ロックフェラーセンター/Rockefeller Center
アメリカのロックフェラー家といえば有名な大富豪ですが、
そのロックフェラー家が築いた一番判り易い富の象徴が五番街にあるロックフェラーセンター。(1939年竣工)
一番高い棟は70階建て。
1989年、日本の経済がバブルの最中、三菱地所がこのビルを2,200億円で買収したのも
当時話題になりましたね。
ジャパンマネーの海外資産買いあさりと非難され、その後ジャパンバッシングが広がりました。
しかし、その後のバブルの崩壊で、三菱地所は12棟を手放し、今は2棟を残すのみとか。
日本も今の中国みたいなことやってたんだな、、と思いますよね。
経済には容赦のないところもあるのは判りますが、やっぱり、お金も人のためにあるものですし、やれることはなんでもやるではなくて、互いの国へのリスペクトは忘れずにあるラインの品位はキープしないと、根本的に信用そのものを失うことになってしまうという一つの例になりましたね。
アメリカ人がそんな経緯を覚えているのかどうかは知りませんが、ロックフェラーセンター
前の広場には、何かイベントでもあるの?と思う位、たくさんの人がいて、多くの人に愛されている場所なのだな・・ということは伝わってきます。
万国の国旗と、黄金のプロメテウス像が目立っています。
私たちが、一年に一度この場所をTVの画面で確認する時は、クリスマスシーズンですよね?
クリスマスツリーの点灯セレモニーと、それから屋外のアイススケートリンク。
・・・そう。あの場所です。
ロックフェラーはアメリカンドリームの一つの完成形なのだから、やはりジャパンマネーによる買収はストーリー的にもマズいな・・と賢い経営者なら気づいてもよさそうなはずなのに。。日本もそんなギラギラしてた時代があったってことかな。
日本でロックフェラーセンターの存在って言うと、何になるのかな?
あんまり思い浮かばない、ね。