浜名湖畔の宿、界遠州では、サービスに静岡茶を積極的に取り入れていました。
まず、チェックインの時に、ウェルカムティ。
チェックイン後には、好みのお茶を選んでお部屋に持ち込むことができるサービス。
それから、希望者のみ無料で、茶教室も受けられます。
飲んだ後のお茶は、おひたしとして、ちょっぴり醤油を差していただくこともできました。
こうして食べると茶葉って小松菜やほうれんそうに似てる!
それから最後は、手もみ茶葉の体験。
茶葉をもむ作業は今は9割以上が機械の仕事だそうですが、やはり手でもむと特別風合いが違うとのことで、アドバイスを受け乍ら、手もみ作業に挑戦してみました。
う〜ん、、単純そうに見えて、意外に難しい、、
でもでも、ずっとやっていると手がすべすべになってきます。
自然のビタミンCパック??
(写真は、プロの手!)
静岡茶は十分美味しいし、知名度もあると思うのだけれど、
京都の宇治茶と比べると、販売の苦労はあるとのお茶農家さんのはなし。
宇治茶はなんといっても、京都の「茶道」とセットだし、京菓子の高いクオリティーとセットにするともうコワイもんなし。最近は、和スイーツなんかの展開もうまくいってたり・・と、やっぱし京都ブランドの中でのお茶の存在感は絶大ですからね〜
それが、静岡茶となると普段遣いが一般的で、高級茶というと「玉露」くらい。
有機栽培や手もみ茶を手間ひまかけて作っても、どうしても値段も高くなってしまうので、
ターゲットとなってくれるお客さんはほんの一握りなのだと言う。
でも、今はあまりないからこそ、展開の余地も大きいのではないかという気もするのですが・・どうでしょう?
それにしても、見せてもらった斜面の茶畑の風景が美しくて、
一度ゆっくり訪ねたいな〜って思ってしまった。
茶農家さん、頑張って!