オランダの甥っ子(義妹の三男坊)が
無事、高校の卒業試験にパスしたという連絡がはいりました!
おめでとう!!!
卒業試験にパスすると、家の外に国旗と通学かばんを吊るすのが
慣習なのだそう。。
町の皆さんにも、合格しましたよ〜!のお知らせと、
税金使わせてもらってありがとう!のご挨拶か。
入るのが簡単、出るのが難しいヨーロッパの学校システム。
卒業浪人とか、この時点でレベルを下げての転校とか、
日本よりずっと高校卒業はドキドキ度が高いみたい。
しかしながら、この卒業試験のパスが、実質は大学へのパスポートを兼ねている。
この人なら大学に進んで良し!の認定試験の意味合いもあり、
概ねオランダ国内の好きな大学の好きな学部へ進学することが許されているとのこと。
でもまあ、もちろん大学は大学で出るのにまた一苦労なんだろうけど。
日本と違うな〜と思うのは、
大学に上がるまでにbetween yearという2年程度の猶予期間が許されていて、
アルバイトしたり、ボランティアしたり、旅行したり・・・で、最も自分に適した道を
考える時間を与えられるとのこと。
一面羨ましいが、迷っているあいだに自分を増々見失ってしまうこともあり、
どちらにしても甘いことばかりではないらしい。
しっかり自分や社会を見つめた上で大学に進めるという点は我が国にも取り入れたいところだが、
この国でそれをやるとニートが今以上に増えてしまいそうな予感も。。。