暗くならないこの時期のパリでも空が暗く見える時間(つまり夜の10時頃?)やっとホテルにたどり着きました。


そんな長〜い一日。
でもでも、ようやくパリの空気が身体に馴染んで来た感じ。。


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船上プール<パリ・レポート21>
3月うさぎ
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再びセーヌ川。

判るかな??

川岸に停泊している船の先の方の円形の小さなプール?
その中に水着美女が二人浸かっていました。
(それが橋の上からよく見える!)

でも、そんなシーンが羨ましく思えるくらいこの日はホ〜ント暑かった!!
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エッフェル塔<パリ・レポート20>
3月うさぎ
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そして、この辺まで来ると、エッフェル塔/Tour Eiffelがどんどん見えちゃいます。

おぉ!!やっぱり美しい!

1889年、フランス革命100周年を記念してパリに建てられたエッフェル塔。
設計士の名前がエッフェルさん。
(時の大統領の名前が空港の名前になり、設計者の名前がタワーの名前になる・・・と言うのは、我が国ではまず考えられないことですよね?)

自立鉄塔で300Mの高さだと言うんだから、当時の人は本当にびっくりしただろうと思う。
(勿論、当時世界一の高さ!)
特に反対した人たちは空にそびえるこのドでかいタワーを「巨大な汚物」と忌み嫌ったとも言いますよね。
「エッフェル塔の嫌いなやつは、エッフェル塔へ行け」(唯一、エッフェル塔を見なくて済む場所という意味!)という諺まで生まれたとか。


しかし、時は流れて、フランス人からも外国人からも本当に万人に愛されるパリのシンボルとなっています。
今やPARISの「A」の文字にエッフェル塔が当てられるほどパリの象徴のような存在ですものね。

さて、日本のスカイツリーの100年後、この存在感に迫れるか・・・



フランス旅行2
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パレ・ド・トーキョー<パリ・レポート19>
3月うさぎ
120528_2227~01.JPG

私立近代美術館の前には、
パレ・ド・トーキョー/Palais de Tokyo


パリに於けるトウキョウのアート発信基地。

展覧会場やシャレたカフェなどもあってもある人気のアートシーン。
4000㎡もあるらしい。
パリでトウキョウの今に興味を抱いていただけるのはウレシイところ。

ファサードの窓にはマンガがステンドグラスに☆
 
フランス旅行1
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