凪の旅行中(鬼の居ぬ間に??)
友人と西に向かって旅行してきました。
目的地は、
広島県福山市の歴史ある漁港鞆の浦(とものうら)です。
なぜ、鞆の浦なのか?という話は長くなるのでここではカットしますが、
二人ともがそれぞれ気になっていた町だったので、あっという間に行き先は決定!
宿も鞆の浦の町中にとりました。
最近は、ジブリのポニョの舞台になった?とかで知名度を上げたみたいですね。
夫の学位論文のための研究の対象が(斜面の)漁村集落だったので、
もう15年以上も昔の話ですが、数年かけてあちこちの漁村を一緒に見て廻った経験があります。
そんなわけで、お手伝いしただけの私にも、漁村の形態データは脳の片隅に残っており、
今も漁村を歩くと眠っていた記憶が甦って来ます。
山を背にした漁村集落の魅力は、
とにかく少しでも港に近く・・と実用本意につくられた建物と道、その取り合いが熾烈であればあるほど結果として安易に法則を見出せない込み入った空間構成が形成され、さまざまなシーンの積み重ねとして体験出来る
・・・というようなことかな・・私の感想としては。
普通の感覚では、それはグチャグチャやん・・・と一笑され、消防車も入りにくい厄介がられる場所なのかもしれないけれど、見方を変えると、至極豊かでワクワクする立体迷路のような空間でもあるのです。
鞆の浦もまたチャームポイントの多い漁村で、古い家や歴史を持つ蔵そしてそれらを繋ぐ不規則な細い路などもいい具合に健在で、
一部は観光地になっているものの、少し離れるとお散歩していても長閑で飾り気のない昭和から変わらない町並みを維持してくれていました。
夜の散歩もよかったな〜
潮の香りと波の音、映画の舞台みたいだった船泊まりの風景。。
*帰ってからショックなことが発覚!
あろうことか今回の写真のデータすべてを失ってしまいました。アンビリーバボー☆
一瞬、頭の中まで真っ白になりました。
写真ゼロはあまりにも哀しいので、同伴の友人の写真を借りました。
友人はプロの写真家なので、さすがに写真の力に歴然たる差を感じます。感謝。
(折角なので、いつもより大きめサイズでおとどけします。笑)